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誰でもよかった ②/全3話【創作台本・世にもになるまで書いてみた・116作目】

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 主人公 避けることができず、まともに食らい、リング上に倒れる。
 ゴングのSE。

 その後も主人公は、さまざまな強敵と闘うがあっけなく倒される。
 プロボクサー・力士・ヤンキー・・・ どの相手もワンパンで主人公をKOしていく。
 主人公 ほぼグロッキー状態でリングに横たわる。

 主人公 立っているのもやっと。体も傷だらけ。

? いやぁ~ 見事なやられっぷりだねぇ。
  ギブアップした方がいいんじゃないか?
主 ・・・・・・うるせぇ! バカにしやがって。。。
  敵が強すぎんだよ。。。
? 強すぎ? 何を言ってるんだ? お前の望んだとおりではないか。
  いざ強い者と戦ったら、弱音を吐くのか。
  「誰でも」なんて嘘じゃないか。

 主人公 図星なのか何も言い返せない。

? まぁ、どうせそういうと思ってな。次はとびきり弱い相手だ。
  コイツならお前でも勝てるだろ。楽しみに待つが良い。
主 ・・・絶対勝ってやるからな。。。

 主人公 満身創痍の中、スピーカーを睨み付ける。
 ※ ここでCM

 ※ CM明け。
 主人公 怒りと驚きで顔が引きつっている。
 主人公が見たのはベッドに横たわる老女。点滴や管に繋がれており、心拍数も低い。

主 ・・・は?

 ゴングのSE。
 主人公 全く動けない。ただただ困惑している。心臓の音だけが響いている。

? あ。先に言っておくが、この勝負に負けた場合、別室できつ~い罰をうけてもらうからな。

 主人公 謎の人物の声が耳に入っていない。こわばった顔で、目の前の老女をただただ見つめている。

○ 取調室・室内

 回想シーン。主人公が連れて行かれる直前。
 主人公 舐めた態度で取り調べを受けている。

主 だ~か~ら~ 誰でもよかったんだってw

 先輩刑事(男・50代前半) 主人公の態度に怒っている。
 後輩刑事(男・20代中盤) 怒りはあるものの、冷静に話を聞いている。
 書記役の刑事(女・20代中盤) 主人公らを見向きもせず、書記に徹している。

刑 ふざけるな! 誰でも良かった!? 
  女性や子どもばかり狙ってるじゃないか!
主 たまたまだっつーのw ほんとに誰でもよかったの! 
  むしゃくしゃしてたんだって!
刑 ・・・このやろう!

 先輩刑事 掴みかかろうとする。

後 先輩! 暴力はダメです!
刑 うるせぇ! こういうやつは一発お見舞いしないと・・・

 書記役の刑事の手元アップ。 机の下にあるボタンをこっそり押す。

主 え? 警察が暴力振るうの? いいのかな~ そんなことして~
刑 なめやがって・・・

 主人公 怒る刑事を前にニヤニヤ笑っている。

○ 格闘技場・リング

 回想シーン明け。
 主人公 息も荒くなってきている。

? おいどうした~? 相手は動いてないじゃないか? 
  チャンスだぞチャンス~
主 (無言で悩み始める)・・・・・・・・・

 主人公 スピーカーの方向に土下座をする。

主 ・・・降参だ。俺の負けでいい。。。
? は~っはっは! そうか! やはり「母親」でもダメか!
  では「別室」に連れて行け。

 屈強な男2人 リング上に現れ、主人公を「どこか」へ連れて行く。
 主人公 疲れ・諦めなど色々な感情が入り交じっているのか、無抵抗で連れて行かれる。


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