ハコウマ ③【連載台本・世にもになるまで書いてみた・82作目】
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数時間後。
主人公 「箱馬」を使ったジェスチャークイズを彼女に出している。
彼女 酒の力もあるのか、とても楽しそうな様子でクイズに参加。
女 (酔っぱらいながら挙手をし)わかった~ 「空気清浄機」でしょ~?
主 そう! よくわかったね!
女 まぁね~ てか、箱馬一つあれば何でもできるんじゃない??
主 お、気づいてくれた?
そうなんだよ! これ一つあれば、どんな劇も・・・
主人公が「箱馬」のさらなる魅力を語ろうとした瞬間、インターホンが鳴る。
主 ん? なんだこんな夜中に・・・
主人公 渋々玄関に向かう。
〇 主人公の家・玄関
主人公 頭をかきながら玄関を開ける。
主 はい。何でしょうか・・・
ドアの向こうで立っていたのは、隣人の男(50代男性・メガネ)。
男 かなり怒っている。
男 あの! 夜中に騒がないでもらえますか!?
主 (申し訳なさそうに)・・・すみません。
主人公は謝罪するが、男の怒りは収まらない。
2人の足元が映る。玄関には主人公の靴が1足置いてある。
男 さっきからトンカチを叩く音はするし、あなたが騒ぐ声もしますし・・・
声のボリューム考えてもらえますか!?
主 ・・・すみません。
女 (部屋で)ぎゃははは!!
彼女の笑い声が部屋から聞こえてくる。
しかも玄関と部屋を繋ぐドアが開けっぱなしだったこともあり、音量MAXで玄関にいる2人に聴こえてくる。
主 (部屋にいる彼女に向かって)おい!静かにしろっての!
女 (部屋から)あーごめーん。
主 本当にすみません・・・ 彼女にも注意しておくので・・・
男 (不思議そうに)・・・は? 彼女? あなた何言って・・・
主 ・・・なんすか?
男 (ばつが悪そうに)・・・お願いしますよ本当に! ったく・・・
男 自分の部屋に戻る。
主人公 小さくため息。自分が悪いのに・・・
女 (声だけ)ねー! クイズの続きしよ~よ~
主 おう! 次は第16問か。何にしよっかな~
主人公 部屋に戻りながら、次の問題を考えている。
〇 マンション・共用廊下
男が扉を閉めた瞬間。
男 「見てはいけないもの」でも見たのか、かなり気味が悪そう。
男 (ボソッと)・・・あんま関わんない方がいいかもな。
男 自室に急ぐ。
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