「ドーパミン」と「習慣」の関係とは?【マインドフルネスを習慣化する生き方6】
マインドフルネス瞑想を習慣化する生き方、始めてみませんか?
前回は、<報酬>は「習慣化」の鍵を握るということについて述べました。
「予想外の発見と驚きによってドーパミンは活性化する」と前回の記事で最後に述べましたが、「ドーパミン」と「習慣化」との関係については、すぐに報酬が与えられると習慣になりやすいということが挙げられます。
このことは日々の生活のなかで多くの方が実感されているかもしれませんが、このことに関して、『やり抜く自分に変わる 超習慣力』のなかでウェンディ・ウッド氏は、
「ドーパミンは、習慣の学習にかかる時間を決定づける役割を果たす」
「ドーパミンはサリエンスの処理を進めながら報酬を伝達するので、習慣が構築され、プラスの結果をもたらす行動や目標を満たす行動を継続しようという意欲や元気がもたらされる」
「習慣との関連づけ(状況‐反応)を記憶に植えつけるには、何かを行った直後に報酬を体験する必要がある」
と述べています。
(ちなみに「サリエンス」とは、「顕著性」「目立ちやすさ」のことを意味し、家電量販店で買い物している時に、これまであるようでなかったデザインの電化製品に思わず注意が向くような「注意を誘引するもの」のことをいいます。)

つまり、ゲームであれギャンブルであれスポーツであれ、何かを行ったことで「楽しさ」や「気持ちよさ」が実感できれば、またやりたいと意欲が湧き、繰り返すことで毎日の習慣になりやすいのです。
反対に何かを頑張って続けてみても思った通りの結果が得られない、もしくは得られる報酬がしばらく後であると、「行動を起こして期待していた報酬が得られないと、ドーパミンの活動が減少し、今後その行動を避けるようにという信号を出す」とも述べられているように、なかなか習慣として定着しにくいのです。
たとえば少しでも収入を増やすために、副業としてユーチューブを始めたとしても、労力に見合った報酬が頑張った結果として短い期間に与えられなければ、お金を得ることを目的にしている限りなかなか長くは続けられず、途中であきらめてしまうのです。
またダイエットのためにジムに通って激しい運動をしたとしても、体重がそれほど落ちず、体型が以前と変わらないままであれば、長続きはしないのです。
しかし自分が制作した動画の閲覧数が少ないと悩んでいたところ、見たユーザーから励まされたと感謝のコメントをもらったり、体重は落ちなくても、ジムでインストラクターが組んだプログラムが楽しかったりすると、そのことが意外な報酬となり、「もうちょっと続けてみようかな」という気にもなれます。

すなわち「習慣化」の鍵を握っているのは、「お金」など外在的なものに限定されず、内在的な喜びや楽しさ、気持ちよさ、充実感なども含めた、広い意味での「報酬」なのだと言えるのです。
次回へと続きます……。
お忙しい中ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます😊
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