水求者 ①/全5話【創作台本・世にもになるまで書いてみた・130作目】
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○ ある山の中
獣道を歩く足元のアップ。泥にまみれたのか、かなり汚れた登山靴。
背中のカット。かなり大きな登山リュック。テントやマットも積んでいる。
主人公(50代・男性・ゴーグル姿)の表情カット。登山用ストックを使いながら登り続ける。息は荒く、かなり苦しそう。
主人公 一度立ち止まり、ポケットから地図と方位磁石を取り出す。
地図のカット。目的地の湖には×印が書かれている。
主 (独り言のように小声で)・・・よし。合ってる。
行けるとこまで行くか。。。
主人公 再び歩き始める。
主 (ブツブツと)水のため・・・ 水のため・・・
主人公の後ろ姿カット。
タイトルテロップ「水を求めて」
○ 主人公の自宅
回想シーン。
テロップ「1ヶ月前・・・」
主人公 パソコンで調べ物をしている。目が悪いのか、ブルーカットメガネを着けている。
主 ・・・幻の水??
パソコン画面のカット。「幻の水」についての記事。
主 (声のみ)どんなモノでも治せる・・・?
主人公 「幻の水」について、さらに深く調べていく。
○ 主人公の職場
主人公と上司(50代後半・黒縁眼鏡)のカット。デスクに座りながら話を聞く上司と、その目の前で立っている主人公。
上 有給を使いたい?
主 はい。来月から1週間ほど。
上 1週間? 海外旅行でも行くのか?
主 ・・・いえ。国内です。
上 え? なら、ちょっと長い気がするがなぁ・・・
主 そこを何とか。
(頭を下げ)お願いします。
上 うーん・・・ もう少し詳しい理由を聞かないとだな・・・
主 ・・・・・・「幻の水」を探しに行くんです。
上 はい?
主 この水すごいんです。どんなモノでも元通りに治るという・・・
主人公 水について熱弁し始める。
上司 主人公の話を聞いてはいるものの、その様子にかなり引いている。
○ ある山の中
回想終わり。
主人公のカット。山中でゆっくりと立ち止まる。
主人公目線の映像。目の前に現れたのは分かれ道。正規ルートを示す看板は無い。
主人公 ポケットから地図を取り出す。地図にはあらかじめ準備していたのか、蛍光ペンで正しいルートが引いてある。
主 ・・・右か。
主人公 迷うことなく、右側の道を選び、再び歩き出す。
※ ここでCMに入って欲しい。
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