ペアワーク ②/全5話【創作台本・世にもになるまで書いてみた・132作目】
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男子生徒(お調子者) 手を挙げながら、主人公に質問する。
男 はーい! 先生は彼氏いるんですかー?
主 そういった質問はホームルームが終わった後に答えますので。
それでは皆さん。ホームルームを始める前に1つ。
今から簡単なペアワークを始めます。
女子高生(ギャルグループの一味) かなり不服そうな表情を浮かべ、主人公に物申す。
女 は? なんで?
主 このクラスに「連帯感」がないからです。
女 はぁ??
主 授業中はいつも騒ぎ、集中力が欠けている。
全校集会での整列が乱れるのは当たり前。
先日行われた合唱コンクールでは、圧倒的な最下位。
これでも私たちには「連帯感」があると言えますか?言えませんよね?
主人公の話に誰も口を挟めない。図星だった様子。
主 まぁ、私がうだうだと話すのは時間の無駄ですね。
早速始めましょうか。
廊下側の2列、中央の2列、窓側の2列で向かい合い、両手を合わせて下さい。
生徒達 やや不思議そうに、主人公の指示通り動く。
ギャル4人グループは、金髪ショートカットと黒髪ツインテール・黒髪ロングと茶髪ポニーテールで手を合わせる。
ヲタ男子は、横の陸上部女子と手を合わせる。陸上部女子、やや顔が引きつっている。
ダウナー系女子は、前髪で目の隠れている男子と手を合わせる。どことなく似ている。
1人の男子生徒(ヤンチャ系) 横の席の男子生徒(ガリ勉系)と手を合わせようとしない。
主 【ヤンチャ系男子の名字】さん。
ヤ (舌打ち)はいはい。やりゃあいいんだろ。やりゃあ。
ヤンチャ系男子 ガリ勉男子と渋々手を合わす。
主 では皆さんゆっくりと目を閉じ、深呼吸をしながら、
先生と一緒に10数えて下さい。
いきますよ。10,9、8・・・
主人公の目のアップ。どこか吸い込まれそうな印象。
教室の入口付近に飾られた、文化祭での集合写真のカット。
タイトルテロップ『ペアワーク』
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