求職ドクター ②【連載台本・世にもになるまで書いてみた・78作目】
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〇 ハローワーク・相談窓口
数分後。
相談員 求人票を3枚見せる。
「看護師」「医療事務」「調剤薬局事務」の求人。意外と豊富。
主人公 求人票を見てどこか難しい表情。
主 ・・・あの、「医師」ってないですかね。
相 「医師」ですか・・・ 今募集掛けてるのは、そうですね・・・
「整形外科」の1件だけですね。
主 ・・・そうですか。
長らく「内科医」として働いていたもので・・・
相 そうですよね・・・
しかし今ご紹介できるのはこのような求人しか・・・
申し訳ございません。
主 いえいえ。無理を言ってるのは私の方ですから・・・
相 にしても驚きましたよ。お医者さんだったんですね。
主 はい・・・。
なのでもう一度医者として働けられればと思ったのですが・・・
相 正直なところ「医者」の求人は非常に少ないんですよ。
それに今は需要も少ないですし・・・
主 やっぱりそうですよね。こちらに来てそう思いました。
相 そうだ。
未経験からでもできる簡単なお仕事を、いくつか紹介してもよろしいですか?
主 お願いします。
〇 工事現場
工事現場で働く主人公。汗を流しながら木材を運んでいる。
親方(男性・60代後半)主人公に指示を出す。
親 おーい新人。それ運び終わったら釘打ちやってくれ。
そんくらいできるだろ?
主 ・・・はい。
親 じゃ、頼むわー
主人公 一瞬悔しそうな顔を見せるも、木材を運ぶ。
〇 コールセンター
今度はコールセンターで働く主人公。
クレーム処理の真っ最中。電話口の客(60代・女性)は怒っている。
電 あーもう!あんたじゃ話になんない!責任者呼んで!
主 か、かしこまりました・・・ 少々お待ちください・・・
主人公 保留に切り替え、挙手で責任者を呼ぶ。
主 すみませーん。ヘルプお願いしますー
上 はいはい。今行きますねぇー
上司(70代後半・女性) ゆっくりと主人公の元へ。
主人公 不安そうな表情で上司を見つめる。
〇 介護施設
今度は介護施設で働く主人公。
主人公 一度手を止め周りを見渡す。
目に入ってくるのは「老々介護」の光景。
主人公 ため息を漏らす。
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