【ベトナム縦断バイク旅①】“水曜どうでしょう”に憧れて、ホーチミンから走り出した。
■ なぜベトナムを選んだのか?
僕がベトナムで“バイク旅”をしようと思った理由は、ひと言で言えば「やってみたかったから」だ。
でも、その背景には、はっきりとしたきっかけがある。
オーストラリアで半年ほど農場ワーホリをしていた僕の手元には、ある程度の貯金があった。
「せっかくなら、今しかできないことをしたい」と思っていた時、ふと頭に浮かんだのが、『水曜どうでしょう』のベトナム縦断原付旅。
あの、大泉さんと安田さんのギラギラしたバカみたいな冒険に、なぜか胸が熱くなった。
ちょうど日本からオーストラリアへ渡った時の飛行機のトランジットで、ベトナムを経由していたこともあり、物価の安さ(日本の3分の1ほど)も知っていた。
「これなら今の自分でも行ける」
そう思った僕は、気がつけば航空券を予約していた。

■ 使用バイクとレンタル情報
ホーチミン到着後、Googleマップで評価の高かった【247 Motorbike Rental】というバイクレンタル店へ。
バックパッカーの間でも評判が良く、安心して借りられるお店だった。
僕が選んだのは、150ccのマニュアルバイク。
荷物が多かったため、当初予定していた原付では厳しく、タフで積載しやすいこのバイクに即決した。
(今になって思うけど、あの道を原付で旅してた大泉洋さん達はやっぱりおかしい。笑)
レンタル費用は3週間で約3万円、プラス保証金として2万円を預けたが、返却時に無事返金された。
バイクには荷物をゴムバンドで括りつけ、スマホホルダーは既に備え付けられており+モバイルバッテリーを大容量のものを常に携帯した。ナビはGoogle Mapのみ。
※レインコートは途中、雨宿りした山小屋で現地購入。
店主はとても親切な人で、出発直前に「いいヘルメットを用意した」と新品を渡してくれた(※盗まれてしまったのたが、謝罪して自分で同じ物を買い返却し、許していただけた)。
また、バイク整備も入念にしてくれ、連絡先も交換。「何かあったらすぐ連絡しろ」と言ってくれた。
ちなみに、ベトナムではバイクのレンタルに免許は不要で、免許がなくて警察に見つかったとしても“罰金を多めに払えば見逃してもらえる”という緩さ。
(※国際免許を持ってはいました)
■ 旅のルートと期間の全体像
今回の旅のゴールは、ベトナム中部・ダナン。
本当はハノイや、その先のバイカーの聖地・ハジャンまで行く予定だったが、気に入った町での長居と、マレーシア就職の面接が始まったことで時間が足りず、ダナンで一旦旅を終えることにした。
実際に走ったルートは以下の通り:
ホーチミン
ブンタウ(ビーチリゾート)
ムイネー(砂丘と海の町)
ダラット(山岳地帯の避暑地)
ニャチャン(ベトナム有数の海沿い都市)
トゥイホア(ローカルで静かな穴場都市)
↓
(※バイクをバスに積み込み、自分も同乗)
↓ダナン(旅の終着点)
過酷な移動
トゥイホアからダナンまでは、海沿いの一本道だった。
しかし、旅は思うようにはいかない。
台風並みの暴風と長雨、そして猛スピードで横をかすめる大型バスに怯え、ついには走行中に接触しかけて本気で命の危険を感じた。
「これは無理だ」
そう判断した僕は、数件のバス会社を回って、バイクと一緒に乗れるバスをやっとの思いで見つけた。
移動費は 約2,000円。
現地の人に助けられながら、なんとかダナンへたどり着いた。
■ この旅がくれたもの
走行距離は、約1,000km。
異国の地を、自分の肌で直接感じながら自分で走るという経験は、日本では得られないものだった。また、そこで出会った旅人たちとの思い出も一生の宝物です。
そしてこの旅はまだ終わっていない。
いつか必ず、“後半戦”としてハジャンを目指す旅を再開するつもりだ。
▶ 次回予告
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