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JGC & SFCダブルホルダーという「沼」へようこそ。私たちが年会費を払い続ける愛すべき「言い訳」たち

「JALもANAも、両方の上級会員資格(JGCとSFC)を持っている。」

そう言うと、非マイラーの友人には「なんでそんなに年会費払うの?」「どっちか一つで良くない?」と呆れられることがあります。 はい、おっしゃる通りです。維持費はかかりますし、体は一つしかないので同時に乗ることもできません。

しかし、この「紫(赤+青)のステータス」を持つダブルホルダーには、彼らなりの切実な、そして愛すべき「言い訳」があるのです。

今回は、先輩ダブルホルダーたちの声を参考に、私たちが二つの翼を維持し続ける理由をまとめてみました。これから修行を迷っている方の「背中を押す」きっかけになれば幸いです。


言い訳その1:「選択肢」という名の最強の贅沢

ダブルホルダー最大の実利、それは「どちらに乗っても快適」という絶対的な安心感です。

「行きはANA、帰りはJAL」が可能になる 航空券の値段は時期や時間帯によって大きく変動します。片道ずつ安い方を組み合わせることで、トータルの旅費を抑えつつ、柔軟なスケジュールが組めます。

「安い方を使う、冷遇はされない安心感がある。両方持っていると往復で別会社という選択肢も取れる」(1170292の人さん)

格安ツアーの「航空会社未定」が怖くない 家族旅行などで利用するお得なパッケージツアー。「航空会社未定」の文字にドキドキする必要はもうありません。どっちが来ても、私たちは優先搭乗し、ラウンジでビールが飲めます。

「家族旅行で旅行会社のSALE価格のパッケージツアーを利用することが多い」(今日もどこかに旅したいさん)

「直行便」への執着 これが意外と切実な理由です。目的地によっては、スターアライアンスしか飛んでいない、あるいはワンワールドしか直行便がない場合があります。

「飛行機恐怖症の夫のため、直行便でないと絶対に嫌だ!と言われる。スターアライアンスとワンワールドいずれも利用可能にした」(理系マイラーさん)

言い訳その2:人間の「さが」と「見栄」

一度「快適」を知ってしまった人間は、もう元には戻れないのです。

不便さを感じたくない 片方のステータスしか持っていない時、もう片方の航空会社に乗って一般レーンに並ぶと、強烈な「喪失感」に襲われます。

「座席が選べないわけでもなく、並べば保安検査もできますし、十分です。ただ、一度ANAで受けてしまい快適に感じていた特典サービスをJAL利用では受けられなかった時、少々さみしく感じてしまったのです。悲しいかな…人間のさがです。」(マイルとミニマリストさん)

友人関係の平和維持 友人が「JAL派」か「ANA派」か。そんな派閥争いに巻き込まれることなく、どちらの友人と旅行に行っても涼しい顔で「ラウンジ、一緒に入る?」と言えるスマートさ。これぞ大人の余裕です。(今日もどこかに旅したいさん)

言い訳その3:ライフスタイルと「思い出」

実利だけではない、人生のフェーズに合わせた理由もあります。

海外在住・赴任の守り刀 海外に住んでいると、日本への一時帰国や周辺国への移動で、アライアンスを使い分ける必要が出てきます。家族3人でのラウンジ利用や、大量の手荷物優先タグ、超過手荷物の免除は、まさに命綱。(Lehman-milerさん)

「ブラジル赴任の思い出として両方とも維持している」(社会人のふらっと海外一人旅さん)

マイルの「出口」を広げる陸マイラー活動で貯まりすぎたポイント。JALとANA、両方の出口(特典航空券)を持っておくことで、予約困難な特典航空券の当選確率を数理的に高めることができます。(理系マイラーさん)

国内はJAL、海外はANA 「国内線はクラスJがあるからJAL、国際線は安いからANA」というように、明確な使い分けルールを持っている方もいます。それぞれの「いいとこ取り」ができるのもダブルホルダーの特権です。(非公開さん)

言い訳その4:「狂気」になれる、大人の青春

最後は、ちょっとエモーショナルな理由です。 実は、ダブルホルダーになるための「修行」そのものが、退屈な日常を忘れるための「最高の遊び」だったという意見があります。

変人で結構!「没頭」できる喜び 沖縄への日帰りや、入国しないシンガポール往復。「時間とお金をドブに捨てるような行為」と白い目で見られることもありますが、本人にとってはそれが至福の時間です。

「仕事や家庭という日常の役割を一旦脱ぎ捨てて、一人の『修行僧』として数字を追いかける。これって、実は『大人ができる最高に贅沢な遊び』なんです」 (Roco|凡人のちょっと贅沢旅 さん)

片方を持つと、もう片方が欲しくなる これはもう、理屈ではありません。人間の本能のようなものです。

「断言します。SFCかJGC、どちらかを達成してしまったら、必ずもう片方が欲しくなります。片方の翼を手に入れたとき、あなたはもう『普通の人』には戻れなくなっているはずです」 (Roco|凡人のちょっと贅沢旅 さん)

大人になると、何かに夢中になって走り抜ける経験は減っていくもの。二つのステータスは、私たちが「狂ったように空を飛んだ青春」の勲章なのかもしれません。

冷静な「引き際」もまた、正解

もちろん、全ての人にダブルホルダーをおすすめするわけではありません。実際に検討した結果「やめた」、あるいは「退会した」という冷静な意見もあります。

  • 拠点のモンダイ: 関西在住で、普段の路線ならANA(スターアライアンス)だけで事足りる。(タビプレッソさん)

  • コストパフォーマンス: 「JGCの年会費を払うくらいなら、SFCの家族カードにお金を回したほうが有意義」という考え方。(タビプレッソさん)

  • 代替手段がある:アメックス・プラチナプライオリティ・パスがあれば、航空会社のラウンジにこだわらなくても快適に過ごせる。(としのすけさん)

  • 乗る頻度とコストのバランス: 「JGCは年会費払ってまでJALに乗らなくなったので退会した」という、冷静な判断。(417LOVEさん)

まとめ:それは「自由」へのパスポート

毎年かかる年会費。それは決して安い金額ではありません。 しかし、私たちが支払っているのは単なるカードの維持費ではなく、「どの翼を選んでも、最高の体験が約束されている」という自由への対価なのです。

旅先でのトラブル、急なスケジュールの変更、そして家族の笑顔。 いざという時、この二つのステータスは、支払った金額以上の「プライスレス」な価値を返してくれます。

もしあなたが今、紫色の空(JALの赤×ANAの青)を見上げているなら……思い切って飛び込んでみるのも悪くない選択ですよ。

次は、どこかの空港のラウンジで乾杯しましょう。

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