G13_【教育現場向け】EdTech活用事例:ChatGPT連続ストーリー画像生成&絵本制作ガイド
夜空に浮かぶ、小さく光るひとつの星。
EdTech活用事例として、ChatGPTでストーリー性のある連続画像生成によって体験できるデジタル創作体験をご紹介します。
EdTech活用事例:ChatGPTでのストーリー性ある連続画像生成を活かす方法
今回私が挑戦したのは、生成AIを使って表紙+記事8ページ構成の絵本を作るというプロジェクト。
テーマは、「寂しがり屋な星と、それに気づいた青い鳥の心の交流」。
文章作成はChatGPT
画像生成はDALL·E(執筆当時。現在は「4o 画像生成」)
どちらもAIの力を借りて、まるで絵本作家になったかのような感覚で、創作の世界に沈頭することができました。
しかも、物語の世界観に合わせてAIが描き出してくれたイラストは、どれも驚くほど細やかで美しい。
星の孤独、鳥のやさしさ、ふたりが出会った夜空――、そのすべてがページをめくるたびに心にじんわりと広がっていきました。
🌟完成した絵本『ちいさな星と青い鳥』









制作にかけた時間は、たったの10分!
この絵本は、「サクッと画像付きストーリーを作る」ことをテーマに、最小限の調整で仕上げました。
ChatGPTが出力したPowerPointデータを「デザイナー機能」を使ってレイアウトを整えています。
それでも、デザインの微調整は30秒以内で全ページ完了。
物語・画像生成・パワポ処理をすべて合わせても、かかった時間はわずか10分以内でした。
たった10分で、AIと一緒に一冊の絵本が完成する時代。
このスピード感と手軽さが、教育現場にどんな可能性をもたらすのか——、改めて考えさせられる体験でした。
画像生成前の事前準備
この絵本は、ChatGPTとDALL·Eという生成AIを活用して制作しました。
実際にやり取りしたプロセスを紹介します。
使用したのはGPT-4.5モデル。(執筆当時。現在では、o3かo4モデルでオッケーです)シンプルな指示で、ページごとのストーリー性のある画像を連続して生成することができます。
ストーリー部分は、画像生成前にChatGPTと一緒に構想を練りながら組み立てていきました。
ストーリー性のある連続画像生成
Step1:ChatGPTへ最適なプロンプトを作ってもらう
♦️ 使用プロンプト:
下記のショートストーリーと、それに合わせた**画像生成**をしたい。
- ショートストーリーと**画像**をセットで出力
- ページ1~8を連続で生成 これを実現するためには、ChatGPTへどんな伝え方をすればいい?
✨ 出力:

Step2:ChatGPTに作ってもらったプロンプトを使用して、連続画像生成
♦️ 使用プロンプト:
ショートストーリー『ちいさな星と青い鳥』を、表紙を含めてページ1〜8まで連続して生成してください。
各ページには下記の「絵の説明」と「文」に合った画像をDALL·Eで生成してください。
画像のスタイル:
- 温かみのあるファンタジーテイスト
- 夜空、星、青い鳥を中心に描く
- 優しい色合いと柔らかな光の表現
【表紙】
絵の説明:
深い青色の夜空。小さな星がやさしい光を放ち、その星を見つめる一羽の青い鳥のシルエット。
タイトル:『ちいさな星と青い鳥』
→ 画像を生成してください。
【ページ1】
絵の説明:
遠い夜空の隅にポツンと輝く小さな星。その周りには、大きく明るい星たちが輝いている。
文:
むかしむかし、遠くて暗い夜空の片隅に、
ぽつんと小さな星がありました。
→ 画像を生成してください。
・・・・(省略)
以上の内容で、ストーリーと画像をセットにして、表紙から最終ページまで連続で生成してください。
✨ 出力:

step3:追加指示でPowerPoint絵本へ
♦️ 使用プロンプト:

step4:「デザイナー機能」でレイアウト整形
パワポのデザイナー機能でレイアウト整形していきます。

教育現場に、この創作体験を——
実際にAIと対話しながら絵本を作るプロセスを体験してみて、改めて強く感じたのは、
「教育の現場に活かせるのでは?」という可能性でした。
これまでの教育では、“創作”は一部の得意な子に限られがちでした。
でも、AIと一緒なら、どんな子でも自分の思いや想像を「形」にする体験ができるのでは…
文章が苦手でも、絵が苦手でも、創造の喜びを感じられる——それって、ものすごく可能性が広がるのではないでしょうか?。
生成AI×教育が生み出す、新しい「学びのカタチ」
この絵本づくりのプロセスは、教育のさまざまな場面で応用できそうです。
感情教育・道徳の時間に
➡ 子どもたちがAIと一緒にキャラクターの気持ちを考えながら物語を作ることで、共感力や自己理解を深めるきっかけに。
国語・表現の授業に
➡ 登場人物の台詞やストーリー展開を考える中で、言葉を選ぶ力・構成力を自然に学べる。
理科や社会のビジュアル教材にも
➡ 抽象的な概念(例:水の循環、歴史の流れ)をストーリーとビジュアルで直感的に理解できるように。
教育は、もっと創造的であっていい。
私たちは今、
「教える」だけじゃなく、「一緒につくる」ことができる時代に生きています。
生成AIは、子どもたちの「こんなこと考えたよ!」を、一瞬で目に見える形にしてくれる。
それはまさに、“想像力が育つ瞬間” です。
💡 問い
もし、目の前の子どもが
「ねぇ、ぼくの考えたアイディア、形にしてみたいな」
と言ってきたら——あなたはどうしますか?
AIは、そんな願いをそっと支えてくれる存在になるかもしれません。
だからこそ、今、教育者として、私たち大人がその一歩を踏み出す時なのかもしれません。
🌟 ひらめきから、生まれる物語を。
ちょっとしたひらめきで、小さな星と青い鳥のような出会いが生まれるように。
そして、教員の仕事に、ほんの少しでも“余白”が生まれるように。
これからも、小さな工夫や気づきによるアイディアを、言葉にして届けていきたい。
シンパクト和でした。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます!
~使用プロンプトプレゼント~
プロンプト1
ショートストーリー『ちいさな星と青い鳥』を、表紙を含めてページ1〜8まで連続して生成してください。
各ページには下記の「絵の説明」と「文」に合った画像をDALL·Eで生成してください。
画像のスタイル:
- 温かみのあるファンタジーテイスト
- 夜空、星、青い鳥を中心に描く
- 優しい色合いと柔らかな光の表現
【表紙】
絵の説明:
深い青色の夜空。小さな星がやさしい光を放ち、その星を見つめる一羽の青い鳥のシルエット。
タイトル:『ちいさな星と青い鳥』
→ 画像を生成してください。
【ページ1】
絵の説明:
遠い夜空の隅にポツンと輝く小さな星。その周りには、大きく明るい星たちが輝いている。
文:
むかしむかし、遠くて暗い夜空の片隅に、
ぽつんと小さな星がありました。
→ 画像を生成してください。
【ページ2】
絵の説明:
寂しそうにうつむくようにして、控えめな光を出している小さな星。
文:
小さな星は、自分の光がちいさくて、
誰にも気づいてもらえないと、
毎晩ため息をついていました。
→ 画像を生成してください。
【ページ3】
絵の説明:
星のそばに、ふわりと羽を広げてやってくる美しい青い鳥。
文:
ある夜、ひとり寂しそうな星のもとに、
一羽の青い鳥がやってきました。
→ 画像を生成してください。
【ページ4】
絵の説明:
青い鳥が優しく星に語りかけている様子。
文:
「きみの光は小さいけれど、
やさしくてとても美しいよ。」
青い鳥がほほえんで言いました。
→ 画像を生成してください。
【ページ5】
絵の説明:
驚きながらも嬉しそうに明るく輝きはじめる小さな星。
文:
「ぼくの光が、きみに見えたの?」
小さな星は、うれしそうにたずねました。
→ 画像を生成してください。
【ページ6】
絵の説明:
青い鳥が星の光を目印に、暗い夜空を楽しそうに飛んでいる様子。
文:
「きみのおかげで、
ぼくは迷子にならずにすんだんだよ。」
→ 画像を生成してください。
【ページ7】
絵の説明:
小さな星が力強く美しく輝き、星のまわりに集まる小さな生き物たち。
文:
それからというもの、
小さな星は、誰かの役に立てることに気づき、
毎晩、力いっぱい輝きました。
→ 画像を生成してください。
【ページ8(最終ページ)】
絵の説明:
小さな星と青い鳥が、並んで幸せそうに笑い合っている。温かく包み込むような優しい夜空の情景。
文:
小さな星は、もう寂しくありませんでした。
だって、どんなに小さくても、
誰かを照らせると知ったのですから。
→ 画像を生成してください。
以上の内容で、ストーリーと画像をセットにして、表紙から最終ページまで連続で生成してください。
プロンプト2
ストーリーと、対応した画像をセットで1枚のスライドにまとめて。
表紙1枚、ストーリーと画像セットを合計8枚
コードインタープリターを使って、
PowerPointファイル形式で出力して。いいなと思ったら応援しよう!
チップ一枚の魔法、ライターが泣いて喜びます!