湯はり ④【連載台本・世にもになるまで書いてみた・73作目】
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〇 主人公・リビング
テロップ『10分後・・・』
エンターキーを強くたたく音。
主 ・・・よっし! これ位書けば十分だろ!
満足そうな主人公。
パソコン画面。プロットは全て箇条書き。しかも2枚半。
主人公基準では、がんばった方なのだが・・・
主 さてと! 風呂入るか~
これだけ思いつけば満杯になってるだろ!
主人公 浴室へと向かう。
〇 主人公の家・浴室
主人公 呆然と浴槽を見つめている。酷くガッカリいた様子。
浴槽に溜まっているお湯は半分以下。
主人公 そのまま浴室を後にする。
〇 主人公の家・廊下
主人公 すっかり意気消沈。
主 マジかよ・・・ これ以上話を膨らますなんて・・・
そうだ。「実は主人公は探偵アンドロイドで・・・」とか?w
主人公 浴室の方を振り返る。音沙汰なし。
お湯は出てこなかった。
余りにもぶっ飛んだアイデアでは出てこない様子。
主 ・・・だよなぁ。もういっその事パクるか?
例えばそうだな・・・
「主人公の相棒は空手日本一の女性でめっちゃ強い」とか?
ま、パク・・・じゃなくて「オマージュ」だけどw
再度、浴室の方を振り返る。
お湯は出てこない。
主 これもダメかぁ・・・ ま、そうだよな。真面目に考えなきゃ
と思いきや、浴室から今までに聞いたことのない音。理科室の水の勢い。
主 ・・・え!? めっちゃ出てんじゃん!
ってことは「この作戦」だとすぐ満杯になんじゃね??
そうと決まれば・・・!!
主人公 またもリビングへ走り出す
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