ゴーストタッチ ②【連載台本・世にもになるまで書いてみた・83作目】
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〇 通学路
大学時代の主人公。
講義を受けるためにキャンパスへ向かっている。遅刻したようで激走中。
主 (ナレーション)最初のゴーストタッチは大学2年生の時でした。
あの日は授業に遅刻しそうで、急いでいたのですが・・・
主人公のポケットから、スマホの振動する音。かなり強め。
主人公 音に驚き、思わず立ち止まる。恐る恐るスマホを取り出す。
主 (小声で)・・・なんだよ。故障か?
そうつぶやいた瞬間、主人公の目の前で事故が起きる。
車が電信柱に突っ込んでしまった。
周囲は騒然。主人公も驚きの表情。
主 (ナレーション)
もしゴーストタッチがなければ、私はここにいません。
スマホが私を助けてくれたんです。
〇 とある会社・社長室
インタビュアー 頷きながらメモを取っている。
イ なるほど・・・
要は「命の恩人」というわけですか。
主 ええ。スマートフォン様さまです。
それに、前の会社に入るきっかけもゴーストタッチなんですよ。
イ (思わず手を止め)え!? そうなんですか!?
〇 主人公の家(大学生時代)
再び大学生時代の映像。ワンルームマンションで暮らす主人公。ごく普通の大学生。
主人公 スマホでエントリーシートを作成中。
主 (ナレーション)本当は大手の某銀行に入りたかったんです。
なのに、エントリー中にスマホが・・・
スマホの画面が突然真っ暗に。
主 は!? おい!!
あと少しで完成したのに・・・! 勘弁してくれよ・・・!!
そうつぶやくとスマホが復活。
しかし画面は、地元の弁当屋の求人ページ。
主 ・・・? 俺こんなページ開いてたっけ?? っておい!?
スマホが勝手に動き、求人に応募し始める。
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