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古語②【連載台本・世にもになるまで書いてみた・55作目】

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○ 教室

 朝のLHR前。
 主人公の友人A・Bが会話している。
 といってもAが一方的に話し、Bはどこか上の空。
 2人の前に主人公がやってくる。
 主人公 かなり疲れている。

A (Bに向かって)さて弟ぞ・・・
  (Aを見つけ)あ! ○○はやく〜 けふは遅刻せざりきかしw
B ・・・はやし。

 主人公 黙って椅子に座り、机に顔を伏せる。

A いかがせり? 体調悪しき?
主 (2人に怒って) ・・・そのしゃべり方やめて! 
B とみにな怒鳴りそ・・・
A さるぞ〜 な心いられそ しかと牛乳飲めり?
主 だーかーらー! その「古い言葉」やめてってば!
  意味わかんないから! 
B 「古き言の葉」? 殊に言ひたらざらずや。
A 先程より何語話したるぞ? 意味わかざるかしゐん然しw

 主人公 スマホでSNSを見るも、当然全て「古語」。思わず愕然。
 主人公のナレーション

主 (ナレーション)
  突然、みんなのしゃべり方が「古典の登場人物」になった。
  何を言っているのか全然わかんない。一体何が起きたっていうの・・・?
  もしかして私が「古典」なんて無くなっちゃえばいいって言ったから?
  一体なんなの~!?

 主人公 もう泣きそうになっている。
 心配そうに見つめる友人A・B。しかし口調は変わらない。


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