桜の塩漬けで春を飾る|食卓に咲く小さなドライフラワー
春を代表する伝統的な保存食、桜の塩漬け。
お祝いの席の桜湯やおにぎり。
スイーツやクッキー、お吸いものにも使えて、春になると手に取りたくなる食材のひとつです。
そんな桜の塩漬けを、
小さなドライフラワーにして、食卓に飾ってみませんか。
今日は、生徒さんにも好評だった、
桜の塩漬けのドライフラワーについて書いてみたいと思います。
桜の塩漬けは、そのままだとしっとりしていますが、
水気をふいて少しずつ乾かしていくと、やわらかな色を残したまま、
まるで小さなドライフラワーのようになります。
ほんのひと手間なのに、
料理の上にそっとのせるだけで、
食卓の景色がふっと春らしく変わるのがうれしくて。
こういう、味そのものだけではない楽しみも、
季節の台所仕事の好きなところだなと思います。
作り方は、とても簡単です。
桜の花を洗って、水気をしっかりふきとり、
がくの部分を少しだけほぐしておくと、花びらが広がりやすくなります。
そのあと、電子レンジ500Wで10秒加熱し、
ひっくり返してさらに10秒。
まだ水分が残っているようなら、
様子を見ながら10秒ずつ追加していきます。
こうしてできた桜のドライフラワーは、
ちらし寿司や酢のものに散らしてもきれいですし、
白い食べものに添えると、淡い桜色がよく映えます。
先日は、この桜を使って、
桜のチーズディップも作ってみました。
軽く塩を落として刻んだ桜の塩漬けを、
クリームチーズ、ヨーグルト、はちみつと合わせるだけの簡単なものですが、
ほんのり塩気のある花の香りが春らしくて、
とても好きな味でした。
クラッカーにのせてもいいですし、
バゲットやスティック野菜にもよく合います。
やわらかな甘さの中に、
桜の塩気が少しだけ効いていて、
春の昼食や軽いおもてなしにもよさそうです。
桜チーズディップの作り方

材料
・桜の塩漬けの花 約10個
軽く水洗いして塩分を少し落とし、細かく刻んでおく
・クリームチーズ 100g
常温に戻しておく
・プレーンヨーグルト 大さじ2
・はちみつ 大さじ1
・黒こしょう お好みで
作り方
① クリームチーズをなめらかになるまで混ぜる
② はちみつとヨーグルトを加え、さらによく混ぜる
③ 刻んだ桜の花を加え、全体をやさしく混ぜる
④ 冷蔵庫で30分~1時間ほど冷やし、風味をなじませる
春は、料理を大きく変えなくても、
こうして小さな花をひとつ添えるだけで、
食卓の空気が少し変わる気がします。
食べるための花でありながら、
目でも楽しませてくれる桜の塩漬け。
今年は少しだけ手をかけて、
食卓の上に小さな春を咲かせてみるのも
いいかもしれません。
今日の小さな養生
桜のドライフラワーで春を感じてみる
春は、目で楽しめるものを
ひとつ食卓に添えるだけでも、気持ちがゆるみます。
栄養や効能だけでなく、
「きれいだな」
「季節が来たな」
と感じることも、
暮らしを整える小さな力になるのだと思います。
おわりに
台所で季節の花をひらくような、
こんな小さな手仕事も春ならではの楽しみです。
あわただしい日でも、
ひと皿の上にそっと春をのせるような気持ちで。
そんな食卓を、
これからも少しずつ増やしていけたらと思います。
🔳 2月|冬の養生 記事まとめ▼
季節のゆらぎの整え方や養生については、こちらのまとめ記事にも書いています。
また、四体液質やヒルデガルトの自然療法から見た、
季節の不調についてメンバーシップで少し深く書いています。
