Vol.03 「あぁ……」と思わず吐息がこぼれるほど。高級マッサージを受けた正直な感想。

このお話は続編となります。前回はこちらからどうぞ。
The Independence Hotel is an historic hotel located 5 km outside of Sihanoukville, Cambodia. The original hotel, completed in 1964, was designed by French architect duo Leroy and Mondet[1] as a conscious landmark to demonstrate the country's optimism following independence from France. A large white edifice perched above the sea, the building was known locally as bprahm-bpel jawn, or "seven storeys", as it was by far the tallest in the country. During this time the hotel's guests included Catherine Deneuve and Jacqueline Kennedy, and the hotel served as a "show piece" for the Royal Family, with King Norodom Sihanouk taking responsibility for the hotel's original interior design.
The hotel fell into disuse as a hotel under the Khmer Rouge, who used it both for target practice[2] and as a base for overseeing the port town of Sihanoukville, camping out in its empty corridors. Dissidents were also reportedly imprisoned in the clover-leaf shaped pool, which was roofed over with bamboo to form a rudimentary gaol.
Following the fall of Pol Pot, the hotel reopened in 1992 to house UNTAC forces who were seeking to assist in rebuilding the country, although it is said only half of the rooms were habitable.[1] It later again fell into disuse, and was used as a hide-out for criminals and smugglers.
The Independence was finally refurbished and then reopened as a three-star luxury hotel in 2007, following investment by Canadia Bank. The Cambodia Daily reported, prior to the opening, that "Revamped, refurbished, its grisly memories buried under a new coat of paint, the historic building will once again represent a nation’s optimism."
日本語訳にした文章になります。
インデペンデンス・ホテルは、カンボジアのシアヌークビル市街地から約5km離れた場所に位置する、歴史あるホテルです。1964年に完成した当初のホテルは、フランス人建築家デュオであるルロワとモンデによって設計され、フランスからの独立後に芽生えた国の楽観と希望を象徴するランドマークとして建てられました。海を見下ろす場所に建つ大きな白い建物は、当時国内で群を抜いて高い建築物だったことから、地元では「bprahm-bpel jawn(七階建て)」と呼ばれていました。この時代、キャサリン・ドヌーヴやジャクリーン・ケネディといった著名人も宿泊し、国王ノロドム・シハヌークが内装デザインを自ら監修するなど、王室の“ショーケース”的な存在でもありました。
しかしクメール・ルージュ政権下では、ホテルとしての役割を失い、射撃訓練の標的として使われたり、シアヌークビルの港町を監視する拠点として、空き廊下に野営するなどの用途に転用されました。また、クローバー型のプールには竹で屋根がかけられ、簡易的な牢獄として反体制派が拘束されていたとも伝えられています。
ポル・ポト政権崩壊後の1992年、同ホテルは国の再建を支援するUNTAC(国連カンボジア暫定統治機構)の部隊を受け入れるために再開されましたが、当時使用可能だった客室は全体の半数ほどだったと言われています。その後、再び使われなくなり、犯罪者や密輸業者の隠れ家として利用される時期もありました。
最終的にインデペンデンス・ホテルは、カナディア銀行の投資を受けて大規模な改修が行われ、2007年に三つ星のラグジュアリーホテルとして再オープンしました。開業前に The Cambodia Daily 紙は、「改装され、修復され、忌まわしい記憶は新しいペンキの下に埋められ、この歴史的建築物は再び国家の楽観を象徴する存在となるだろう」と報じています。

独立の希望から再生
簡単にまとめると、Independence Hotel は、1964年にカンボジア独立後の希望を象徴するランドマークとして建てられた歴史あるホテルで、内戦やクメール・ルージュ政権下では荒廃と暗い歴史を経験しましたが、その後改修を経て、2007年に国の再生と未来への楽観を体現するホテルとして再びよみがえったのです。
開放感のあるロビーとおしゃれな照明に、常夏リゾートを感じれる装飾品に惹かれてしまいます。

先ほども触れましたが、この建物は単なるホテルではなく、歴史的建築物であり、カンボジア人の誇りそのものでもあります。
1963年のカンボジアは、独立後の自立を力強く打ち出した、ひとつの転換点となる年でした!
フランスからの独立(1953年)からおよそ10年。国王ノロドム・シハヌークのもとで「中立外交」を掲げ、冷戦下においてもどの陣営にも属さず、自分たちの国は自分たちでつくるという意思を明確にしていた時代です。この年、シハヌーク政権はフランスやアメリカからの影響を徐々に抑え、銀行・貿易・文化政策などを国家主導で進めていきました。都市開発や建築、芸術も活発になり、近代建築「ニュークメール・アーキテクチャ」が花開いたのもこの頃だと言われています。
その一方で、水面下では社会格差や政治的緊張が少しずつ高まり始めており、希望と不安が同時に存在していた時代でもありました。
つまり1963年は、
「独立国家としての誇りと、未来への期待が最も強く表に出ていた時代」。
Independence Hotel が象徴的な存在として建てられた背景には、当時のカンボジアの空気や想いが、今も色濃く刻まれているのです。

心と身体を整える
こちらの入り口からは、心身をゆっくりと整えられるマッサージスパへも、日々のコンディションを整えるためのジムへもアクセスできます。目的に合わせて使い分けられる、便利で落ち着いた動線です。

アロマの良い香りが漂い、心がほぐれていくような感覚に包まれます。柔らかな照明と落ち着いたインテリアが、非日常のリラックス空間を演出してくれます。

カンボジア人スタッフが笑顔で温かくお出迎えしてくれます。丁寧な対応とさりげない気配りで、心地よい時間を感じられます。

スタッフに導かれ、ずらりと並ぶ白い建物全体の美しい佇まいや落ち着いた雰囲気がいいね。その景観だけでも、思わず写真を撮りたくなるほどです。

お部屋に入り、まずは着替えを済ませます。インナーショーツも新しいものに取り替え、清潔な気分に。最初に、お湯の入ったボウルに足を浸して丁寧に汚れを落とすと、じんわりと心も体もほぐれて、気持ちがすっと軽くなるのを感じます。

大きな木をあえて伐採せずに、そのまま空間ディスプレイの一部として残してあるのも素敵でした。自然の存在感が室内に柔らかさと落ち着きをもたらし、人工的な空間に温かみを添えています。

シャワールームも完備されているので、マッサージの前後にさっと汗や汚れを流すことができ、とても便利です。清潔感が保たれているため、よりリフレッシュした気分で施術を受けられます。

至福のマッサージを受けた後は、ハーブティーとクッキーも提供され、余韻に浸るひとときを楽しみました。
外に出ると、澄んだ青空と自然豊かな景色が広がり、心が癒されました。

気になる方はこちらをクリックしてね。
次回は番外編です。今回のミラクル体験がどのようにして起きたのか、書いてみます。お楽しみに!!
SOKOEUN
いいなと思ったら応援しよう!
カンボジア、時に日本。
カンボジア南部海辺街のシアヌークビルで暮らしながクメール食文化について独学で勉強してます。それらに関連する書籍購入や移動費に使わせてもらいます。
皆様の暖かいサポートをお待ちしておりま☺️。
