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名も無き救世主 ①/全4話【創作台本・世にもになるまで書いてみた・114作目】

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○ 無人島・海岸

 主人公(男)の足元。フラつきながらさまよい歩く。ナレーションと共に、段々とズームアップ。主人公の全身カットに。衣服は上下共にボロボロ。髪もヒゲも伸び放題。髪は金色の細ビニールバンドで結んでいる。

主 (ナレーション)
  無人島に漂着して、もう半年は経っただろうか。一向に助けはやってこない。
  スマホも既に充電が切れた。砂浜にSOSの大文字を書いてみても効果無し。
  俺はこのまま、この島で生涯を終えるのだろう。

 主人公目線の映像。砂浜に漂着物があるのを見つける。

主 ・・・今日も流れ着いたか。
  
 主人公 どこか嬉しそうな表情を浮かべる。残りの体力を振り絞り、漂着物の元へと急ぐ。

主 (ナレーション)
  そんな絶望の中でも、唯一の楽しみにしていることがある。それは・・・

○ 無人島・漂着物の前

 主人公 漂着物に目を光り輝かせている。
 漂着物のカット。カレーを入れる用の、バナナボート型のステンレス食器。

主 ・・・・・・カレー入れるやつか。。。
いいねぇ。コップ代わりに使うとするか。

 主人公 食器を手に取り、自分の住処に戻る。

○ 主人公の住処

 主人公 食器を手に、住処に戻ってくる。

主 (ナレーション)「名前を知らない漂着物」との遭遇。ただそれだけである。

 住処内の全体カット。そこには「正式名称」がわからないグッズで溢れている。
 タイトルテロップ『名もなき救世主』


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