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Claude Fable 5は結局どう使える? 7月20日の変更で、Maxは定額・Proはクレジット利用へ

2026年7月、Claude Fable 5の利用条件が短期間で何度も変わりました。

7月1日には世界的な再提供が始まり、有料プランなら一時的に使えるようになりました。

そして7月20日、AnthropicはFable 5の扱いをプラン別に変更しました。

結論から書くと、MaxではFable 5が月額サブスクリプションの利用枠に正式に含まれます。

一方、ProではFable 5は定額利用枠に含まれず、Usage creditsによる従量利用へ移行します。ただし、対象のProユーザーには移行措置として、一回限り100ドル分のUsage creditsが提供されます。

「Proでも50%まで使えるのか」「Maxなら追加課金なしで使えるのか」を含め、最新の公式情報を基に整理します。

※ 本記事は2026年7月20日時点の公式情報を基にしています。AIサービスのプランや利用条件は変更される可能性があるため、実際に契約・追加利用する際は公式ヘルプも確認してください。

※ PTは米国太平洋時間です。7〜9月は夏時間(PDT)にあたり、日本時間とは16時間の差があります。

結論:Maxは定額枠に含まれる。ProはUsage creditsへ

7月20日以降の扱いは、次の通りです。

Enterpriseには複数の契約形態があります。個人向けの記事では詳細を省略しますが、旧来のユーザー単位契約では、Standard席はUsage credits、Premium席は月額プラン内での利用という扱いです。

ここで重要なのは、Maxが「完全な使い放題」になったわけではないことです。

MaxではFable 5が定額プランに含まれますが、使えるのは週次利用枠の最大50%までです。

また、Fable 5はSonnetやOpusなど、ほかのClaudeモデルと週次利用枠を共有します。利用枠の消費も、ほかのモデルより速いと案内されています。

それでも、Fable 5を日常的に使いたい人にとって、追加クレジットなしで定額枠に含まれるようになった意味は大きいと思います。

Proは「50%枠と100ドル分クレジット」の両方ではない

ここは少し分かりにくいため、先に整理しておきます。

Proユーザーは、7月19日までのプロモーション期間中、Fable 5を週次利用枠の最大50%まで追加料金なしで利用できました。

しかし、7月20日以降は扱いが変わります。

  • 週次利用枠の最大50%まで追加料金なし
    → Max、Teamプレミアム、Enterpriseプレミアム向けの扱い

  • 一回限り100ドル分の無料クレジット
    → 対象Proユーザー、Team標準席向けの移行措置

つまり、Proでは7月20日以降、Fable 5は定額枠に含まれません。

Fable 5を使う場合はUsage creditsを消費します。その最初の利用分を補うために、対象Proユーザーへ100ドル分のクレジットが付与される仕組みです。

対象のProユーザーは、Claude内の案内、または「Settings > Usage」に表示されるバナーから「Claim free credits」を選択して受け取ります。受取期限は8月2日23時59分PT(日本時間では8月3日15時59分ごろ)です。

7月1日:一度停止していたFable 5が再提供された

Fable 5は、Anthropicが6月9日に発表した高性能モデルです。

同社は、Fable 5を一般提供したモデルのなかで最も高い能力を持つモデルの一つとして位置付けています。ソフトウェア開発、長時間のエージェント作業、複雑な調査、画像を含む作業などで強みを持つとされています。

ただし、6月12日にはFable 5と上位のMythos 5が一度利用停止になりました。

Anthropicによると、米国政府の輸出規制への対応が必要になったためです。国籍をリアルタイムで確認する方法がなかったことから、結果として両モデルへのアクセスを停止しました。

その後、規制が解除され、7月1日からClaude.ai、Claude Code、Claude Cowork、Claude PlatformなどでFable 5の提供が再開されました。

7月1日から19日までは、有料プラン向けの「期間限定利用」だった

再提供時点でAnthropicは、Pro、Max、Team、一部EnterpriseでFable 5を利用できるようにしました。

ただし、これは恒久的な条件ではありませんでした。

当初は、

「Fable 5を週次利用枠の最大50%まで追加料金なしで利用可能。期限後はUsage creditsで提供」

という案内でした。

期限は当初7月7日でしたが、その後、公式Xやヘルプ上で7月19日23時59分(PT、日本時間では7月20日15時59分ごろ)まで延長されました。

この期間はProでもMaxでも、Fable 5を週次利用枠の一部として使える状態でした。

しかし、7月20日からは、MaxとProで扱いが分かれる形になりました。

MaxはFable 5を定額枠内で継続利用できる

Max 5x/20xでは、Fable 5がプランの標準機能として含まれます。

追加料金なしで利用できる範囲は、週次利用枠の最大50%までです。

利用枠を使い切った後は、次のどちらかを選べます。

  • Usage creditsを使ってFable 5を続ける

  • SonnetやOpusなど、ほかのモデルへ切り替える

MaxはProよりも5時間ごとの利用枠が大きく、長時間のClaude Code作業やCoworkでの作業を前提にしたプランです。

そのため、Fable 5を継続して使いたい人にとっては、Maxの価値が以前より明確になったと感じます。

ただし、Fable 5に使えるのは週次枠の最大50%までです。

Fable 5だけを大量に使い続けたい場合には、Maxでも最終的にUsage creditsが必要になる可能性があります。

ProはUsage creditsでFable 5を使う

Proでは、Fable 5は通常の定額利用枠に含まれません。

Fable 5を選ぶと、Usage creditsによる従量利用になります。

これは「ProではFable 5が使えなくなる」という意味ではありません。

使うことはできますが、月額のPro料金とは別に、Usage creditsを消費する形です。

Anthropicは、対象のProユーザーに対し、一回限り100ドル分の無料Usage creditsを提供すると案内しています。

このクレジットはFable 5専用ではなく、Claudeの追加利用分にも使えます。通常の利用枠を使い切った後に、ほかのモデルを使う場合にも利用できる仕組みです。

クレジットの主な条件

  • 対象:7月19日23時59分(PT(太平洋時間)、日本時間では7月20日15時59分ごろ)時点で対象のProプランを保有していたユーザー

  • 金額:100ドル分

  • 付与:7月20日(PT)から順次
    ※ 開始時刻は公表されていないため、日本時間では7月20日午後以降に順次始まる可能性があります

  • 受け取り期限:8月2日23時59分(日本時間では8月3日15時59分ごろ)まで

  • 失効期限:9月17日23時59分(日本時間では9月18日15時59分ごろ)

  • 対象外:無料トライアル

  • 注意点:受け取り時に支払い方法の登録を求められる場合がある

Proを継続している人にとっては、すぐに追加料金が発生するわけではありません。

まずは100ドル分のクレジットを使い、その後もFable 5を常用するかどうかで、Maxへのアップグレードや追加クレジット購入を考える形になりそうです。

Usage creditsは「Fable 5専用の追加料金」ではない

Usage creditsは、Claudeの月額利用枠を超えたときに使う追加利用分です。

Pro、Max、Teamでは、Claude本体、Claude Desktop、モバイル、Claude Code、Coworkなどをまたいで利用します。

つまり、Usage creditsは、

Fable 5専用の料金

というより、

Claudeの定額枠を超えた利用を、従量制で補う仕組み

と考える方が正確です。

AnthropicはFable 5のAPI価格を、入力100万トークンあたり10ドル、出力100万トークンあたり50ドルとして公開しています。

ただし、Claudeアプリでの実際の消費額は、単純にチャット回数だけでは決まりません。

  • 入力する資料の量

  • 会話履歴の長さ

  • 出力の長さ

  • Claude Codeで扱うコードベースの規模

  • エージェント作業の継続時間

などによって変わります。

APIの単価は、Fable 5が通常のモデルより高コストなモデルであることを理解する目安として見るのがよさそうです。

Fable 5では、Opusへ自動切り替えられることがある

Fable 5を利用していると、回答がClaude Opus 4.8へ切り替わることがあります。

これは単純な障害とは限りません。

Fable 5には強い安全対策が入っており、特定の話題では自動的にOpus 4.8へ切り替える仕組みがあります。

主な対象は以下のような内容です。

  • 攻撃的なサイバーセキュリティ技術

  • 生物学、化学、ライフサイエンスの一部の質問

  • モデルの安全対策を回避しようとする試み

  • 一部の最先端AI開発に関する技術的な作業

判定対象は、直近の質問だけではありません。

会話履歴、ファイル、コネクタ経由の情報、Web検索結果なども確認対象になると案内されています。

そのため、通常の作業に見える内容でも、会話全体の文脈によってはモデルが切り替わることがあります。

今回の変更は「最上位モデルの二層化」かもしれない

今回の変更で見えてきたのは、最上位AIモデルの提供方法が二層化していることです。

従来は、

月額料金を払えば、上位モデルを利用枠の範囲で使える

という形が比較的分かりやすいものでした。

しかし、Fable 5のように推論量や計算コストが大きいモデルでは、すべての有料プランへ同じ条件で含めるのが難しくなっているように見えます。

今回のClaudeでは、

  • Pro:通常のClaude利用を中心にしつつ、Fable 5は従量利用

  • Max:Fable 5も定額利用枠に含める

  • さらに使う場合:Usage creditsで追加

という構造になりました。

これは単なる値上げというよりも、

「最上位モデルを日常的に使う人には、より高い月額プランを用意する」

というサービス設計への転換に近いと思います。

今後、Pro向けの扱いが再び変わる可能性もある

現時点では、Fable 5はMaxでは定額利用枠に含まれ、ProではUsage creditsを使う仕組みです。

ただし、この条件が長期的に固定されるとは限りません。

Anthropicは以前、計算資源に余裕ができれば、Fable 5を通常のサブスクリプションに戻す考えを示していました。今回もProユーザーへ100ドル分のクレジットを付与していることから、完全に利用を分けるというより、需要と供給を見ながら段階的に移行しているようにも見えます。

GPT-5.6を含む競合サービスの新モデルや料金体系、AI向け計算資源の確保状況によっては、Proでも将来的に「月ごとの回数制限付き」あるいは「週次枠の一部」といった形で、Fable 5が定額枠へ戻る可能性はありそうです。

もっとも、これは現時点で公式発表された内容ではありません。今後の価格・利用条件の変更を待つ必要があります。

7/21 追記:ProプランでUsage credits枠使用に変更されました

Claude アプリで Fable 5 がクレジット枠でのみの使用に変更されました。
Anthropic社の案内通り、100$分のクレジット枠が提供されるようです。

Fable 5は今後、使用クレジット制になります
100米ドル分のクレジットを無料で提供します


Fable 5は、7月19日まではキャンペーンとして現在のプランに含まれていましたが、今後は使用クレジットが必要になります。
引き続き中断せず利用できるように、100米ドル分の無料クレジットを受け取れます。

クレジットを受け取ると、あなたのアカウントで使用クレジット機能が有効になり、すぐに使える状態になります。また、契約プランの利用上限に達した場合にも、このクレジットを使用できます。
無料クレジットの有効期限は9月17日です。

利用規約が適用されます。
* Claim credits:クレジット を受け取る
* Later:あとで

また、macOS 版Claude からは、プロモーションクレジットが割り当てられていることが「アカウント」→「設定」→「利用量」からわかります。(利用クレジットを「ON」にするとFableが使えることも確認しました)

クレジットをオンにすると、iOS / iPhone 側の ClaudeでもFableが使えるようになります。

100$分のプロモーションクレジットが反映されてます
iPhone版Claudeの使用状況画面
デスクトップやWEBからクレジットをオンにするとモバイルアプリにクレジットが表示されます

まとめ:Fable 5を常用するならMax、試すならProのクレジットから

7月20日以降のClaude Fable 5は、プランによって明確に扱いが分かれます。

  • Maxでは、週次利用枠の最大50%まで定額プラン内で利用できる

  • Proでは、Fable 5はUsage creditsで利用する

  • 対象Proユーザーには、一回限り100ドル分のUsage creditsが提供される

  • Proの「50%まで追加料金なし」は7月19日23時59分(日本時間では7月20日15時59分ごろ)までのプロモーション条件だった

  • Teamでは標準席とプレミアム席で扱いが異なる

  • Fable 5を大量に使う場合は、Maxでも追加クレジットが必要になる可能性がある

Proユーザーなら、まずは無料クレジットを受け取り、Fable 5が自分の作業でどれほど役立つかを確かめるのが現実的です。

Fable 5をClaude Codeや長時間の調査、エージェント作業で日常的に使うなら、Maxの定額枠に含まれることは大きなメリットになります。

今回の変更は、AIの性能が上がるほど「月額料金だけですべてを使える」モデルが難しくなっていくことを示す動きなのかもしれません。

今後の Anthropic社、OpenAI社の動きには注目しておいた方がよさそうです。

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