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『地中海人ピカソー神話的世界に遊ぶ』展(ヨックモックミュージアム)

インターコンチネンタルホテル東京ベイを出て、せっかく都心にいるので午前中から美術館巡りをする(どんだけ田舎者なんだ)。向かった先はヨックモックミュージアム。こんなところがあったのかい。設立年月日は平成28年10月11日だとか。


入場券を買って地階に降りていく。地獄めぐりか…。

カフェも併設されヨックモックのお菓子もたべられるんだろう…(入ってないので断定はできないが)

これまたマニアックなピカソのセラミック作品展。ピカソのセラミックは箱根彫刻の森美術館にもあったっけ。こんなにたくさん集められるのは彼の絵と比べたらやっぱり安いからじゃないかと…。

ピカソが彫刻や立体的な作品にも興味があったのはキュビズムなんかに取り組んだことから明らかだ。実際に彫刻作品も残している。それにしても絵皿は特に好き勝手に制作してるね。それぞれまったく作風も違う。

神話とかとの親和性とか御託は判るが、そんな素晴らしい作品ばかりとは思えない。ピカソが作ったという情報がなければそれほど評価されない陶芸だろう。

壷の膨らみを女性のお尻にあてがって表現するのなんて、誰でも思いつく工夫だし。コカ・コーラのビンかよ。もうナウなヤングの間では知ってる人は少ないかな。
*念のためググってみたら、いまは「カカオの実の形をかたどった」というのが定説になっているのかな?

それでもやはりピカソ作品だからそれなりに売れたようだ。そして、ピカソが制作地として滞在し、陶器製作技術を教えてもらい(もちろん焼窯なんかも使わせてもらったんだろう)お世話になった南仏コート・ダジュール地域の方に、ピカソオリジナルデザイン陶器のコピーを工房の陶工さんたちが制作して売ることを許可したみたい。エディション生産とかなってたけどそういうこと?

そしてそのピカソの下請けでピカソ柄のお皿とかをつくっていた職人さんたちのインタビューが館内動画で流れていた。

その作品を作っていて、陶器に筆で柄を入れていたときピカソが寄ってきて「私よりうまいじゃないか」と言ってきたと。最初は喜んだけどすぐにその人はなにか間違いをしでかしたのに気付いたそうだ。

「そうか私はピカソのやり方に沿ってなかったんだ」と。

ビデオの中で彼はそんなピカソの教授法をありがたがっていたが、考えてみればなんてイヤミなジジイだ。私だったら素直に褒められたと思ってますます調子に乗ってただろう。


高っ…


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