最高のポートレートモデル「ミソサザイ」。
野鳥好きの方にはお馴染みの鳥ですが、野鳥撮影を始めて間もない僕が、愛してやまない「推し鳥」を紹介します。
前々回、オオルリとの出会いをお話した、その続き。
その林道を5キロほど進んだ先で、ひとりオオルリを撮られていた方がいたのでご挨拶。
オオルリはどこに止まるのか。この林道にはどんな鳥がいるのか。などなど、親切に教えていただくなか、
「今、この先にミソサザイがいるから撮ったら面白いですよ。」
と、その場所まで案内してくれた。
数百メートルほど林道を進むと、なにやら鳥のさえずりにしてはワンフレーズが4小節、いや6小節くらいありそうな、むちゃくちゃ長い囀りが聞こえてきた。
「ミソサザイ」だ。
間違いなくすぐそこにいる声量なのに、まったく姿が見つからない💦
気づけばまた聞こえる方角が変わり、少し場所を移動したことだけは、なんとなくわかる。
先に撮られていた方に、
「すみません💦 どこにいるんですか😅」
と尋ねると、「あの切り株の、ほら、あの上あたりに今いるよ。」
と親切に教えてくれた。
がしかし、野鳥あるあるかもしれませんが、聞いたところで、いったいどの切り株のことを言っているのか、その上とはいったいどこなのか、さっぱりわからない💦
しかし、声のする方をよく見ると、枝の先端で微妙に動いている茶色い物体がいるではないか。カメラを向けて確認すると、
「いた!」

600mm f/6.3 1/1600s ISO1600
あっちの枝先で囀り、こっちの枝先で囀り。
その小さな体からは考えられないほど、大きな声で囀っていた。

600mm f/6.3 1/1600s ISO1250
ひとしきり囀ったあとは、仕事の合間のひと休憩といった感じか、毛づくろいをちょいちょい挟んでみたり。

600mm f/6.3 1/1600s ISO1250
僕への縄張りアピールなのか、表情はちょっと険しめ🤔

600mm f/6.3 1/1600s ISO1000
でも、ときには何を想うのか、ふと遠くを見つめて黄昏れてみたり…。

600mm f/6.3 1/800s ISO400
小っちゃい体で一生懸命アピールしてくる姿が、最高にたまらない😊
囀るときは、ご覧の通り、何かの先端をお気に入りの見張り台(ソングポスト)にして巡回するので、わりとすぐ見つけられるようになりました🎶

600mm f/6.3 1/1250s ISO500
このブルっとする姿もたまらない✨
体長は約11cm、体重は10g程度。日本で見られる鳥の中ではいちばん小さな鳥「キクイタダキ」に次いで、二番目に小さいミソサザイ。
最初の出会いから二週間ほど経ったころ。
どうしてもまた会いたくなって、あの日と同じ林道の最奥へ向かった。

600mm f/6.3 1/640s ISO320
やっぱり彼はいた。(おそらく同じ子。)
ミソサザイは群れを作らず、自分の縄張りを持って生活している。
僕が歩いてきた区間では、一羽もその声を聞かなかった。
にもかかわらず、この小さな体で縄張りを守るため、お嫁さんを見つけるため、もしかしたらその歌を聴いている仲間は誰もいないかもしれないこの渓谷で、今日もひとり囀り続けている。
そう思うと、なんだか泣けてくる。

600mm f/6.3 1/250s ISO1600
また別の渓谷でであったミソッチ。
しかし、いつしか野鳥初心者の僕でさえ、
生意気にも見かけた姿が狙っていた鳥ではないとわかると、
「ミソかぁ⤵︎」とか、「ミソですね⤵︎」
なんて、言われてしまいがちなミソッチ。

600mm f/6.3 1/1600s ISO12800
いつもおしりをありえない角度に
跳ね上げるところが可愛い💕
それでも、僕にとって一番好きな鳥であることに変わりはなく、いつもひとりで囀る健気な姿に癒やされる☺️🎶
何か嫌なコトがあったときは、ふと慰めてもらいに行きたくなる。
どう切り取っても愛らしい、最高のポートレートモデル。
それが、ミソッチ。🐦✨

600mm f/6.3 1/1600s ISO12800
小さな羽を一生懸命毛づくろい。
お気に入りの一枚。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました😊
ではまた~👋
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最後まで読んでいただきありがとうございました☕📷🦅