「おいこっと」でのんびり旅|青春18きっぷで乗れる観光列車! 夏休みにもおすすめ
前回ご紹介した「越乃Shu*Kura」から
乗り継ぐことができる「おいこっと」
実は、これ以前にも乗ったことがあり
のんびりした雰囲気が良かったことと
ちょっとした車内イベントがあり
旅気分を味わえる列車という印象があります。
観光列車というと、特別で豪華なイメージがありますが
「おいこっと」は気軽に楽しめるローカル旅の延長といった感じです。
のどかで、のんびりした電車旅。
それでいて、快速ですから各駅停車より速いのも魅力。
ただ、予約や乗車区間については
少しわかりにくい部分もあります。
実は、「おいこっと」は
途中で第三セクター路線を通る区間があり、
青春18きっぷだけでは乗れない部分もあるのです。
でも、ちゃんと知っていれば問題ありません。
今回は、実際に乗って感じたこととあわせて、
そんな注意点も含めながら、
「おいこっと」の魅力をご紹介したいと思います。
1.「おいこっと」とは
「おいこっと」は、長野と十日町(新潟県)を結ぶ観光列車。
"ふるさと"や"田舎のおばあちゃんち"をイメージした
ふすまや障子をモチーフにした列車です。
飯山線というローカルな路線を走る列車で
故郷や田舎を思い出してほしいことから
都会の代名詞とも言える「TOKYO」の反対ということで
つづりを反対から「OYKOT」として「おいこっと」と名付けたそうです。
快速列車ですので青春18きっぷでも乗車できます。
購入の際、気をつけることは
後述の「注意点」の項目にまとめています。
基本的に2両編成で、売店車両はありません。
席は、全席指定。
・4人がけボックスシート
・2人がけボックスシート
・2人が隣り合わせになる2人がけロングシート
の3種類です。
席の取り方にも注意点があります。
これに関しても、「注意点」の項目をご覧ください。
運行日は、基本的に土日祝のみ。
長野と十日町を乗り通す場合
乗車時間は2時間半程度。
途中の飯山駅で15分程度の停車時間があり
駅で買い物等ができます。
田舎をイメージしているだけあって
豪華な観光列車に比べて
とても親しみやすい雰囲気です。
アテンダントさんも
若いお姉さんではなく
落ち着いた大人の女性が担当されているようです。
(私が乗った2回ともそうだった)
2.実際に乗ってみた
◆雰囲気の良い車内
田舎のおばあちゃんちをイメージした
座席や窓の遮光幕が、ほっこりします。



◆景色が最高
遠くに見える山々、
走る場所によっては、間近で見える木々や川
緑の田園風景など、美しい日本の原風景を
車窓から楽しめます。
私は田舎生まれ、田舎育ちなので
見慣れた風景ですが(笑)
そんな私でも・・・
電車から見るとまた違った魅力を感じます。

◆停車駅など
「森宮野原駅(もりみやのはらえき)」は
JRの日本最高積雪地点の標柱がある駅です。
昭和20年に7.85Mの積雪だったそうです。

飯山駅では、停車時間が少しあるので
降りて買い物ができます。
こんな写真スポットもありました。

◆乗車記念
長野県北部にある「木島平村」の伝統工芸品である
「内山和紙」のしおりを記念にいただきました。

トマトジュースをいただいたこともあります。
これは、いつもではないようです。

このほかに、藁でできた「すげぼうし」をかぶって記念写真を撮ることもできます。
◆車内イベント
朗読、語り部、演奏などのイベントがあります。
私が乗った時は、地元の方の踊りでした。
田植えの歌と踊りだそうです。
このイベントは、日によって内容が違うため
何度か乗っても、きっと違う出会いがあると思います。

「おいこっと」は、派手さはないですが
逆に、このほっこり感に癒される観光列車です。
3.「おいこっと」のここが良かった
ローカル路線が楽しい
車内イベントがある
車窓の景色が良い
4.注意点
前述しましたが、席の取り方などに注意点があります。
ちょっと長いですが、よく読んで購入してくださいね。
◆きっぷの買い方
おいこっとの切符は、
みどりの窓口、指定席券売機、えきねっとで購入できます。
詳しくは、次の「席の取り方」をよくお読みください。
◆席の取り方
「おいこっと」の座席表はこんな感じです。
大きく分けて、ボックス席とロングシートの2種類。
ボックスシートには4人ボックス席と
2人が向かい合わせに座る2人用ボックス席があります。

そのほかにはロングシートという席があり
1人の人は基本的にここになります。
しかし!!
このロングシートは、2人で一つみたいな造りになっています。

まるでペア席です(笑)
友達やカップル、夫婦などで座るならいいのですが
1人で予約する場合、ここになるので
結局知らない人とペアシートみたいな感じなんです💧
これ、知らないで乗ると微妙な気持ちになります(笑)
ですので、1人で乗る場合は
こういう席だと知った上で予約することが大事です。
とはいえ・・
2時間半ずっとここに座っていなくても
車内イベントを見に行ったり
立って景色を見たりできるので
安心してください。
切符の購入は、1人で普通座席を購入するなら
えきねっとから直接でもOKですが
下記の予約サイトからもできます。
ボックス席の予約をしたい場合は
下の専用サイトから予約購入してください。
"時刻表・運転日"という項目の中の
"停車駅と運行時刻"という文字の下にある
表のような部分に上り・下りそれぞれに
"普通座席"、"BOX座席"の『予約』というボタンがあるので、
そこをクリックするとえきねっとが開き、
購入することができます。
青春18きっぷで乗る場合は
「乗車券を申し込まない」にチェックを入れ、
指定席のみの購入でOKです。
購入する際は、実際の座席表と照らし合わせて
えきねっとで席を指定するのが安心です。


◆JRと第三セクター区間について
おいこっとが走る、長野駅と十日町駅の路線は
長野駅から豊野駅の間が
「しなの鉄道・北しなの線」という
第三セクターの区間。
豊野駅から十日町駅までの間が
JRの区間となっています。
青春18きっぷは、JRの列車のみ乗り放題です。
そう、つまり・・・
おいこっとは途中でJR以外の区間があるのです。
でも安心してください。
乗車中に車掌さんが、
「しなの鉄道・北しなの線」の区間分の列車代を
取りに来てくださいます。
(おそらく260円)
私は十日町からだったので、
車内で清算(支払い)でしたが、
長野駅から乗る場合は、
もしかすると長野駅で
先に支払いになるかもしれません。
第三セクターの区間を通るからといって
もちろん乗り換える必要はありません。
いずれにしても、
青春18きっぷでは乗車券のみ適用なので、
指定席840円分は、
前述の予約購入サイト→えきねっとで購入。
その際「乗車券を申し込まない」にすることをお忘れなく。
5.こんな人におすすめ
のんびり旅をしたい人
都会の喧騒から離れたい人
青春18きっぷでちょっと特別な旅をしたい人
田園風景を楽しみたい人
6.青春18きっぷとの組み合わせ方
私は栃木→新潟を4泊5日で旅した時の
後半4日目と5日目に観光列車を組み込みました。
1日目
長野→高崎→小山→宇都宮→黒磯(泊)
2日目
黒磯→新白河→郡山→会津若松→新津→新潟(泊)
3日目
ホテルでオンラインの仕事のため新潟滞在
4日目
新潟→海里で→酒田→新津→長岡
5日目
長岡→越乃Shu*Kuraで→十日町→おいこっとで→長野
最終日の長岡から十日町までの「越乃Shu*Kura」の後、
十日町で「おいこっと」に乗り継ぐ形で利用しました。
7.まとめ
乗り放題だからと言って遠くに行かなくてもいいと思うのです。
遠くへ行こうとすると、
たくさんの乗り換えや移動だけで
忙しい旅になってしまいがちです。
新幹線や特急にはない
のんびり感もまた青春18きっぷにぴったり。
「移動を急がない旅」というのも
たまにはいいものです。
今年の夏旅の参考になれば嬉しいです。
こちらも参考にどうぞ
青春18きっぷを大人旅にする3つの方法
青春18きっぷで乗れる「海里」の解説とレポはこちら
青春18きっぷで乗れる「越乃Shu*Kura」の解説とレポはこちら
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