30代会社員が“辞めても困らない状態”に近づくための3ステップ
会社がしんどい。もう辞めたい。
でも、辞めたあとにちゃんと生活していけるのかは怖い。
この2つの気持ちって、たぶん同時にあります。
僕自身もそうでした。
今の働き方に違和感がある。
会社の理不尽さにうんざりする。
時間を奪われ続ける感覚もしんどい。
でも一方で、
会社を辞めたら収入はどうなるのか。
今の生活は維持できるのか。
家族がいる中で、本当にその判断をしていいのか。
そういう不安も、簡単には消えません。
最初から「辞める」と決めることより、
辞めても困らない状態に近づいていくこと
のほうが大事だと思っています。
これは、完全FIREだけの話じゃないです。
転職でも、休職でも、
働き方を見直したいときでも同じです。
会社に残るかどうかを先に決めるより、
まずは会社にしがみつかなくてもいい状態を
少しずつ作っていく。
そのほうが、結果的に選択肢は増えやすいと思っています。
じゃあ、どう近づいていけばいいのか。
僕は、順番がかなり大事だと思っています。
この記事では、
30代会社員が“辞めても困らない状態”に近づくまでの流れを、
3つのステップで整理してみます。

まず最初に言いたいこと
辞めることを目標にするより、
辞めても困らない状態を先に作るほうがいい。
ここが、今回いちばん伝えたいことです。
会社が嫌になると、
どうしても気持ちは「辞めたい」に引っ張られます。
それ自体はすごく自然だと思います。
僕も何度もそう感じてきました。
でも、その気持ちだけで動こうとすると、
不安も一緒に大きくなりやすいです。
収入はどうするのか。生活費は足りるのか。
今の資産でどれくらい持つのか。
会社を離れたあと、自分は何でお金を生み出せるのか。
このあたりが見えていないと、
辞めたい気持ちが強いほど、逆に動けなくなることがあります。
だからこそ、
大きく人生を変える前にやりたいのは、
「困る要因」を一つずつ減らしていくこと
です。
いきなり自由になる、ではなくて、
まずは少しずつ“困らない側”に寄せていく。
30代会社員がやるなら、
たぶんこの進み方がいちばん無理がないです。
STEP1|生活を軽くして、防衛ラインを知る
最初にやりたいのは、
生活を軽くして、防衛ラインを知ることです。
ここでいう防衛ラインは、
「最低限いくらあれば暮らしていけるのか」
というラインです。
会社を辞めるのが怖い理由のひとつは、
必要なお金が曖昧なままだからだと思っています。
毎月いくら使っているのか。
最低限ならいくらで生活できるのか。
固定費のどこが重いのか。
このへんが見えていないと、
不安はどうしてもふくらみやすいです。
逆にいうと、
今の生活費と最低生活費が見えるだけでも、
「何が怖いのか」はかなり具体的になります。
たとえば、見直したいのはこのあたりです。
家賃
食費
通信費
保険
サブスク
交際費
趣味や娯楽費
こうやって一度ざっくり見直してみると、
「今の生活をそのまま守るためのお金」と
「最低限暮らすためのお金」は、意外と違います。
この差は大きいです。
ほんとに、ここは大きいです。
不安って、
「全部を守らないといけない」と思うほど強くなります。
でも、最低限のラインが見えると、
気持ちは少し落ち着きます。
僕自身も、節約して貯金が積み上がっていくと、
ただお金が増えるだけじゃなくて、
“自分は少しずつ困りにくい側に移れている”
という感覚がありました。
節約というと窮屈に聞こえるかもしれません。
でも、ここでやりたいのは我慢大会ではなくて、
自由を邪魔する重さを減らすことです。
まずは生活を軽くする。
そして、自分にとっての防衛ラインを知る。
ここが最初の一歩です。
STEP2|お金が残る構造を作って、時間を稼ぐ
次にやりたいのは、
お金が残る構造を作ること
です。
辞めても困らない状態に近づくには、
気合いや覚悟より、
時間を稼げる状態を作ることのほうが大事です。
そのために必要なのが、
貯金ができる状態
生活防衛資金がある状態
毎月少しずつでも積み上がる状態
です。
生活が軽くなっても、
毎月ほとんどお金が残らないなら、
結局ずっと会社に強く依存し続けることになります。
逆に、毎月ある程度のお金が残って、
現金や金融資産が積み上がっていくと、
「今すぐ辞める必要はないけど、今すぐ詰むわけでもない」
という感覚が出てきます。
この感覚はかなり大きいです。
僕自身、節約して貯金が積み上がったことで、
その先に投資へ回せる余地ができました。
そこで初めて、
お金でお金を稼ぐ感覚
が少しずつ腹落ちしてきました。
もちろん、投資ですべて解決するわけではありません。
でも、生活費の土台が整っていて、
防衛資金もある程度あって、
そのうえで余剰資金が積み上がっていくなら、
会社に対する見え方は少しずつ変わってきます。
「この会社を辞めたら終わり」ではなく、
「今すぐ辞めないとしても、前よりは選べる」
という感覚です。
ここで大事なのは、
投資を焦って始めることではなく、
先に“残る構造”を作ることです。
残るから積み上がる。
積み上がるから時間ができる。
時間ができるから、選択肢が増える。
この順番は、かなり大事です。
STEP3|給与以外の収入を育てて、会社依存を下げる
3つ目は、
給与以外の収入を育てること
です。
これも、いきなり大きな収入を作る必要はありません。
むしろ最初は、本当に小さくていいです。
大事なのは金額そのものより、
会社以外からお金が入る経験を持つことです。
これは、思っている以上に意味があります。
僕自身も、副収入ができたとき、
金額以上に大きかったのは、
「会社以外でも1円を生み出せるんだ」
という感覚でした。
この安心感はかなり大きかったです。
ずっと会社員をやっていると、
収入は会社からもらうもの、という感覚が強くなりがちです。
でも、たとえ小さくても
会社以外からお金が入る経験をすると、
その前提が少し崩れます。
すると、
“会社だけが命綱ではない感覚”
が出てきます。
これは、数字以上に大きいです。
副業でも、配当でも、
小さな発信でも、何でもいいと思います。
最初から生活を支えるレベルを目指さなくて大丈夫です。
まずは一本、給与以外の流れを作ってみる。
それだけでも、会社への依存度は少しずつ下がっていきます。
そして、この状態に近づくほど、
「辞めるかどうか」を感情だけで考えなくて済むようになります。
会社に残るとしても、自分で選んで残る。
離れるとしても、準備をしたうえで離れる。
この違いはかなり大きいです。
3ステップを通して大事なのは、“順番”を間違えないこと
ここまでをまとめると、以下です。
生活を軽くして、防衛ラインを知る
お金が残る構造を作って、時間を稼ぐ
給与以外の収入を育てて、会社依存を下げる

どれも大事なんですが、
順番を飛ばすと苦しくなりやすいです。
たとえば、
生活が重いまま副業だけ頑張る
防衛資金が薄いまま投資に寄せすぎる
収入構造が一つのまま「辞めたい」だけが先に膨らむ
こういう状態だと、
頑張っているのに不安が減らないことがあります。
でも逆に、
生活を軽くして、残る構造を作って、
小さくても会社以外の流れを育てていくと、
少しずつ“困らない側”に寄っていけます。
この積み上げがあると、
FIREも、転職も、休職も、働き方の見直しも、
全部「現実的な選択肢」に変わっていきます。
いきなり辞めなくていい。でも、近づくことはできる
ここで大事なのは、
今すぐ辞める必要はない、ということです。
むしろ多くの人にとっては、
いきなり辞めるより、
辞めても困らない状態に近づきながら考える
ほうが現実的です。
これは弱気というより、
かなり合理的な進み方です。
会社を辞めるかどうかは、最後に決めればいい。
でも、その前にできることはたくさんあります。
生活を軽くすること。
お金が残る構造を作ること。
会社以外の収入を育てること。
こうした準備をしていくと、
会社との距離感は少しずつ変わります。
「辞めたいのに辞められない」状態から、
「辞めることも残ることも選べる」状態へ。
僕は、この差がかなり大きいと感じています。
まとめ|“辞める”より先に、“困らない状態”を作る
30代会社員が自由に近づくために、
最初から完璧なFIREプランを作る必要はないと思っています。
それより先にやりたいのは、
辞めても困らない状態に少しずつ近づいていくこと
です。
そのための3ステップは、
生活を軽くして、防衛ラインを知る
お金が残る構造を作って、時間を稼ぐ
給与以外の収入を育てて、会社依存を下げる
です。
辞めるかどうかを先に決めなくても、
この3つを進めるだけで、
会社に対する見え方は少しずつ変わっていくはずです。
いきなり全部やらなくて大丈夫です。
まずは難しく考えすぎず、
今の生活費
最低限の生活費
いま積み上げられているお金
給与以外で作れそうな小さな収入の種
を、ざっくりでいいので書き出してみてください。
曖昧だった不安が、
少しずつ「次にやること」に変わっていくはずです。
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