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名刺の作り方 印象を変えるデザインとレイアウト|これから始めるIllustrator入門 #20|基本の使い方講座

名刺は印刷物の中でも小さなサイズですが、挨拶の場面で相手に与える印象を大きく左右する大切なツールです。

ビジネスはもちろん、趣味や活動を紹介する場でも「自分を表す小さな広告」として活躍します。

ということで、第20回は名刺のデザインと作成する基本の流れをやさしく解説していきます。

デザイン

名刺のレイアウトは「頭揃え」「センター揃え」「自由形」と大きく3つに分けられます。

それぞれ相手にどのような印象を与えたいのかでレイアウトを決めましょう。

・頭揃え
もっともビジネスマンらしい理性的な組み方です。
仕事をテキパキこなすようなビジネスマンらしいイメージを与えることができます。

・センター揃え
格式高いイメージを与えることができます。
多少太めのフォントを使っても「組み」の持っている優雅さは崩れません。

・自由形
ビジネスマンらしさを前面に打ち出したくない場合はこちらを選びます。
しかし、名刺の場合はこの型が一般的なため、本来の自由さのイメージよりも保守的なイメージが強くなることもあります。

レイアウトだけではなく、フォントの種類や色でもイメージは変わります。

そして載せる情報はシンプルにし、名前・肩書き・連絡先・ロゴやSNSなど、必要最低限に絞ります。あれもこれもと詰め込みすぎると、読みづらくなるので注意しましょう。

裁ち落としの設定

新規で「印刷」から名刺サイズである幅91mm高さ55mmを作成します。

印刷業者に依頼して印刷を行う場合は裁ち落としの設定が必要な場合があります。

裁ち落としとは、印刷物をつくるときに、紙の端まで色や画像を入れたい場合、仕上がりサイズのギリギリでデータを作ると 断裁のわずかなズレで「白いフチ」が出てしまうことがあります。
それを防ぐために、仕上がりサイズより外側にはみ出すように背景や写真を広げて作るのが 裁ち落とし です。

天地左右の設定があり、ここでは3mmに指定します。

裁ち落としはアートボードの周りに赤い枠で表示されます。

ガイドの利用

ガイドを利用するには「定規」を表示させる必要があります。
メニューバーの「表示」から「定規」の「定規を表示」をクリックします。

これで画面上部と左側に定規が表示されました。

定規から横にドラッグすると縦にガイドの線を作成することができます。

定規から下にドラッグすると横にガイドの線を作成することができます。

作成したガイドはドラッグしても動かない設定になっています。
作成したガイドを動かしたい、または削除したい場合には、ガイドを選択できるようにロックを解除します。

メニューバーの「表示」から「ガイド」の「ガイドをロック解除」をクリックします。

これで「選択」ツールで選択できるようになりました。
ロックが解除されていれば、ドラッグして移動させることもできます。
削除する場合は、選択後DeleteキーかBackspaceキーを押します。

図形からガイドを作成

四角形で内側にガイドを作って「ここより内側に文字や大事な要素を置く」という安全ラインを決めておきます。

余白(マージン)があることで、名刺のデザインはぐっと読みやすく、バランスよく見えます。
端まで文字を入れるよりも、内側にきちんと収めることで「整った印象」を与えられます。

特に名刺のような小さい印刷物では、余白が読みやすさや高級感を左右します。

ツールバーから「長方形」ツールをクリックします。

アートボード上の任意の場所でクリックし、サイズを幅88mm 高さ 52mmで設定します。

作成した長方形が選択されている状態で、コントロールバーから「水平方向中央に整列」と「垂直方向中央に整列」をクリックします。
※オブジェクトを1つだけ選択している状態の場合、整列はアートボードに対して整列されます。

メニューバーの「表示」から「ガイド」の「ガイドを作成」をクリックします。

これで名刺の内側にガイドを作成することができました。
※ガイドは水色で表示されています。

ガイドは作成、削除はいつでも行うことができ、印刷されない線なので、揃えたい場所や位置があった場合はどんどん使用していきましょう。

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