総監技術士的日記 ♯132|ローソンとファミリーマート、政府備蓄米の販売を開始
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📚 本日のテーマ
「the japan times」から、下記の記事を本日のテーマとします。
【ローソンとファミリーマート、政府備蓄米の販売を開始】
大手コンビニエンスストアチェーンのローソンとファミリーマートは木曜日(6月5日)、随意契約で放出された政府備蓄米の販売を開始した。
大手スーパーなどで備蓄米がすぐに売り切れたことを受け、両社の販売により消費者が備蓄米を入手しやすくなることが期待される。
ローソンは木曜日、東京都と大阪府の10店舗で、備蓄米の1キロ袋を税抜き360円、2キロ袋を同700円でそれぞれ販売を開始した。
東京都品川区の店舗で米を購入した50代の男性客は、「安いのでうれしい」と話した。
「それほど匂いもしないと聞いたので、すぐにでも食べたい」と彼は付け加えた。
ローソンは6月14日から、沖縄県を除く全国でこの米を販売する。
ファミリーマートは初日、20店舗で備蓄米の販売を開始し、1キロ袋のみを提供している。7月中旬までには全国の全店舗で販売する計画だ。
東京都港区のファミリーマートのある店舗では、午前8時の販売開始から約30分で米が売り切れた。
ファミリーマートの細見研介社長は、同社が店舗で販売する特定の銘柄米の価格を引き下げる計画であることを示唆した。「これが米問題の転換点になることを期待している」と付け加えた。
ファミリーマートの店舗を視察した小泉進次郎農林水産大臣は、「市場全体を沈静化させる必要があったタイミングでの(備蓄米の)タイムリーな販売を心強く思う」と述べた。
セブン-イレブン・ジャパンは6月17日、東京、大阪、四国4県の一部店舗で備蓄米の販売を開始し、段階的に販売エリアを全国に拡大していく計画だ。
このテーマに対し、技術士「総合技術監理的視点」から、
全体最適化の途を探ってみます。
📚 5つの管理の観点からの「問題点」
❓「1. 経済性管理」の問題点
備蓄米の安い価格での販売は、既存の米農家や米を専門に扱うお店の経営を圧迫する可能性がある。
記事内でファミリーマートの社長が他の米の価格も見直すことを示唆しているように、この動きが米全体の価格競争を引き起こすきっかけとなり、結果として米市場の健全な経済活動を不安定にさせる恐れがある。
❓「2.人的資源管理」の問題点
一部の店舗で30分で売り切れるほど人気が出ているため、店舗で働く従業員の仕事量が急激に増える。
普段の業務に加えて、殺到するお客様への対応や、重い米袋の品出し、在庫管理、問い合わせへの回答などが追加され、従業員に大きな負担がかかることが懸念される。
❓「3. 情報管理」の問題点
備蓄米の品質について、正確な情報が消費者に十分に伝わっていない可能性がある。
記事の中で購入客が「匂いがしないと聞いた」と話しているように、消費者は口コミのような不確かな情報に頼っている状況がうかがえる。
これにより、もし品質に誤解があれば、売れ残ったり、逆に過度な期待を招くリスクがある。
❓「4. 安全管理」の問題点
安い備蓄米を求めて開店時などにお客様が一度に店へ殺到し、店内で混乱が起きる危険性がある。
急な混雑は、お客様同士の衝突や転倒事故、あるいは商品の取り合いといったトラブルにつながる恐れがあり、店舗内の安全を確保するための対策が求められる。
❓「5. 社会環境管理」の問題点
政府備蓄米の販売は、廃棄されかねない食料を有効活用する「フードロス」削減の観点から非常に有意義な取り組みであるが、この仕組みが一時的な市場の混乱を抑えるための対策に留まり、持続可能な食料供給システムへとつながっていない。
本来は、このような備蓄米を継続的に消費サイクルに組み込むサーキュラーエコノミーの視点を取り入れ、SDGsの目標である「つくる責任 つかう責任」を果たすための恒常的な仕組みとして構築していくべき課題が残されている。
📚 部分最適化|5つの管理に対する「解決策」
🔎「1. 経済性管理」の解決策
コンビニ各社が「これは食料備蓄制度を維持するための特別な販売である」という共通のキャンペーンを展開し、販売数量や期間を限定する。
そうすることで、消費者にこの取り組みの意義を伝え、通常の米市場との過度な価格競争を避け、米農家や他のお店の経営への影響を最小限に抑えることができる。
🔎「2. 人的資源管理」の解決策
備蓄米の販売が始まる前に、各店舗で販売計画を立て、当日は一時的に人員を増やしたり、お客さんを案内する係、商品を補充する係など役割分担を決める。
また、来店客が多い時間帯を予測し、その時間に合わせて商品を店頭に準備しておくことで、従業員一人ひとりの負担を減らし、スムーズな接客が可能となる。
🔎「3. 情報管理」の解決策
店頭のポップや公式ウェブサイト、SNSなどを活用して、備蓄米の産地や品質、そして「チャーハンやリゾットなど、調理法を工夫すると美味しくいただけます」といった食べ方の提案まで、積極的かつ正確な情報を提供する。
これにより、消費者は品質に対する誤解なく、納得して商品を選ぶことができる。
🔎「4. 安全管理」の解決策
お客様の行列ができることを見越して、事前に整理券を配布したり、床にテープを貼って列の進む方向を示したりするなど、店内の人の流れを管理する。
また、混雑が予想される店舗では、一時的に案内係のスタッフを配置することで、お客様の安全を確保し、転倒などの事故を未然に防ぐことができる。
🔎「5. 社会環境管理」の解決策
今回の販売を一過性のイベントで終わらせるのではなく、政府とコンビニ各社が連携し、備蓄米を社会全体で有効活用する持続的な仕組みを構築する。
例えば、定期的に子ども食堂や災害時の炊き出し訓練用に提供するルートを確立するなど、サーキュラーエコノミーの考え方を取り入れる。
この取り組みを社会貢献活動として位置づけることで、SDGsの目標12「つくる責任 つかう責任」の達成に貢献し、企業の社会的価値も高める。
📚 トレードオフ|各解決策の矛盾
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👨🎓総監技術士的日記🧐 #114 ~
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