木に登る魚のはなし。 507号室の住人
適材適所。
人は
本来いる場所を
間違えると、
居心地が悪くなる。
こだわりが強いとか
話が長いとか
空気を読まないとか。
その瞬間
「面倒くさい人」
という
ラベルが
貼られる。
そういうことを
最初に
言う人は
だいたいにおいて
雑すぎる気がする。
そんな時、
面白い比喩を聞いた。
「魚に対し、木に登れと言っているような物だ」
努力が足りない
もっと頑張れ
しかし、
木の上では
魚は
生きていけない。
魚は
泳ぐように
できている。
しかし一歩
水の中に入ると
魚は
生き生きと
泳ぎ出す。
場所を間違えると
能力まで
誤解される。
その人が
だめなのではない。
居場所が違うだけ。
魚には
大海原が
ふさわしい。

