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古語①【連載台本・世にもになるまで書いてみた・55作目】

これまでの話はこちら!

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○ 主人公の家・自室

 夜22時。カチカチと時計の音だけが響く。
 主人公 次の日に行われる「古典の小テスト」に向け勉強中。
 古典は苦手科目なのか悪戦苦闘。

主 この「ける」って何形だっけ・・・ 
  えっと、「なむ」があるから・・・(沈黙)
  ・・・・・・もう、わかんない! やーめた!!

 主人公 勉強をあきらめ、ベッドにダイブ。スマホをいじり出す。

主 (心の声)古典って何が面白いの? 
  昔の人の話を学んで何が楽しいの??
  どーせ将来に役立たないんでしょ。じゃあやらなくて良いじゃん!
  あーあ「古典」なんて無くなっちゃえばいいのになー

 主人公が見ているのはYouTubeのショート動画。

主 (心の声で)・・・このテストなら満点取れるのになぁ。
  問題! デデン! ツッコミの人の名前は・・・ 
  ピンポン!【芸人名】! 正解~

 主人公 古典の勉強などすっかり忘れ、動画に夢中。
 机の上に置かれた古文単語帳のアップ。
 草書体のタイトルテロップ『古語』

 翌朝。目覚まし時計が鳴る。
 主人公 手探りで時計を探し、時刻を確認すると完全に朝寝坊

主 (目が覚め)やばい!! 完っ全に寝坊だ~!

 主人公 急いで学校へ行く準備を始める。

○ 主人公の家・玄関

 主人公 猛スピードで身支度を済ませ、靴紐を結んでいる。

主 いってきまーす!

 母親 主人公を呼び止める。手には弁当箱

母 ○○ー 辨當忘りたるかしよしー
主 ・・・何。もしかしてすゑひろがりずのマネ?w
母 殊に物真似びなどせざりたるかし?
主 はいはい。もうわかったから! じゃ、行ってくるね~

 主人公 弁当を受け取り、おかしな母を気にすること無く学校へ向かう。

母 ?? 何言ひたるぞ・・・?

 母親 主人公を心配そうに見つめる。


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