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なんでもない日記:天ぷら2つで重い胃を、納豆とサラダでほどく

午前10時半。休日の少し遅い目覚めの後、私の足は自然と丸亀製麺へと向かっていた。

朝食とも昼食ともつかない、中途半端な時間帯。並びながら、今日の主役を「明太かま玉うどん」に決める。濃厚な黄身と明太子の辛みがモチモチのうどんに絡むあの味は、いつだって期待を裏切らない。

さらに、定番の「かしわ天」を皿に乗せ、会計へ進もうとしたその時だった。

「ちくわ天、ちょうど揚げたてですよ」

店員さんの声が響く。黄金色に揚がり、湯気を立てる姿。その一言に潜む引力に抗えず、気がつけばトングを伸ばしていた。

うどん、かしわ天、ちくわ天。トレイの上は、起き抜けの胃袋に対して少しばかり過剰で、豪華な景色に変わっていた。

黄金色の引力と、ずんとしたブレーキ

席に着き、まずはうどんをかき混ぜて一気にすする。続いてお目当てのかしわ天。サクッとした衣から溢れる肉汁。ここまでは計画通りの満足感だった。

しかし、予定外のゲストであるちくわ天を半分ほど食べ進めたところで、急激にブレーキがかかった。

胃のあたりが、ずん、と重くなる。まだ目覚めて間もない私の消化器官にとって、油物のツートップは明らかに荷が重すぎた。美味しい。確かに美味しいのだけれど、油が体内に蓄積されていく感覚が押し寄せる。

天ぷら2つは欲張りすぎた、という小さな後悔が頭をよぎり、お店を出た後もその重みはしばらく引きずることになった。

サラダと納豆が教えてくれた微調整

14時を過ぎても、お腹はちっとも減らない。けれど、ここで何も食べないままだと、夜にまた極端なドカ食いをしてしまう恐れがある。

そう直感した私は、自宅の冷蔵庫を開け、水洗いしただけのグリーンサラダと、パックから出した納豆だけを並べた。炭水化物も油分も一切なしのリセットメニュー。

シャキシャキとしたみずみずしさと素朴な味わいをよく噛みしめていると、午前中に油で満たされた胃が、少しずつ軽くなっていくのを感じた。

私たちは日常の中で、常に「出来立て」や「限定」という誘惑に晒されている。その瞬間の欲望に従うことは決して悪いことではない。問題は、その後にやってくる帳尻をどう合わせるかだ。

もしあのまま諦めて、昼にも重いものを重ねていたら、一日の満足度は急降下していただろう。しかし、昼食をサラダと納豆に抑えるという「引き算」を行ったことで、午前中の後悔は相殺され、むしろ自分の体調をコントロールできたという小さな自信にすら繋がった。

足しすぎてしまったら、次は引けばいい。一日のトータルで心地よさを着地させる。あなたの今日の選択の中に、引き算できる余白はありますか。

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