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野球を知らない俺の彼女②【連載台本・世にもになるまで書いてみた・62作目】

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○ 球場・3塁側客席

 5回表。相手打者がタイムリーを打ち勝ち越し。
 女 大喜び。周りから白い目で見られる。

主 ちょ、お前・・・! 静かにしとけ!!
女 え?なんで? 今ので1点入ったんじゃないの?? あ、2点か!
主 敵チームで喜ぶ奴がいるか!
女 そう・・・

 女性 少し悲しそうな表情。

 6回裏。主人公達の元にファールボールが飛んでくる。
 女性 グロスを付けるのに夢中で見ていない。

女 あ。残り少ないや。後で買おっと・・・
主 あぶねっ!

 主人公 咄嗟にファールボールをキャッチ。
 周りのファンは拍手。

女 【主人公名】くんすごーい! ボール取っちゃった!!
主 すごいじゃねぇよ! ボールはちゃんと見ておかなきゃ!
女 ごめんなさい・・・
  ・・・あれ? なんでアウトになってないの?
  さっきファールって取られたらアウトって
主 スタンドに入ったらファールなの!
女 いや、でも【主人公名】くん取ったじゃん。
主 (イライラしながら)だーかーらー!

 7回裏。相手投手が外国人投手に変わる

女 この外国人さんのボール早いね!
主 だろ??
女 やっぱりみんな早いの??
主 (少し沈黙して)・・・ああ。そうなんじゃないかなぁ?
女 へぇ~ やっぱりか~

 主人公 何も知らない彼女&負けているチームにイライラを隠せない。

 9回裏。2アウト満塁。
 一打サヨナラのチャンス。周りも声援を送る。

女 ねぇねぇ。同点になったらどうなるの??

 主人公 無視してチームの応援に夢中。

女 ねぇったら~

 女性 主人公を妨害し始める。
 主人公 ついに堪忍袋の緒が切れる。

主 うるっさいんだよ! だいたい野球のルールくらい知っとけ・・・

 その瞬間、強烈な打球音が響く。
 皆の視線はレフトスタンドへ。果たして・・・


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