「真面目な奴がバカを見る」〜ブラック企業の闇〜
◇「改ざん」を見つけたお前が悪い!
G常務は私を睨みつけ、人差し指を突きつけて怒鳴った。
——逆パワハラする E課長の ”改ざん”. それを見つけた後の話だ。
E課長は”改ざん”がバレた途端、「頼む!見逃してくれ!」とウソ泣きで逃げようとしたが、私は見過ごせなかった。
前回の「改ざんが見つかって嘘泣きした記事」はこちら👇
実は、このG常務の前に、私はB部長に報告していた。
しかし——
「そうけ、自治会の集まりがあるから。じゃ、帰ぇるわ!」
とだけ言い残し、B部長は さっさと帰っていった。
「やっぱりダメか…」
E課長 と B部長は大の仲良し。
パワハラ、嘘、隠ぺいを正当化し合う ズブズブの関係。
ダメ元だと思っていたが、まさか「自治会」を理由に帰るとは…
でも、どうしても見て見ぬふりだけはしたくなかった。
これが、私の悪いクセだ。
余計な正義感と責任感が顔をだしては、アホ達と戦ってしまう。
◇悪あがき
「どうする?」
B部長がダメなら、その上のG常務に報告するしかない。
ただ、この人もE課長・B部長とお友達だ。
パワハラを容認し、問題が起きてもいっさい責任をとらない責任者。
しかし、いくらなんでも「改ざん」は見逃さないだろう。
そんな わずかな望みをもって、G常務のところへ報告にいった。
「改ざんを見つけました」
「B部長にも報告しましたが、取り合ってくれなかったのでG常務に報告にきました」
一応は、職制上のスジは通したつもりだ。
「あぁ…」
不機嫌そうな返事とともに、「改ざん」の資料を見るG常務。
いっときの沈黙のあと、ため息まじりに「場所を変える」
と言い、私は別の部屋へと連れていかれた。
◇怒号と絶望
G常務に呼ばれて入った部屋は、別名「説教部屋」と呼ばれる場所。
30年以上前までは、旧社長室として使われてた部屋だったが、新社屋に移ったことで、長年放置されていた。
照明は切れてうす暗く、不要となった書類や段ボールが所狭しとブチ込まれ、歩くのもやっとの部屋だった。
そこに、パイプ椅子が2つと事務机が一つ。
G常務と私は、膝が触れるくらいの近さで対面に座った。
その瞬間——
『ドンッ!』G常務は机を叩き、顔を真っ赤にして怒鳴った。
「見つけたお前が悪いんだよ!」
「は⁉」
一方的に怒鳴りちらし
私の鼻先に、人さし指を突きつけてくる!
思わず後ろにのけぞって、その人さし指を避けようとするが
それでも何度もなんども、目の前に突きつけてくる!
顔を真っ赤にし 私の話などまったく聞かない。恐怖だ…
さらに、
「改ざんさせたお前が悪い!」と、責任を私に向けてきた。
「何を言ってるんだ⁉ この人は?」
「俺が…悪いのか?」
意味がわからず、完全に希望を失った。
同時に、「やっぱり、言うんじゃなかった…」との思いもこみ上げる。
改ざんした E課長ではなく、
取り合わなかった B部長でもなく、
発見し、見て見ぬ振りをしなかった私を責めたてる。
なんという理不尽。
「そうか…この人、責任を取りたくないだけだ。」
「だから、問題をなすりつける。」
そのターゲットが私。
少しでも、この会社が良くなるきっかけになれば…
そんな儚い想いはあっけなく崩れおちた。
結局、G常務もこの「改ざん」は取りあわず、怒鳴りちらすだけ怒鳴り。
そして闇へと葬りさった。
◇伝えたいこと
振り返ると、この時点で会社に見切りをつけておくべきだった。
しかしそれでも、まだ頑張れば良くなる。と耐えてしまった。
この経験で伝えたいことがある。
✅ 努力や誠実さが無視される環境に、しがみつく必要はない。
✅ 会社のために戦うより、自分の人生を大切にすること。
✅ 理不尽に耐え続けても、会社の風土は変わらない。
✅ ヘタな正義感や責任感は捨てること。
人生は一度きり。
私のように我慢し続けないでほしい。
会社だけが人生の全てじゃない。
自分が輝ける場所、自分を大切にしてくれる人・環境を見つけてほしい。
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