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伊万里・鍋島に映った四季@戸栗美術館

渋谷区松濤にある戸栗美術館へ。

渋谷駅から松濤へ


待ち合わせは、渋谷駅の巨大壁画
岡本太郎「明日の神話」
・・・芸術が爆発している・・・
渋谷駅の喧騒を抜けて
松濤エリアへ
途中神社⛩️がある
今回はお辞儀のみで素通り

駅前の喧騒を離れ、閑静な住宅街を抜けていく。 

戸栗美術館
到着

戸栗美術館

・陶磁器を中心とする美術品を永久的に保存し、広く公開することを目的として、1987年11月に鍋島家屋敷跡にあたる渋谷区松濤の地に開館。
・コレクションは伊万里、鍋島などの肥前磁器および中国・朝鮮などの東洋陶磁主体、約7000点を所蔵。
・日本でも数少ない陶磁器専門の美術館として活動。
・年4回の企画展を開催。

戸栗美術館のサイトから要約

少し長いけれど創設者、戸栗亨氏の開館のご挨拶を。

こういう方のおかげで、私は今貴重な古き良き時代の名品を鑑賞できるので、とても感謝している。

開館当時のごあいさつ

昭和20年8月、第二次世界大戦終結と共にアメリカを初めとする西欧文化が次々に渡来し、正に幕末の鎖国から解放された時を思わせる第二次文明開化の幕開けとなりました。
終戦を迎えた当時、私は山梨の田舎におりましたが、社会変動、物資不足が続き家業の土木建築業どころではありませんでした。日本が復興の途を辿るのにつれ、身辺の環境が変わっていく事には目を見張るものがありました。電化製品が普及し始め、自転車がオートバイに、農耕具の鋤鍬は耕動機に替わり、機織機や生活用具など先祖伝来の民具は置き去りにされがちでした。
此の時私は、失われていくものを大切に保存しなければ、将来の子供達は昔の文化や生活様式を知らなくなると思いました。今考えると「古民具館」の様なものを作り、先人の暮らしの有様を次の世代に伝えるよすがとしようと思ったのです。一生懸命資料を収集し、いつの日か一般公開したいと考えるようになりました。 昭和27年に上京し、殖産住宅の建築業者になりました。当時の注文建築の殆どは和洋折衷で、住生活の面でも従来の建築様式から変わっていきました。仕事の傍ら十年間余り古民具や古道具を買い求めました。この間に得たものは、玉石混交といった具合で、蒐集の世界の難しさを勉強させられました。もとより浅学微力な私の力では失敗の繰り返しでした。
昭和40年頃、後藤恒雄氏や下條啓一氏と知り合いました。古美術に造詣の深いお二人の影響で、国内はもとより海外まで足を運び、鑑賞陶磁器を主力に蒐集するようになりました。お二人との出会いが、今日の財団法人戸栗美術館の主柱となり、又多くの方々のお力添えを得て、四十有余年の集成として、ここに開館する運びとなりました。
若き日に夢見た、後世への文化遺産伝承の一助となれば、望外の幸せでございます。
昭和62年11月

財団法人戸栗美術館
戸栗亨

https://www.toguri-museum.or.jp/about/
美術館の反対にあったハナミズキ
戸栗美術館入り口
好きなラウンジ
着いた時は私と友達の2人だけ
とにかく静かで
ずっと座っていたい
広いし天井も高いからゆったり
階段横の壁にも
作品が置かれている
松濤美術館で
高島野十郎展が開催される

昨年行って良かったから2回も行ってしまった。

戸栗美術館に戻って・・・

館内がとにかく静かで良い
友達も佇まいが静かで好きで
また来たいとのことだから次の次の展覧会に行くことにした。

参考:戸栗美術館の展覧会スケジュール

この白い箱はまた後ほど
静かで内側の調律にピッタリの
美術館なのだ

今回はこちら。

作品リスト

残念ながら写真はほぼ不可なので、Instagramのリンクを掲載。

何回か訪れているから、もちろん
見たことがある作品もある。
でも何回見ても良いものは良い✨

素晴らしい作品に触れて大満足。
出光美術館が休館中で、最近陶磁器をあまり見ていない。
やっぱりいいなあとしみじみ。

こちらのオンラインショップでは、江戸時代の作品の同じ図柄がサイズを変えて購入可能。
以下はいずれもお皿だったが、盃サイズになっている。

・色絵 蒲公英文 皿(江戸時代 17世紀末~18世紀初)
ちなみに鍋島はお花を赤で描くことがありたんぽぽも赤で描かれている。
別の小手毬も赤で輪郭がとられていたりした。

こちら↑は「色絵 石楠花文 皿(江戸時代 17世紀末~18世紀初)」も優美で見事だった。

今回の買い物

現代風はあまり好まないのだけれど・・・

このリンク先の5枚目にあった作品のうち、阪井茂治氏の作品5点のうち、4点を買ってきた。(嗚呼、また💸)

この絵柄(老松)とぶどうが描かれた小さなお皿を2枚ずつ。

9cm
「老松」
この松の葉の色が好き
写真だと分からないが松の葉の部分はちょっと銀色にキラキラしている
阪井茂治氏の作品は、「老松」2点と「ぶどう」3点しかなかった
そのうちの4点を買ってしまった・・・

阪井茂治氏は、新しい鍋島に挑戦されているから、作風はやはり展示室のものに比べると”現代”という雰囲気。
二女のくらら氏の作品もあったが、私はお父上の作品の方が「鍋島」を感じる気がしたので買ってみた。

私が本当に欲しいのは、江戸時代の鍋島そのもの。
最高の職人が、
最高の時間をかけて、
最高のものを作っていた。

しかし、現代の鍋島は将軍への献上品じゃないし(将軍もいないし)、
同じものを手にすることはできない。
そして、技術を残さないといけないし、そのためには多くの人に使ってもらう鍋島が必要。

私はそれを買ったのだと思う。

藩の庇護があった鍋島と、
継承も、販売も、経営も、後継者育成もこなさないといけない現代の鍋島は江戸時代の鍋島と同じにはならないし、なれない。

日本の磁器の最高峰とも言われたりする鍋島を鑑賞できて大満足。

憧れの大川内山

本来は、

ここ↑に出かけて行って、鍋島を買いたい。
いつか佐賀に行って手に取ってみて、と未だ叶えていない。

ゴールデンウィークに開催されるこちら。
有田の陶器市ほど混まないが、朝9時には着いていた方がいいらしく、
ゴールデンウィークというどう考えても人が多そうな時期に行くのが気が重い。
朝9時に佐賀に行くのは無理だからその前日から行かないといけない。
会社を辞めてから・・・なんて思うけれど歳を取るほど億劫になりそう。

2泊3日あれば行けるのであれば退職を待たずに行くのもありかもしれない。
窯元市にこだわらなければいいのだ・・・。

鍋島

江戸時代の鍋島ー展示作品の優美さは圧倒的だなぁと思う。

鍋島焼の特徴

● 高台が高く整った形
● 器の裏にも文様が描かれる丁寧さ
● 細密な筆致による文様

時代の変遷
・盛期(17世紀後半)
色鮮やかで豪華な絵付けが特徴 国の重要文化財に指定されるなど、優品が多い
・中期(8代将軍吉宗の時代)
倹約令の影響で豪華さが抑えられ、青一色の染付が中心に。質実剛健な作風へ変化
・後期(10代将軍家治の時代)
献上品のデザインが12種類に限定され、形式化。政治的な安定とともに、焼き物も保守的に

https://www.asobo-saga.jp/

江戸時代の鍋島は今後も美術館で愛でたいと思う。

美術館の後

ランチ

渋谷で駅方面に向かう。
写真かなり撮り忘れ。

サンセール 2024
白身魚のポワレ

これ以外にハムの盛り合わせ(これは友達が生ハムをオーダーしたのに違うものが来ていた。二人でこれ生ハムじゃないね、と話していたが、会計の時に間違えたオーダーが通っていたことが判明💦やっぱり聞けば良かった。生ハムも一枚入っていたから紛らわしい!)

あとエスカルゴを久しぶりに食べたが写真撮り忘れ。
美味しかった。

その後銀座に移動。

鳩居堂

鳩居堂で住所印が出来上がったから取りに行く。

住所があるから載せられない💦

土鈴の形のを発注

早速友達へのお便りに使おうと思う。
封筒に押すのに横長も買いたくなる。

その後はまたアーティゾン美術館のカフェでお茶をして

アーティゾン美術館は今は展覧会がないが、ある時はこんな風にフラッとは入れない。
昨日は静かで良かった。

その後すぐ近くのヤエチカへの階段で地下に入り、地下道で東京駅へ。

友達とは東京駅で解散。

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渋谷の松濤にある戸栗美術館は、とても静かで落ち着く。
東洋陶磁器が好きな方におすすめしたい美術館。

お読みいただきありがとうございました😊

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