T46_Claude Codeが怖くなってきた非エンジニアが、安全な実験室を作った話
セキュリティ動画が増えてきた。自分は大丈夫?
ここ数週間、Claude Codeのセキュリティに関するYouTube動画が増えてきました。
外部通信。MCP。API連携。
「これ、無防備に使うと危ない」という内容が、続けて目に入るようになりました。
見るたびに、少し確認したくなりました。
「自分は、大丈夫?」と。
前回の記事で書いたとおり、私は当初、Claude Codeを起動するフォルダを絞らずに使っていました。
その反省から、専用フォルダを作り、起動場所を限定して使うようにしました。
外部通信や外部連携には、幸いまだ手を出していなかった。
段階を踏んでいたことで、助かったと感じています。
慣れてくると、やりたいことが増える
最初は、Claude Codeで記事を書いたり、PowerPointの下書きを作るだけで十分でした。
でも慣れてくると、欲が出てきます。

MCPを使いたい。
外部サービスとも連携したい。
npmやpipも試したい。
簡単な仕組みを作ってみたい。
(MCP は Claude Code を外部サービスと繋ぐ仕組み、npm・pip は外部ツールを追加する仕組みです)
こうなると、普段使いのWindows環境をそのまま使うのが、少し怖くなってきます。
Claude Codeは、ファイルを読み、書き換え、コマンドを実行できます。
それが外部通信や依存関係のインストールまで含むようになると、影響範囲がぐっと広がります。
「普段使いの作業机だけで、何でも実験するのは危ないな」と感じた瞬間でした。
なぜDev Containersを選んだか
ここで出てくるのが、環境構築という話です。
Windowsネイティブ、WSL2、Dev Containers、Docker。
最初は、また知らない言葉が並んだと感じました。
でも整理してみると、こういうイメージです。
Windowsネイティブ → 普段使いの作業机
WSL2 → Windowsの中にある別の作業室
Dev Containers / Docker → プロジェクトごとに作る実験室

私がDev Containersを選んだ理由は、主に2つです。
1つ目は、VS Codeを作業の中心に使っているから。
Claude CodeもCodexも、VS Codeと組み合わせて使っています。
Dev ContainersはVS Codeの拡張機能で動くため、「別の世界に引っ越す」というより、「VS Codeの中に安全な作業場を作る」感覚で使えます。
2つ目は、Windows本体を汚したくないから。
npmやpipで何かをインストールしても、Dev Containersの中で収まります。
設定がおかしくなっても、作り直せます。
塩と砂糖を使うなら台所でいい。
でも、謎の薬品を混ぜ始めるなら、台所より実験室のほうが安心です。

公式MDをAIに1ステップずつ読み込ませたのが良かった
「Dev Containersの設定、難しそう」と思っていました。
実際には、詰まらずに進めることができました。
鍵になった方法が1つあります。
公式ドキュメントのMarkdownをダウンロードして、AIに読み込ませる。
そして、「1ステップずつ順番に説明して」と頼む。
Anthropicの公式サイトには、ドキュメントをMarkdown形式でダウンロードできるボタンが用意されています。
それをそのままAIチャット(私はChatGPTを使いますが、ClaudeでもGeminiでも同じです)に渡すと、内容を正確に理解した上で説明してもらえます。
一気に全部説明させると、読むだけで疲れます。
「まず最初の手順だけ教えて」「次はどうする?」と、1ステップずつ進めるのが快適でした。
分からない言葉が出てきたら、その場で聞く。
次の手順に進む前に、今やった内容を確認する。
エンジニアになるための修行ではなく、頼れる案内人と一緒に、一段ずつ登る感覚でした。

階段は急でも、一段ずつなら登れます。
非エンジニアが何かを設定するとき、この方法はかなり使えると感じています。
公式ページのMarkdownをダウンロードして、AIに渡して、1ステップずつ。
今後もどんどん活用したい方法です。
詰まった話:でも、こうして進めた
それでも、詰まる場面はありました。
一番印象的だったのは、ログインまわりのトラブルです。
設定ファイルに1行追加した直後のことです。
「ログイン成功」と表示された直後に、「ログインされていません」と出ました。
矛盾しています。
公式ドキュメントに書いてあった設定を足したのに、かえっておかしくなった。
少し考えて、判断しました。
「便利にしようとして、余計なことをした。シンプルな設定に戻そう」と。
追加した設定を全部外して、最小構成に戻したところ、正常に動くようになりました。
もう1つ。Claude Code本体の自動更新が失敗するというエラーが出ました。
管理者エリアに置かれたファイルを、一般ユーザーが書き換えようとしたような状態でした。
状況をChatGPTに説明したところ、何が起きているかを教えてもらい、解決策まで案内してもらえました。
どちらも、エラーの文字だけ見ると焦ります。
でも、AIに状況を伝えれば、何が起きているかを一緒に考えてもらえます。
昔なら検索沼に落ちていた場面が、今は「横に相談相手がいる」感覚で進められます。
結局、人が学び続けることは大事
私のClaude Codeとの付き合い方は、コツコツ型です。
週末にAIに聞きながら、関連動画を見ながら、少しずつ進んでいます。
一気にステップアップするのは、非エンジニアには難しい。
それでよいと思っています。
Claude Codeが実行するコマンドで、分からないものが出てきたらどうするか。
その場で、隣に開いたChatGPTに聞きます。
「このコマンド、何をしているの?」
「このエラー、どういう意味?」
スクリーンショットを貼り付けながら、その場で確認していく。
学習コストは、思ったより高くありません。
Dev Containersは、エンジニアのためだけの道具ではありません。
「試したい、でも壊したくない」——その両立を叶えるのが、Dev Containersです。
怖がりすぎなくていい。
でも、自分が何をしているかは、ちゃんと知っておきたい。
Claude Codeに実行させているコマンドを、少しずつでも理解していく。
それが、長く安心して使い続けるための土台になると思っています。
あなたのClaude Codeは今、どこで動いていますか?
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