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モノクロームな過去を求めて ②【連載台本・世にもになるまで書いてみた・89作目】

前回はこちら!

これまでの話はこちら!

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〇 ホテル・会見場

 都内某所の高級ホテル。
 ここではとある会見が行われていた。
 舞台上部に掲げられた看板。
 そこには「日本初・時間旅行参加者発表会見」と書かれている。
 舞台には金屏風の前で主人公が座っている。かなり緊張している。
 主人公の横には(おそらく)日本政府関係者。

 司会 会見を進行する。

司 (声だけ)続きまして、日本初の時間旅行参加者に選ばれました【主人公名】様の挨拶です。

 主人公 マイクを握る。

主 ただ今ご紹介にあずかりました【主人公名】と申します。
  普段は写真修復技師として働いております。
  今回、こちらの時間旅行に応募させていただいた理由は・・・

〇 主人公の自宅・リビング

 夜22時。娘も寝た後。
 主人公 晩酌をしながら歴史番組を視聴中。どこか不思議そうな表情。
 妻 娘を寝かしつけ、リビングに戻ってくる。主人公に話しかける。

妻 あなたどうしたの? 何か考え事?
主 え? あー、うん。
  (テレビ画面を指さし)
  こういうさ「江戸時代」のイメージってあるじゃん。
妻 それがどうしたの?
主 この色って正しいのかな?
妻 ・・・ん? どゆこと?
主 何ていえばいいかな・・・ 
  例えば今映ってる町家の壁って黄土色じゃんか。
  本当は全然違う色だったりしないのかなって。
妻 そんなことないんじゃない? 
  時代劇とかでも、大体こんな色じゃん。
主 いやいや違うかもしれないじゃん!

 主人公と妻の激論は続く・・・


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