病棟実習|カルテを開いて5分で患者像をつかむ「情報収集シート」
〜9月5日 19:00
病棟実習が始まって、担当患者さんを割り振られる。
先生から言われるのは、
「じゃあ、この患者さん見ておいて」
これだけ。
カルテを開く。
すると、
入院時記録。
経過記録。
看護記録。
検査結果。
画像。
処方。
手術記録。
コンサルト。
退院支援。
情報が多すぎる。
とりあえず一番上から読んでみる。
10分経つ。
20分経つ。
それなのに、
「この患者さん、何で入院してるんだっけ?」
となる。
病棟実習に出たばかりの頃は、これが結構あります。
カルテを読む能力というより、
何を先に読めばいいか分からない。
ここが一番の問題です。
医学部の講義では疾患については習います。
肺炎なら症状、検査、治療。
心不全なら診断、薬物療法。
糖尿病ならHbA1cや治療目標。
でも、
実際の患者さんのカルテを、どういう順番で読めばいいか
は意外と教えてもらいません。
そこでこの記事では、
担当患者さんを渡されたときに、
最初の5分で最低限の患者像をつかむための順番
を一つのシートにまとめます。
僕自身、病棟実習では「全部読んでから理解しよう」とすると時間がかかりすぎると感じました。
必要なのは、最初から患者さんの全情報を理解することではありません。
まず、
この人は誰で、何のために入院していて、今何が問題なのか。
この3つをつかむ。
細かい情報は、そのあとで大丈夫です。
このnoteが向いていない人
先に書いておきます。
このnoteは、
すでに病棟業務に慣れている
カルテから自然にProblem Listを作れる
症例プレゼンの型が完成している
という人には、そこまで必要ないと思います。
逆に、
ポリクリ・クリクラが始まったばかり
担当患者を渡されると何から見ればいいか分からない
カルテを全部読んで時間がなくなる
回診で突然聞かれると患者さんを説明できない
入院理由と現在の問題が混ざる
検査値を全部メモしてしまう
という医学生向けです。
カルテは「全部読む」のではなく3段階で読む
僕なら最初に、患者さんの情報を3段階に分けます。
STEP1 患者さんの「骨格」をつかむ
最初に見るのは、
年齢・性別
入院理由
主病名
入院何日目か
大きな既往歴
です。
ここで患者さんの輪郭を作ります。
STEP2 「今の問題」をつかむ
次に、
今何を治療しているのか
何が改善したのか
何がまだ問題なのか
を確認します。
STEP3 今日見るべきものを確認する
最後に、
バイタル
今日の検査
今日の治療
今日の予定
を確認します。
これで、
「過去」→「現在」→「今日」
の順番になります。
ここから有料部分
ここから実際に、
カルテを開いて最初の5分で何を見るか
を順番にまとめます。
最後に、そのままコピペして使える情報収集シートも載せます。
ここから先は
8月6日 19:00 〜 9月5日 19:00
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