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花粉の季節の目のケア|ヒルデガルトのフェンネル温湿布

かれこれ一週間ほど、睡眠ケアを意識して過ごしていたからでしょうか。
今日は目覚めもよく、久しぶりに体が軽く感じる一日でした。

更年期になってからは、本当に久しぶりの体の軽さです。

そのおかげか、忙しさを言い訳に伸ばし伸ばしにしていた確定申告も終わり、気分はとても晴れやか。

……なのですが、ひとつだけ困ることが。

花粉症の、目のかゆみです。

花粉による目のかゆみは、
四体液質で見れば「熱(黄胆汁質)」の暴走。

そこで今日は、体の内側と外側からケアしてみることにしました。

使うのは、ヒルデガルトが愛したフェンネル。
目に輝きを取り戻し、お腹の巡りを整えてくれるとされる植物です。

まずは、フェンネルを丁寧にハーブティーにします。

フェンネルシードは、そのままではなく、乳鉢で少しだけ潰します。
ほんの軽く、香りが立つくらいに。

すると、甘くやわらかな香りが、ふっと広がります。

私は、この瞬間が好きです。

急いでお湯を注ぐより、種を潰して香りを聞く。

このほんの少しの時間が、
呼吸をゆっくり整えてくれる気がするからです。

ハーブティーは香りを楽しみながら、ゆっくり飲みます。
そうすることで、フェンネルの穏やかな湿り気と温かさが、鼻の違和感をやさしくなだめてくれます。

ハーブティーは少し残して、
コットンに浸して軽く絞り、まぶたの上に。

このとき、熱すぎず、冷たすぎない、
肌に触れて心地よいと感じる温度にするのがポイントです。

目を閉じて、まぶたの上に置き、静かに5〜10分。

ヒルデガルト的に言えば、
フェンネルの「鎮静と浄化」の目のケアです。

そして残ったフェンネルシードは、
夕飯の野菜スープを煮込むときに一緒に。

ハーブティー、目のケア、そしてスープへ。

最後まで使い切れるのも、
フェンネルという植物の嬉しいところです。

今日の養生

春の目のケア|フェンネルの温湿布(アイマスク)

① フェンネルシード 小さじ1
② 乳鉢で軽く潰す
③ 熱湯を注ぎ、5〜10分蒸らす

少し冷ましてから、コットンに浸して軽く絞り、まぶたの上へ。

目を閉じて 5〜10分ほど休みます。
※このとき、ハーブ液が目の中に入らないように気をつけてください。

フェンネルの穏やかな温かさと湿り気が、
花粉で熱を持った目をやさしく鎮めてくれます。

残ったフェンネルティーはそのまま飲んでも、スープに入れても。

植物を最後まで使い切るのも、
ヒルデガルトの台所らしいところです。

※フェンネルが無ければ、カモミールやラベンダーでも代用できます。

春は、体の中でも季節が動き出す時期。

小さなハーブの時間が、目と体をやさしく整えてくれる気がします。

※フェンネルはセリ科、代用案として挙げたカモミールはキク科の植物です。
植物アレルギーがある方は、腕の内側などでパッチテストをしてから使用してください。


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冬の名残と、春の兆しが同時に立つ2月。
体もまた、そのあいだで揺れます。
そんな季節の養生を、ひとつにまとめました。
3月にもつながるケアもあります。必要なときに、静かに戻れる棚として。

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