カルダモンは救世主?花粉の季節の香りの養生レシピ
春になると気になるのが花粉症。
昨日、姉から最近「カルダモンが花粉症にいい」と話題になっていると聞きました。
使い方も知りたいと言われたので、
せっかくなので、今日はカルダモンと花粉症の話を少し。
カルダモンといえば、「スパイスの女王」として有名な香りのスパイス。
清涼感のある上品な香りは、まさに気高い女王のようで、
その香り高さに思わずうなずいてしまいます。
アーユルヴェーダでは、花粉症は
春に溜まりやすい不要なエネルギー(カパ)を排出する過程と考えられており、
カルダモンはそのケアとして用いられることもあるそうです。
四体液質で見ても、少し似た考え方があります。
花粉症は、粘液質の過剰と、
春の「温」と「湿」の影響によって起こる状態。
もう少し簡単に言うなら、
冬に溜まった「冷・湿(粘液)」が
春の「温・湿」のエネルギーに触れて溶け出し、
体の外へ排泄しようとしているプロセス。
そんなふうにも見えるのです。
ヒルデガルトは残念ながらカルダモンは使っていませんが、
鼻水が止まらない、頭が重いといった症状には
フェンネルやガランガルを勧めています。
もしヒルデガルトがカルダモンを知っていたら、
「冷たい粘液(体の中に溜まった体液)」を温めて散らす
温・乾のスパイスとして、
ガランガルのように重宝していたのではないか……と、私は想像しています。
そんなカルダモンですが、
大事なのは 「香り」を活かすこと。
この香りが、花粉の季節のケアとしてとても大切です。
だから、アーユルヴェーダのように
白湯やチャイにカルダモンを入れる方法は、
ヒルデガルトの考え方にもどこか通じるものがあるように感じます。
私はよく、コーヒーを淹れるときに
カルダモンのさやに切れ目を入れて カルダモンコーヒーにしています。
いつもはサイフォンで淹れるときに一緒に入れるのですが、
最近は、娘が「痩せるらしいよ」と買ってきてくれたコーヒーにも入れています。
スープや煮物にもカルダモンは合うのですが、
私がおすすめしたいのが、カルダモンハニー。
作り方は簡単で、
カルダモンのさやに軽く切り込みを入れて瓶に入れ、
そこにはちみつを注ぎ、2〜3日ほど置くだけ。
これを、
・コーヒー
・ハーブティー
・ヨーグルト
に入れてもいいですし、
喉がイガイガするときや、鼻が詰まるようなときに、
私はよく使っています。
お湯で割って、レモンを少し垂らして飲むのもおすすめです。
このときのコツは、
香りに意識を向けること。
湯気と一緒に、
カルダモンの香りを鼻からゆっくり吸い込むようにしてみてください。
私はこの時期、
花粉症と風邪予防もかねて
シナモンも一緒に漬け込んでいます。
春は、冬に溜め込んだものが
少しずつ動き始める季節。
香りの力を借りて、
体の巡りをやさしく助けてあげるのも、
ひとつの養生なのかもしれません。
花粉症&風邪のケアに|カルダモンハニーの作り方

材料
・ はちみつ 200g
・ カルダモン 8~10個
・ シナモン 1本
作り方
① 保存瓶は消毒しておく
② カルダモンのさやに軽く切り込みを入れる
③ 瓶にカルダモンとシナモンを入れ、はちみつを注ぐ
④ スパイスが浮くので、毎日軽く混ぜて全体をなじませる
⑤ 3〜5日でカルダモンを、1週間ほどでシナモンを取り出す
取り出したカルダモンやシナモンは、
ハーブティーやコーヒーに入れて楽しんでください。
また、取り出す日数は目安です。
カルダモンは、長く漬けすぎると少し薬臭さが出てしまうことがあるため、3日目くらいに味見をして「美味しい!」と感じるピークで取り出すのが、最後まで美味しく使い切るコツです。
ケアに役立てながら味を確かめて、ご自身の舌(味覚)と鼻(嗅覚)で「今が一番心地よい」と感じる瞬間を探ってみてください。
「美味しいと感じる変化」を観察すること自体が、今の自分の「湿(粘液)」の状態を知るセルフ・リーディングになります。
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