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無職になる事が決まったら、家族に優しくなれた。

「ねぇ、抱っこは?抱っこして!」

とある日。
小3の長男が朝から「抱っこ」を求めてきた。

前日に私が次男を抱っこしてる場面を見て羨ましくなったようだ。
「僕も!」と言われて「歯磨き終わったらね…」等と返してすっかり忘れてた。

だけど長男は翌日になってもしっかり覚えていて「抱っこしてほしい」と言ってきた。

体重30キロを超えた長男は重い。
身長も130㎝超えなので、私が抱っこしてもそこまで視界が高くならない。

それでも嬉しそうに笑う長男を見て、幸せな気持ちになった。


それは4月に読んだ「子育てのきほん」という本の中身そのものに思えた。


この本の感想を書いた当時、私は「正社員を辞める決意をして、上司に意向を伝えた」という状況だった。

正社員を離脱するのは、「時間を取り戻すため」。
生産性とか気にせず、ただ子供との時間を楽しむという心のゆとりの為だった。

7月末で退職する事が正式に決まった今。

改めて、子供のささいな要求に応えられる事がとても嬉しい。

と言うよりも、まだ私に「物やお金以外のこと」を求めてくれる事がとても嬉しかった。


小3にもなって弟が抱っこされているのを見て、「自分も抱っこしてほしい」と言うなんて赤ちゃんみたいだ。

忙しくて心に余裕がなければ、「え?赤ちゃんじゃないんだから」って笑って終わらせていたかもしれない。

外から見たら「小3なのに」「マザコンじゃない」って思われるのかもしれない。

でも、まだまだ甘えたいんだ。

長男が1歳10ヵ月の時に次男が生まれているので、もしかしたら長男にとっては甘えた記憶がないのかもしれない。


こういうゆっくりとした時間を味わう度に「仕事を辞める事にして良かった」と思う。

高価な物を買わなくても、美味しいお酒を飲まなくても、有名な観光地に行かなくても。

私は、家の中で家族と楽しく過ごせれば十分幸せを感じられる。



夫に対しても、以前は子供の生活を特に気にする事もなく「仕事が忙しければ残業する」をいとも簡単に、電話の1本もなく選択できる夫にイライラしていた。

だけど今は「私が家事育児の担当者なんだから良いや!」と思える。


経済的には縮小するけど、時間という物理的なゆとり以上に心のゆとりが物凄く大きい。

せっかちな性格なのでまだまだ「おおらか」と呼べる領域ではない。

それでも幸せだ。


この先、全く働く意志がないワケではない。
だけど1日3時間位が、私にとっては丁度良い。

毎日きっちり3時間ではなくても、1週間位のスパンで量を調整できるような働き方がしたい。


もうすぐ夏休み。

後から振り返ったら子供が家で一緒に遊んでくれる最後の長期休みになるかもしれない。

だからこそ、最高に楽しい日々を過ごしたいと思う。

<あとがき>
久しぶりに上の「残業」に関する記事を読み返したら我ながら相当イライラしてるな…と笑ってしまった。
本当に夫婦共に正社員でバリバリ働くってスゴイ事だと思います。

**「昨日読んだ本」コーナー**

オンライン読書教育「ヨンデミー!」に、毎日「感想提出」をしている子供達が昨日読んだ本を紹介するコーナー。

<長男>

<次男>


今日も有難うございました。

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