子供の残酷さって、どこから来るんだろう?|AC✖️HSPの私の子育て
やまねです😊
よく「子供って残酷なところがある」って言われますよね。
私も子育てをしていて、よく実感します。
私自身、ACの背景があり、HSPの傾向があるから、余計に気になっちゃうのかなってところもありますが💦
最近の残酷エピソード
例えば、最近で言うと本の読み聞かせをしている時。
物語の展開が今後どうなるかについては大人顔負けの推察ができるのに、主人公の心情はあまり理解できていない様子で、ちょっと驚いたことがありました。
具体的には、主人公が母親を亡くしたという場面を読んだときのこと。
主人公は、母親を失った心の穴を埋めるために、たくさんものを買い与えられるんだけど、主人公にとっては、いくらものを買ってもらっても、本当はそんなことはどうでもよかったというくだりがありました。
読み聞かせをしている私は、主人公の気持ちを考えると涙が溢れて視界がにじんで文字が読めないくらいでした😭
一方、子どもは、主人公がたくさんものを買ってもらえている描写にワクワクしたみたいで、目をキラキラさせて、ニコニコしながら「自分だったら嬉しいけどな」と言っていて、一瞬「サイコパスか!」とツッコミを入れたくなったんですよね😅
子どもの言動は、時になぜ残酷なものに感じられるのか
言語能力や論理的に考える力などが身についてくると、それならきっと人の気持ちも理解できるはずなんじゃないかと思ってしまい、時々そのギャップも相まって、「なんて残酷なことを言うんだ」と言う気持ちになってしまいます。
でも、実は脳の機能を考えると、言語能力、論理的思考力、共感力はそれぞれ脳の別の分野を使って発揮される力なんですよね。
だから、脳の働きと言う面から考えると別の能力になるわけです。
脳の発達の順序
脳の発達って、それぞれの分野が同時に成長していくものではなくて、ある部分が発達したら次の部分が発達していくと言うように順序があるようです。
そこで、ちょっとその辺の知識を整理してみました。
運動機能(運動野):いち早く発達
言語・論理(ブローカ野・ウェルニッケ野、前頭前野の一部):小学校低学年からぐんぐん伸びる
共感・自己制御(前頭前野の成熟、前帯状皮質や島皮質など):思春期以降にゆっくり育つ
さらに、例えば言語能力、論理的思考能力など一つの能力のように考えられるものも、脳の一つの分野のみを使うことで発揮されるわけではなくて、複数の領域が協調して働くことで、その力が発揮されるものだったりします。
だから、脳のそれぞれの領域が発達した上で、さらにそれを協調させる力が育つことで、大人のような脳の使い方ができるようになる。
そして、一般的に、言語や論理の力は小学校低学年くらいからどんどん伸びるようなんですが、それを「人の気持ち」に結びつけて使えるようになるのは、思春期以降らしいんです。
共感能力にも種類がある!?
ただ、共感能力にも種類があるようで、幼児期にも「感情的共感」(泣いている人を見ると一緒に泣くなど)は育つようなんですね。
だから、目の前で泣いている人に共感するみたいなことは割とできたりするんだけど、「認知的共感」(相手の気持ちを立場や状況から推測する力)は 前頭前野やTPJの成熟が必要で、思春期〜青年期までかかります。
だから、相手の状況とかを察して、その気持ちに共感するってことができるようになるまでには、想像以上に長い長い時間がかかるんですね。
そういうカラクリで、「言葉や知識はすごいのに、なんでそんなに人の気持ちに無頓着なの?」というギャップは生まれるんです。
発達段階にある子どもの脳との付き合い方
というわけで、子どもが残酷に感じられるような言動をしてしまうのは、脳の協調ネットワークがまだ未成熟な段階だから、自然な現象なんですね。
だから、子どもが残酷に感じられるような言動をしている場合に、それを頭ごなしに否定してしまうと、子どもに不可能を強いることになっちゃうんだなと思いました。
うちは以前モンテッソーリ教育をしている幼稚園に通っていたのですが、そこでよく言われていたのは、子育てで大切なのは「信じて待つ」ことだよということです。
脳の発達の面から考えても、やっぱり「信じて待つ」ことが大切なんだなと思いました。
おわりに
あと、もう一つ実感したことがあります。
それは、本を読むって、実は脳の色んな分野を使う作業なんだなということ。
改めて読書の大切さを実感しました!
読書をしたり、色々な経験を積み重ねながら、子どもの脳はゆっくりと成長していきます。
残酷に感じられる子どもの言動も、発達段階の自然な現象と知っておくだけで、「うちの子サイコパスかも😱」と余計な心配をすることがなくなり、子育てがちょっと楽になるかなと思いました✨
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