「技術」で何とかなること、ならないこと
最近、「手帳術」に関するYouTube動画をよく見ている。
「私、独自の手帳術」
「とっておきメモ術」
「企画が生まれるメモのとり方」
「生産性が上がる手帳の書き方」
「私の手帳アイデア」
などなど。
どれもこれも「面白い」とは思うけど、中年放送作家が取り入れたところで仕事が増えるわけでもなさそうだし、すでに自分の「アイデアの出し方」は完成されてしまっているので…。
今のところ人生観が変わるような新しい”発見”には出会っていない。
コッチでも書いたけど、サラリーマン・OL…つまり会社員や公務員といった週休二日・1日8時間勤務的な働き方をしている人たちと、放送作家や…他、(例えば)ミュージシャン・漫画家・画家といった創作活動をしている人とでは、スケジュール管理やアイデア創出のやり方が根本的に違う…ということで。
もうちょっと若い頃は「手帳術で仕事が入るんじゃないか!?」と思っていたので研究していたが。
いろいろやってみて分かったのは
「クリエイター系は手帳を綺麗に書いて時間管理をしたところで、創作物には何の影響も及ぼさない」
ということ(笑)。
せいぜい、会議の時間や締切を守るということの意識ぐらいかな…。
そんなことを考えている折に見たニュースがこちら。
こちらは「テクニックで貯蓄をしよう!」という試み。
よく”マネー系YouTuber”が話題にしている【先取り貯蓄】って技術。
「口座は保有しているが、現在、残高はない」とする世帯は、「収入=支出」の世帯であるということです。これを「収入-貯蓄=支出」とするだけで、貯蓄ゼロから脱出することができるのです。
(中略)
収入のうち、毎月1000円でも5000円でも、貯蓄として先取りし、残ったお金でやりくりする、これが貯蓄ゼロから脱出する、唯一の方法です。
その【先取り貯蓄】をするためには!
まずは、今ある預貯金口座から、日頃使うのに必要なお金だけ残し、他は別の貯蓄口座に預け替えることです。そのうえで、毎月の収入から貯蓄口座にお金が貯まるように積立貯蓄などをし、残ったお金で生活することを実践していくといいでしょう。
ゆうちょや銀行の口座を複数に分けて、生活費と貯蓄費で別々に管理しよう…ということか。
まぁ…堪え性の無い人は、あればあったぶんだけ使っちゃうから、強制的に貯金をしよう…と。
「とりえあず、先に使いみち(貯蓄)を決めてしまおう!」
っていうテクニックなわけで。
たとえ1ヶ月5000円でも、1年で6万円。
さらに続けていけば、10年で60万、20年で120万…。
あくまで【先取り貯金】をちゃんと”ルーティーン”として組み込めた上で計算した場合だが。
20歳から20年貯金して、40歳で120万あれば…車を買う時の頭金ぐらいにはなるのかね?
金融広報中央委員会が発表している『家計の金融行動に関する世論調査』の金融資産データによると、資産が無い人の中央値以上は持てていることになるが。
資産持ちの人に比べれば全然少ないけど。
ちなみに、このニュースにはこんな「脅し文句」の一文も…。
40歳代、50歳代になっても、貯蓄ゼロというのは、かなり厳しい状況といわざるをえません。この先、多額の退職金が受け取れるという以外、老後を支えるお金がない、ということになります。まだこの先の人生は長いのです。今からでも「お金を貯める」ことを意識することが、何よりも大切です。積立貯蓄の他、ボーナスでの使い過ぎはないのか、日々の無駄な出費はないのかといった、「支出」の見直しをすることで、貯蓄に回すお金をしっかりと確保すべきでしょう。
すいません…。
放送作家は「退職金」なんてシステムが無いんです。。
番組が終了しても「失業手当」すら出ないですし。
そんな【中年放送作家】はどうしたらいいんでしょう?
というか、そもそものキャッシュインが激減している中で、キャッシュアウトも絞れないし、引っ越す金も無い。
【先取り貯蓄】みたいな小手先のテクニックじゃ、もうどうしようもない人も多いと思うんだけどなぁ…。
俺みたいな人、ゴマンといると思う。
手帳術も貯蓄術も「やり方」で”なんとかなる人”と”どうにもならない人”がいる。
後者の…”どうにもならない人”に、もっと【しっくりくるテクニック】を伝授してもらえないものだろうか…?
先取りし続けた20年後って…
作家の仕事あるんかよ!?(苦笑)
