【教員だった私が、自分の人生を取り戻すまで②】頑張っているのに苦しい理由。コーチングで気づいた“エゴの正体”
このnoteは
「教員だった私が、自分の人生を取り戻すまで」
という体験を書いたシリーズです。
前回はこちら ↓ 第①話
私はずっと、
「人のために頑張れる人間」だと思っていた。
誰かの役に立つことが嬉しくて、
頼られると断れなくて、
もっと頑張らなきゃ、といつも思っていた。
でもコーチングを学んで、気づいた。
私はエゴの塊だった、と。
今日は、私がコーチングと出会い、
自分の内側と向き合うことになった話。
休職中、たまたまYouTubeで
コーチングをしている元教員の動画を見た。
教員からの転職情報を探していた時のこと。
「コーチング」という言葉自体は知っていた。
本で読んだことがあったからだ。
でも、実際に受けたことはなかった。
動画の中で、コーチングを受けている人が
コーチの質問に答えながら
自分の考えをどんどん深めていく様子が映っていた。
その姿を見て、思った。
私も受けてみたい。
そうして勇気を出して、申し込んでみた。
初めてコーチングを受けた時のことは、
今でもはっきり覚えている。
コーチの質問に答えているうちに、
今まで考えてもみなかったことを
自分の口から言葉にしていた。
とにかく不思議だった。
「いったい、何が起きているんだろう」
今ならわかる。
心の中にずっとあったのに、
見て見ぬふりをしていた本音が
炙り出されていたんだ、と。
あの瞬間、私は
自分の知らない自分に出会ってしまった。
そして素直に思った。
もっと知りたい、と。
コーチングを受けた体験が忘れられなくて、
私はコーチングスクールに入会した。
それはこれまでの人生の中でも
5本の指に入るほどの
大きな決断だった。
正直、最初は
コーチングのスキルを学ぶものだと思っていた。
質問の仕方
傾聴の技術
会話の進め方
そういうものを身につけるのだと。
でも、実際は違った。
スクールで徹底的に学んだのは、
スキルではなくマインド。
物事の捉え方について、
実践しながら繰り返し学ぶ日々。
最初は戸惑った。
「思っていたのと違う」
そう感じていた。
でも今振り返ると、
その戸惑いこそが
私が変わり始めた瞬間だったのだと思う。
スクールに入って最初に変わったのは、
物事の見方だった。
善悪や正誤でジャッジするのではなく、
ただそのまま俯瞰して見る。
何かが起きた時に、
「なぜこれが起きたのか」
「この出来事から何を学べるのか」
そう問いかける習慣が、
少しずつ身についていった。
以前の私は、
何かあるとすぐ感情が大きく揺れていた。
誰かの言葉に傷ついたり
うまくいかないことに落ち込んだり
些細なことで頭がいっぱいになったり。
でもこの視点を持てるようになってから、
感情の揺れは少しずつ小さくなっていった。
出来事は、ただの出来事。
それをどう捉えるかは、
自分が決められる。
そんなふうに、
少しずつ思えるようになっていった。
そして、ある日。
私は気づいてしまった。
私はエゴの塊だった。
息子を変えたい。
夫を変えたい。
仕事で関わる人に変わってほしい。
気づけば私は、
いつも誰かに変わることを求めていた。
自分は正しくて、
相手が間違っている。
どこかで、
そう思い込んでいた。
ゾッとした。
変えられるのは、自分だけ。
他人を変えることは、誰にもできない。
その瞬間から、
フォーカスがグッと自分に向き直した。
私はなぜ、
こんなにも誰かを変えたいと思っていたのだろう。
その答えを探すために、
自分の内側を掘り下げていくことになった。
自分の内側を掘り下げる作業は、
思っていた以上につらいものだった。
生い立ち。
幼い頃の記憶。
ずっと感じてきた生きづらさ。
蓋をしていた感情が、
次々と出てきた。
涙をボロボロ流しながら、
私はこれでもかというほど
自分という人間と向き合った。
小さい頃の私は、
どんな気持ちでいたのだろう。
何が怖くて、
何を求めていたのだろう。
掘り下げれば掘り下げるほど、
鮮明に見えてくるものがあった。
私はずっと、
「足りない」という感覚の中で生きてきたんだ、と。
もっと学ばなきゃ。
もっと働かなきゃ。
もっと誰かの役に立たなきゃ。
先生なんだから、ちゃんとしなきゃ。
私はずっと、
誰かに認めてもらうことでしか
自分の頑張りを確認できていなかった。
「よく頑張ったね」
「あなたがいてくれて助かった」
そんな言葉をもらえた時だけ、
やっと自分を認めることができた。
自分の中に、
自分を認める軸がなかった。
だからいつも、
矢印は外側に向いていた。
誰かの言葉。
誰かの態度。
誰かの評価。
そういうものに、
感情が大きく振り回されていた。
不足感を埋めるために、
承認を求めながら、
がむしゃらに走り続けてきた。
そのことに、
やっと気づいた。
つらかった。
でも、やめられなかった。
その先に、
何かがある気がしたから。
この時の私には、まだわからなかった。
こんなにつらい思いをして
自分と向き合った先に、
どんな景色が待っているのか。
でも今の私は知っている。
あの涙の日々が、
私の人生を根こそぎ変えたということを。
次の記事では、
コーチングによって
私の人生がどう変わったのかを書きます。
もし「私も同じかも」と感じた方がいたら、
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もしよかったら教えてください。
あなたはこれまで、
「もっと頑張らなきゃ」と思いながら走り続けてきたことはありますか?
私はずっとそうやって生きてきました。
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