【Voicy】が転換期に差し掛かっているみたいだ
この【note】でも時々取り上げている【Voicy】という音声配信プラットフォーム。
自分はお笑い芸人であり絵本作家の西野亮廣さんのチャンネルを数年前から聴いている。
ウォーキングやちょっとした時間の時に(2倍速で)10〜15分程度で気軽に知識を得ることができるので重宝しているわけだが…。
どうやら【Voicy】で音声配信をしているパーソナリティ&リスナーがどんどんココから離れているらしい。
原因は色々あるみたいだが、詳しくはコチラの…【Voicy】の配信者のリアルな声を見て欲しい。
また「イケハヤ」さんも自身のチャンネルでプラットフォーム批判をしていた。
彼に関しては「まぁ、別にこれでチャンネル削除されたところで、他で配信すりゃいいだけだし」という腹のくくり方をしているので「無敵の人」状態(苦笑)。
【Voicy】が誕生したのは2016年9月23日らしい。
音声配信にしてはわりと歴史のあるサービスだったんだ…。
俺はコロナ禍で西野さんのラジオに出会うまで、サービス自体を知らなかった。
その後…日本の音声配信業界の出来事としては2021年1月に【Clubhouse】が大流行!!
「ついに音声配信ブームが来るか…!?」と期待されたものの、わずか数ヶ月で終焉を迎えることに(苦笑)。
アレに関しては驚くほど早く盛り上がり、驚くほど早く撤退した…。
あのムーヴメントってなんだったんだろうね。
では、音声メディア自体が下り坂なのか?と言われると、近年は“そうじゃない”空気も漂っている。
昨年に行われた『オードリーのオールナイトニッポン』のラジオのイベントで、メイン会場の東京ドームには数万人が集まり、さらにパブリックビューイングとオンライン配信を合わせたら約16万人が視聴するという、音声の可能性の“大波”を知らしめた出来事があった。
ちなみに、新型コロナ以前は【TBSラジオ】でも夏休みなどになると赤坂サカスでイベントを催しており、日曜の『サンジャポ』の放送終わりで広場にリスナーが大挙して集まっていたのを何度か見かけたことがあった。
いつの時代も、思っている以上に「音声メディア好き」は隠れていたりするものだ。
なぜ隠れがちなのかは分からないが(苦笑)。
そんな「音声も盛り上がっているのかもしれないね!」という中で、なんで【Voicy】が下火になりつつあるのか?
配信者側からすれば操作性などの面倒くささとかあるかもしれないが、聴く側からすれば単純に
面白い話が聴ける
有名タレントがおらん
の一言に尽きるかと。
西野さんの【Voicy】を聴き続けているのは、商品としてのクオリティが担保されているというのもある。
ビジネスだったり身の回りであった出来事を面白おかしく、そして分かりやすくリスナーに伝えられる技術がある。
それを踏まえて【Voicy】のパーソナリティを見てみると…
知っている人だけが知っているビジネスパーソン
とか
ちょっとだけ話の上手い主婦・素人
みたいなのばっかで…。
そこそこのフォロワーがいるってことは、それなりに面白いのかもしれないが…。
何人かを試しで聴いてみたことがあるんだけど、開始2分ぐらいで挫折したことも多々。
まず、人物に興味が無いのが面白くない原因。
加えて、音声配信の素人だからか…YouTubeとかで散々使いまわされているようなフォーマットで(ほぼほぼ)構成されてて。
・挨拶
↓
・皆さん、**に困っていませんか?
(疑問を投げかけ共感を得ようとする)
↓
・解決方法を@つ教えます
(その解決法もどこかのビジネス本で見たようなアドバイス)
↓
・「いかがでしたでしょうか?」
↓
・もし気に入っていただけたら、イイねやチャンネル登録をよろしくお願いします
特にビジネス系配信者はこんなんばっかやん!?
これがまだホリエモンとかだったら聴けるけど、何に成功したのか分からないような「自称・社長」に「ビジネスとはこうだ!」と言われても、、ねぇ?
YouTubeで札束並べて「俺のように成功したきゃついてこい!」ってやってる成金広告の感じすらする。
完全に「その人のファン」でないと興味すら湧かない現状があるんじゃないかな?
そういえば。
最近、チュートリアルの徳井さんがYouTubeでラジオスタイルの配信を始めた。
さすが喋りのプロとあって、ゆるーくやっているのだけど手を抜いている感じでもなく、面白く聴けてしまう。
プロとアマチュア、何が違うんだろう…って思った時に個人的に感じたのは【間】の使い方じゃないかと。
プロはリズムとかテンポがむちゃくちゃいい。
素人は「えっと」「あのー」「これどうしたらいいの?(ガチャガチャ)」など余計な部分が多すぎる。
そこに俺はイライラしているんじゃないかな〜という分析。
しかも、その喋っている素人は何者かも分からないってんだから、なおさらだ。
あと、永田ラッパさんという飲食コンサルタントをやっている方がいる。
この人のYouTubeでの喋りは、豊富な飲食の知識で【間】が生じない気がしているので、わりとすんなり聴けてしまう。
プロの喋り手じゃないけど、講演会などもやっているから鍛えられているんだろう。
ネットでこういう新たな喋り手を発掘できる一方、「もしかしたら小遣い稼ぎになるかもしれない」「SNS×音声で成功者になれる!」みたいな有象無象の素人が参入してきた結果、【Voicy】は衰退していったんじゃないかな〜という気すらする。
自分が以前にネタで書いたことあるが。
もう、喋りのプロであるお笑い芸人・タレントさんを引っ張ってくるしかないんじゃないのかね?
【Voicy】も囲い込みとか独自性を謳っている場合じゃないでしょ?
このままだとさらに衰退すること、間違い無いと思える状況なわけだし。
本格的に過疎ちゃったら目も当てられないような撤退戦を強いられると思う。
西野さんは自身のチャンネルで「【Voicy】は辞めない」と宣言していた。
それは、西野さんが【Voicy】を辞めると数千人規模のファンも課金を止めてしまうことが分かっているため、友人・戦友でもある【Voicy】の社長を応援する意味も込められているんだろう。
だったらなおさら、早めに手を打たないと終了してしまう。
あと個人的には、ラジオドラマなんて企画に手を出したところでアウトだと思っている。
そんな通好みの企画…超有名なアイドル声優さんが担当するならともかくだが、そもそもの「ラジオドラマのファン」のパイが少なすぎるし、どこに軸足をピボットしようとしているんだ…とすら思う。
この現状に対し、俺ならどうするだろう…?
んーー、、
例えば、無名の超若手芸人たちを大量にスカウトしてきて『Radio-1グランプリ』みたいなのをやるかも。
若手たちは喋りを鍛える場にもなるし、毎週(毎月)数千円〜数万円の固定収入が得られるならYouTubeより魅力的なプラットフォームに見えると思う。
もしくは、毎日や毎週の放送は無償だけど、このグランプリで優勝した芸人には10万円贈呈、とかね。
一般に名前の知られていないビジネス系配信者に主眼を置くスタイルでもたないなら、エンタメ目線のパーソナリティを集めた方が得策と思うんだけどな。
体力のあるうちに方針転換しないと、イケハヤさんの言う「【Voicy】は終わるサービスだと思って動いている」というのが現実になりかねない。
