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ハコウマ ④(終)【連載台本・世にもになるまで書いてみた・82作目】

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〇 大学・講義室

 翌朝。
 主人公の友人a・b 席に座りながら辺りを見渡し、主人公を探している。

a (辺りを気にしながら)なぁ。【主人公】のヤツおせぇな。
b (平然と)いつものことだろ。
  どうせ深夜まで練習してたとかなんとかで遅刻してんだよ。
a いや、さすがに今日遅刻すんのはまずいだろ。
  この小テスト受けなかったら落単確定だろ? 
  俺、連絡とってみるわ。

 友人a 主人公に電話を掛ける。

b (呆れて)ほっとけって・・・ どうせ来ないんだから・・・

 友人a 主人公が電話に出るのを待っている。

〇 主人公の家・室内

 主人公 山積みの「箱馬」の上で深い眠りについている。起きそうにもない。スマホがむなしく揺れている。

 だんだんと部屋全体にズームアウトしていく。
 部屋のあちこちに「箱馬」が置いてある。
 家具や電化製品の場所・彼女が座っていた位置にも「箱馬」が置かれている。
 この部屋には「箱馬」しか存在しない。
 
彼は「想像の中」で暮らしていたのだ。
 故に家具も電化製品も彼女も「想像上の存在」に過ぎない・・・

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