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副収入はどう使うべきか。私のお金の配分ルール

副収入が入ると、少し気が大きくなったりします。

会社からの給与とは別のお金なので、
「これは使ってもいいお金かもしれない」と感じやすいからだと思います。


実際、副収入そのものは悪いものではありません。
むしろ資産形成においては、とても強い要素です。

問題は、副収入があることではなく、そのお金がどこに流れていくかです。


副収入が入っても生活水準が上がるだけで終わる人もいれば、
そのまま資産形成の加速に繋げられる人もいます。

この差は、収入額そのものより、お金の扱い方で決まることが多いです。


今回は、副収入をどう使うべきかについて、私自身の考え方を整理します。

といっても、細かい配分ルールをたくさん決めているわけではありません。

むしろ、決めすぎない代わりに、土台になる数字だけ先に固定して、その残りは自然に積み上がる形にしています。
参考になれば幸いです。



副収入は、散りやすいお金

副収入は、給与とは少し性質が違います。

毎月決まって入る給与は、生活費、家賃、積立額など、ある程度行き先が決まりやすいです。

一方で副収入は、生活の本体とは別で入ってくることが多いので、行き先が曖昧になりやすいです。


たとえば、

  • せっかくだから外食を増やす

  • ちょっと良い買い物をする

  • ご褒美として使う

  • なんとなく口座に残るけれど、結局使っていく

こういう流れは、かなり自然です。


だからこそ、副収入は「増えたお金」というより、放っておくと「散っていくお金」でもあります。

本業の収入は比較的まじめに扱えるのに、副収入だけ少し雑になる。
これは珍しいことではありません。


ただ、資産形成の観点で見ると、副収入の使い方こそ差が出やすいところです。

生活の土台を本業で作り、副収入はその上振れとして積み上げる。

この形にできると、資産形成はかなり進めやすくなります。


副収入が増えても生活水準を上げない考え方は、以前こちらでも書きました。



私が先に決めているのは、「副収入の使い道」より土台の数字

私は副収入が入った日に毎回細かいルールを決めているわけではありません。

たとえば、

  • 副収入の何割を投資

  • 何割を貯金

  • 何割を自由費

のように、その都度きっちり振り分けているわけではないです。


実際に決めているのは、もっと土台の数字だけです。

一つは、毎月の投資額です。
もう一つは、家計用口座への入金配分です。

この2つを先に固定しておくと、生活の基礎と入金の基礎が崩れにくくなります。

その状態で副収入が入った場合、その分は無理に使い道を作らず、まずはプラスアルファとして貯蓄されます。


つまり、私の配分ルールは「副収入が入ったときに決める」というより、
ふだんの固定ルールを先に決めておいて、
副収入はその上に自然と積み上がるようにしている

という形です。

これはかなり大事だと思っています。


副収入だけ別枠で毎回考え始めると、その都度判断が必要になります。

ですが、生活費、投資額、家庭のお金の分担がある程度固定されていれば、
副収入は「生活を膨らませるお金」ではなく、「上に積み上がるお金」になりやすいです。



副収入を資産形成に繋げるには、毎回の判断より“受け皿”が大事

副収入の扱いで大事なのは、受け皿を先に作っておくことだと思っています。


たとえば、

  • 生活費は本業収入の範囲で回す

  • 毎月の投資額は先に決める

  • 家庭のお金の分担も決める

  • そのうえで余剰は残る形にしておく

こういう状態ができていれば、副収入は比較的きれいに残ります。

逆に、副収入のたびに
「今回は何に使おうか」
から始めると、使い道が先に立ちやすいです。


もちろん、人によっては副収入を入った時点で明確に分ける方が合う場合もあります。

たとえば、防衛資金を優先的に作りたい人や、家計管理をかなり厳密にしたい人は、その場で配分を決める方がやりやすいかもしれません。

ただ、少なくとも私にとっては、副収入ごとに細かく判断するより、
本体のルールだけ固定して、あとは自然に残るようにする方が続けやすい
です。


資産形成は、完璧なルールを増やすゲームではありません。

判断を減らして、結果として残る形を作る方が強いです。



副収入は「使っていいお金」ではなく「生活を上げなくても残るお金」と考える

副収入が入ると、「これは臨時収入だから少しくらい使ってもいい」と感じやすいです。

実際、その感覚自体はそこまで不自然ではありません。


ただ、ここで毎回副収入を使う方向に倒すと、生活水準が少しずつ上がります。

高い買い物を毎回するわけではなくても、

  • 外食の頻度が増える

  • ちょっと良い宿を選ぶ

  • 日用品の基準が上がる

  • なんとなく節約の意識が緩む

こういう変化は起きやすいです。


そして厄介なのは、こういう支出は一度上がると下げにくいことです。

なので、副収入は「使っていいお金」と考えるより、
生活を今のまま維持しても残るお金
と考えた方が、資産形成には噛み合いやすいです。


本業収入で生活が回り、毎月の投資もできていて、家庭のお金の分担も済んでいる。

そのうえで入ってくる副収入は、生活を支えるお金というより、将来の余白を広げるお金です。

この捉え方に変わるだけで、副収入の見え方はかなり変わります。



フェーズによって、副収入の置き場所は変わっていい

ここまで読むと、「じゃあ副収入は全部貯めればいいのか」と思うかもしれません。
でも、そこまで単純でもありません。

副収入の置き場所は、その時点のフェーズで変わっていいと思っています。


防衛資金がまだ十分でないとき

この段階では、副収入はかなり相性が良いです。

本業収入だけで生活を回しつつ、副収入をそのまま防衛資金の積み増しに回せるからです。

生活を無理に削らずに、守る力を厚くしやすいです。

防衛資金の考え方そのものは、こちらで整理しています。


防衛資金がある程度できているとき

この段階では、副収入はより自由度が高くなります。

たとえば、

  • 現金バッファとして厚めに置く

  • 投資の原資扱いにする

  • 将来の大きめの支出に備える

こうした使い方がしやすくなります。


ここで大事なのは、「副収入が入ったから生活を上げる」ではなく、
「副収入が入ったから将来の選択肢を増やす」と考えることです。


副収入が不安定なとき

副収入は、そもそも本業ほど安定していないことが多いです。

月によって大きく変動することもありますし、突然なくなることもあります。

なので、副収入を前提に固定費を上げるのはおすすめしません。


家賃、車、サブスク、外食頻度などを副収入込みで設計してしまうと、副収入が減ったときに一気に苦しくなります。

副収入はあくまで上振れであり、なくても生活が回る状態を維持した方が安全です。



私ならこう考える

私自身の考え方を、一般化して言うとこうです。

  • まず、生活の本体は本業収入で回します。

  • 次に、毎月の投資額を先に決めます。

  • そして、家庭のお金についても先に分担を決めます。

ここまでを固定したうえで、副収入が入ったら、その分はプラスアルファとして残していく。
無理にその都度使い道をひねり出さない。

これが基本です。


言い換えると、

  • 副収入で生活を膨らませない

  • 副収入を前提に毎月の支出を設計しない

  • 本体の数字だけ先に固定する

  • その上で入ってきた分は、まず残る形にする

という考え方です。


これは、一見するとルールが少ないように見えるかもしれません。

でも、実際にはこのくらいの方が続けやすいです。

細かい比率を毎回決めるより、
「生活は本業で回る」
「投資額は先に決まっている」
「副収入は上に積み上がる」
この3つがある方が、かなりブレにくいと思っています。


毎月の投資額をどう決めるかについては、こちらも参考になるかもしれません。


やらない方がいいこと

副収入の扱いで、やらない方がいいと感じることもあります。


まず、副収入が入るたびに、その場の気分で全部使うことです。

たまに使うこと自体が悪いわけではありません。

ただ、毎回それをやると、結局は生活水準がじわじわ上がります。


次に、副収入を前提に固定費を上げることです。

これはかなり危ないです。

副収入は変動しやすいので、毎月の生活を支える前提には向いていません。


あとは、副収入があるからといって、投資に全振りして現金を薄くしすぎることも避けたいです。

守る力が足りないのに増やす力だけ強くすると、結局どこかで崩れやすくなります。


資産形成は順番が大事です。

稼げたからといって、何でもすぐ投資に回せばいいわけではありません。

まずは土台があり、その上で増やす、という流れの方が安定します。



まとめ

副収入は、額そのものより、どこに流れていくかが大事です。


私自身は、副収入ごとに細かい配分ルールを決めているわけではありません。

決めているのは、毎月の投資額と、家庭のお金の分担です。

その土台を先に固定したうえで、副収入はプラスアルファとして残る形にしています。


この考え方は、おそらく一般化しても使いやすいと思っています。


副収入のたびに細かく判断するより、
生活の本体を本業で回し、固定の入金ルールを置き、副収入は上振れとして積み上げる。

この方が、生活水準を上げすぎず、資産形成にも繋げやすいです。


副収入は、入ってきた日の気分で使うお金ではなく、
将来の余白を広げるお金として扱う。

それだけでも、お金の残り方はかなり変わります。


引き続き一緒に資産形成頑張りましょう!

それでは。

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