ここがツライよ、小学生兄弟のワンオペ育児。
最近、連日のようにワンオペ育児が続いている。
1月から、夫の在宅勤務が週2回→0回になったのだ。
「ワンオペ育児」と言っても、我が家の子供達は小学生。
自分でトイレに行ける。
自分でご飯を食べられる。
自分でお風呂に入れる。
しかも放課後の殆どの時間は公園で遊んでいる。
きっと小さいお子さんを育てている方から見たら、「楽勝そのもの」に見えると思う。
だけど。
「小学生兄弟」というのは、また違った大変さがある。
その主な要因は「兄弟喧嘩」だ。
2人で勝手に喧嘩してくれているなら良い。
困るのは私にジャッジを求めてくる事…。
「2人で話し合って考えて」なんて言っても、拉致があかない。
みんなどうしてる?
という質問も兼ねて、書いてみたいと思う。
「手を出した方が悪い」は100%正解か?
一体何がキッカケなのか分からないが、気が付くと兄弟喧嘩が始まっている。
マンションだと言うのに、2人で蹴ったり殴ったり…の為にバタバタ走り回り、キッチンに逃げ込んでくる。
火や包丁を使っているは恐ろしくなって、「キッチンは入らないでって言ってるでしょう!」と、私の声も荒くなる。
キッチンで私が声を荒げた所で収まる事もなく、そのまま何往復もやり合う。
だけど最後はほぼ確実に次男の大泣きで終わる。
長男の強すぎる一撃がお見舞いされたのだ。
2学年差とは言え、7歳と9歳の体つきは違う。
長男ががっちりタイプなのに対して、次男は物凄く線が細いタイプ。
つい、次男に「大丈夫?」と心配そうに近寄ってしまう。
だけど長男にとっては、コレが気に入らない。
「また、弟にばっかり優しくして!」
「いつも弟の見方なんだから!」
と、長男も大声をあげて泣き始める。
その過剰反応に、こちらもグッタリする。
「だって、体の大きさ全然違うじゃん!よく考えてよ」なんて理屈で返しても通用しない。
我が家ではいつも「先に手を出した方が悪い」と言っている。
だけど、大抵の喧嘩は「煽り言葉」で相手を挑発する所からスタートする。
その瞬間を目撃すると、先の展開が予想できてしまい、こちらもイライラする(笑)
余計な事を言わなければ良いのに…。
正直「先に手を出した方が悪い」の一言では片付けられない気がしている。
例外を認める事が許されない
次に困るのは「家のルール」に関する事。
例えば、門限。
我が家では「17時までに帰宅しなかった場合、1週間ゲームができない」というルールになっている。
これは、私が一方的に決めたのではなく、夫も含めた家族全員で話し合い、どちらかと言えば子どもが主導で決まったルールだ。
決めたものの、それが守られない日は多々ある。
「急いで帰ってきたけど、途中で転んだ」とか。
「友達の忘れ物を届けてきた」とか。
こういう時に「例外ケース」としてOKとするかどうか?
そのジャッジに対して、兄弟から反発が出る。
もしも私が「そういう事情なら仕方がないね」等と言うと、「僕だって間に合うようにかなり早く帰ってきたのにズルい!!」とか。
とにかく兄弟喧嘩と言うのは。
「〇〇ばっかり」と「ズルい!」のオンパレードなのだ。
些末な事が火種になる
そして連日大揉めしているのは、「寝る場所」。
夫の帰宅がかなり遅い為、私と子ども2人でシングルベットを2台並べた寝室で川の字になっている。
以前は「私・次男・長男」という並びで異論反論がなかったのに、最近になって長男が「僕も真ん中が良い」と言い出した。
そりゃぁそんな事もあるよね。
次男も「たまには良いよ」とアッサリ譲るかと思いきや、そうはいかない。
「僕は大人の隣じゃないと眠れない!!」と、次男が断固拒否。
えぇぇぇ。
そこで揉めるの??
仕方なく「ジャンケンで決めよう!」という話になる。
だけどジャンケンで勝敗がついても、負けた方は「後だしした!」とかいつまでも決着がつかない。
やる意味ないじゃん!(笑)
結局、揉めに揉めた結果。
「次男・長男・私」という順で寝る事になった。
だけど電気を消したら、次男がグスグスと泣き始める…💦
1日の終わりに、あまりにも悲しい空気。
その声に対して、長男は「うるさい!!」と言い放つ。
私と同じように、泣かれると気になるのだ。
だけど、長男としても「譲るわけにはいかない」。
なんて厄介なんだ!!
圧倒的にスキルが足りない
昨日の記事でも書いたど、デンマークの子供達は遊びの中で、子供達は交渉や解決方法を学ぶそうだ。
もしもその場に、子どもしかいなければ子ども同士で解決するしかない。
大人がその場で見守っている場合には、どうしても大人にジャッジを求めてくる。
だけど、できるだけ子ども同士で解決して欲しい。
そうは言っても「2人で話し合って解決して」と、玉を投げた所で解決できない。
子ども同士で解決するスキルが未熟な場合は、大人が手助けしないといけない。
それはコーチングでもあり、ファシリテーターでもある。
そこで思い出したのは、数年前に読んだこちらの本。
工藤先生は、教員として働いている時に、子ども同士でもめ事が怒った時に「裁判官」や「警察官」にならなかった…という話。
具体的にどうするかと言うと。
まずは、「この問題を解決するのは君たち(子ども)だよ」と、当事者意識を持たせる。
双方に「このまま2人でずっと喧嘩していたいのか?」等、「どういう関係でありたいか?」というゴールを確認する。
そこで、双方が「それは嫌だ」と言った場合は「共通のゴールが一緒」という事になる。
共通のゴールが一致した事を確認して、そこに向けて話し合うように促す。
私はそれを試してみた。
次男は少し驚いた様子で「(このままずっと喧嘩しているのは)嫌だ」と言った。
だけど長男は「別に僕はこのまま喧嘩してても良い。だって嫌な事してきたんだもん!!」と、応じなかった。
おぉ、そうきたか💦
本とは違う展開・・・・!!
収まりがつかなくなった私は、「でも、弟は仲良くしたいって言ってるよ?」と半ば押し付けがましく「共通のゴール」に向かわせようとした(笑)
あぁ、
スキル…低い💦
でもこれは、きっと凄く大事な事だ。
昔の学校であれば、「どちらも先生に殴られる」で終わりだったのかもしれない。
そんな荒っぽい事をした所で根本的には何も解決しない。
「良い・悪い」というジャッジではなく、民主的なプロセスを経て落としどころを探る。
そういうスキルは、絶対に必要なんだ。
今までは、日本人同士だけだった。
空気を読んだり、忖度したり、陰口を言いながら収まりを付けていた。
だけど、子供達が大人になる頃には「日本人だけ」の世界ではなくなっている。
日本人相手にだけビジネスしれいれば良い時代ではないし。
日本国内にいても、多様な人と協力しなければいけない。
その時に、「自分の意見」を持ちながら相手と交渉していく力が必要だ。
そんな未来の為に、私も学ばなければいけない。
と、ワンオペ育児の話から随分飛躍してしまった(笑)
そんなこんなで、育児というものは「人間修行」であり「最強の学び直し」だと思う、今日この頃。
皆さんのご家庭はどうですか?
話し合いのスキル、是非ご教示ください。
〈あとがき〉
工藤先生の本を最初に読み始めたのは、子供達が未就学児の頃でした。
その時は正直な所、当時はあまりピンとこなかった話が今になって凄くリアルになってきました。
北欧の教育に触れた今、改めて工藤先生の本を読み返してみようと思います。
今日も有難うございました。
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