見出し画像

🍜「ラーメン1杯1000円の壁」は高いか安いか!? —大人の自由研究【後編】

☄想定外の結末

――その一杯に、すべてを注ぎ込んだ。
3日がかりで仕込んだ自作ラーメン。

自分で打った麺。
炊いたスープ。
煮込んだチャーシュー。
仕込んだ味玉とメンマ。

世界に一杯しかない、手作りラーメンの完成だ。

汗と涙の前編はこちら!

さあ、いよいよ実食の時がきた!



🍥実食の儀、開始

食卓に並んだ、自作ラーメン!
見た目は美味しそうだ。
おなかが減った息子と、この3日で最低限の会話しかしてくれなくなった妻が、興味深くそのラーメンを見つめている。

私:「さぁ、お父さんが作ったラーメンをたべよう!」

子:「わー、ラーメンだー!」

妻:「……いただきます」

(口に運ぶ)
(……沈黙)

私:「どう?おいしい?ねえ、おいしい?」

妻:「……うん。味がぼんやりしてて…そして、濃いね…」

 子:「なんか、しょっぱい…かな…」

ど、どういうことだ!? 自分でも食べてみた。

 ……タレの醤油が主張しすぎて、しょっぱい。
……麺がボソボソ。
……スープに、うま味がない。

それぞれのパーツはある。けれど全体がちぐはぐで、味と食感の不協和音。
こ、こんなはずでは……!



🫠沈黙する食卓、冷めゆくラーメン

チャーシューはよくできた。
メンマも味玉も、悪くない。
でも——
肝心のスープと麺が、すべてを台無しにしている。

息子の箸が止まり、妻が席を立ち、私の心が砕けた。

手間と労力を注ぎ込んだ一杯のラーメンが……惨敗。
これが、プロと素人の差か!

すごく言いにくいけど・・・
あと2杯分、あるんだよぉ……。

(もちろんこのあと、食べましたw)



💸いったい、いくらかかったのか?

さて、冷静にコストを見てみよう。
項目
金額
麺・味玉の材料:約1,900円(粉・卵・かん水)
スープ:600円(鶏ガラ・ネギ・玉ねぎ)
チャーシュー:3,700円(豚バラ・ニンニク・生姜)
メンマ:1,200円(塩漬けメンマ1kg)
調味料類:約2,100円(醤油、ごま油など)

合計:約9,500円 → 1杯あたり1,900円

これに加え、
・ 3日間の作業時間についての一人分の人件費
・電気、 ガス代、水道代
・食材を購入するための交通費

そして何より、精神的ダメージは プライスレス!

今回の場合、1杯のラーメンを作るためのコストは、

実質3000〜4000円/杯の世界でした。



🧠わかったこと

  • ラーメンは、やはりプロの技術と経験の結晶だった

  • 材料をそろえ、時間をかけても、おいしさは約束されない

  • お店の「1杯1000円」は高くない価格であること

今回の実験の目的は、「高級ラーメンを自作すること」ではなかった。
狙って高く作ったわけでも、贅沢な一杯を目指したわけでもない。

ただ、今やアルバイトの最低賃金も東京では1時間1,163円のこの時代に
ラーメン1杯1000円は“高い”のかという問いを、
自分の体と時間を使って、ちゃんと知りたかった。

その結果、私は理解した。
1000円という価格には、見えないコストと技術と敬意が詰まっている。

私のラーメンは、「壁の正体」を知るための自由研究だった。
そして私は、見事にその壁にぶつかり、跳ね返された——
でも、それこそが学びだった。



💡結論:1000円を超えるラーメンは高くない

改めて、 1000円を超えるラーメンは高くないと思います。
原価を超える手間、知識、経験。
店舗なら家賃・光熱費・人件費。
それでも笑顔で出てくる、あの一杯。
……本当にラーメン店の苦労と、努力を理解することができました。ありがたいです。



🎓自由研究は、大人も楽しもう!

「高い?安い?」
その答えは、中身を知ることからしか始まりません。
教育も、食も、ものづくりも——
やってみて初めて見えてくる「本当の自分の価値」があります。

今回のラーメン実験は、 大人の自由研究でした。

そして、こうした探究の姿勢こそ、私が大切にしているものです。

「なんで?」と思ったら、調べてみる。
「本当かな?」と思ったら、やってみる。

どんなテーマも、学びの入口になる。
みなさんも、大人の自由研究をしてみませんか?
テーマ、なんだっていいんです。
自分が知りたいことを思いっきり調べてみましょう!

みなさんの、研究結果をぜひ教えてください!
楽しみに待っています!!




最後まで読んでくださってありがとうございます。
教育や学びをテーマに、これからも発信していきます。
よければ「スキ」やフォローで応援していただけると嬉しいです。



礁屋塾では、大人の学び直しをサポートします。
あなたの中に、ふと湧いた疑問や好奇心はありませんか?
もしあるなら、それはきっと——
新しい学びが始まるサインです。
礁屋塾では、そんな探究の一歩を、いっしょに応援しています。
📝気になる方は、まず無料相談からどうぞ。
仕事でも趣味でも、あなたの問いを、学びに変えるお手伝いをします。

礁屋塾のご案内はこちら👇




いいなと思ったら応援しよう!