総監技術士的日記 ♯131|古米?ローソンは「ヴィンテージ」と呼びたい意向
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📚 本日のテーマ
「the japan times」から、下記の記事を本日のテーマとします。
【古米?ローソンは「ヴィンテージ」と呼びたい意向】
大手コンビニエンスストア3社が、政府備蓄米(収穫から年数が経過した米)の販売準備を進めており、ローソンは「ヴィンテージ米を使ったおにぎり」として販売する計画である。
ローソンの竹増貞信社長兼CEOは火曜日(6月3日)の記者会見で、古米の日本の呼称について言及した。日本では収穫から1年経過ごとに「古」の字が一つずつ付き、3年古米は「古古古米(こここまい)」と呼ばれることなどに触れた。
竹増社長は「(古古古米などは)非常に発音しづらい」と述べ、ローソンとしてはイメージを一新するため、代わりに「ヴィンテージ米」として販売していく方針を示した。
このテーマに対し、技術士「総合技術監理的視点」から、
全体最適化の途を探ってみます。
📚 5つの管理の観点からの「問題点」
❓「1. 経済性管理」の問題点
「ヴィンテージ米」という新しい呼称で販売することにより、消費者にどの程度の付加価値が認められ、それが価格設定や販売数量にどう影響するのか、事前の調査や分析が十分でない可能性がある。
期待したほどの経済効果が得られない場合、在庫リスクや販売戦略の見直しが必要となる。
❓「2.人的資源管理」の問題点
社長が主導して決定した「ヴィンテージ米」という新しい呼称や商品コンセプトについて、実際に商品を販売する店舗の従業員一人ひとりまで、その背景や意義が十分に理解され、共感を得られていない可能性がある。
従業員の理解が不十分な場合、顧客への説明や推奨が適切に行われず、販売機会の損失につながることが懸念される。
❓「3. 情報管理」の問題点
「ヴィンテージ米」という呼称が、一部の消費者には「古米」を良く見せようとしているだけだと受け取られ、かえって不信感を招く可能性がある。
商品の品質や備蓄米である事実関係について、誤解を生まないような透明性の高い情報提供の方法を慎重に検討する必要がある。
❓「4. 安全管理」の問題点
「ヴィンテージ」という言葉は、一般的に熟成によって品質が高まったものという良いイメージを想起させるため、消費者が政府備蓄米に対して過度な品質を期待してしまう可能性がある。
実際の品質と消費者の期待との間にギャップが生じた場合、クレームや企業イメージの低下につながるため、品質管理と適切な情報伝達が重要である。
❓「5. 社会環境管理」の問題点
政府備蓄米を「ヴィンテージ米」として有効活用することは、食品ロスの削減に貢献し、SDGs(持続可能な開発目標)の観点からも意義のある取り組みである。
しかし、その社会的な価値や環境配慮の側面が消費者に十分に伝わらず、単なる話題性や販売戦略の一環としか認識されない場合、企業の環境に対する取り組みへの評価を高める機会を逸してしまう可能性がある。
📚 部分最適化|5つの管理に対する「解決策」
🔎「1. 経済性管理」の解決策
「ヴィンテージ米」と名付けた商品が、どのくらいの価格なら消費者に受け入れられ、実際にどれくらい売れそうか、販売前に小規模なアンケート調査や試験販売を実施する。
その結果をもとに、適切な価格設定や販売目標を立て、もし予想と異なれば柔軟に計画を見直せるように準備しておく。
🔎「2. 人的資源管理」の解決策
社長だけでなく、実際に商品を売る店長やアルバイトスタッフにも、「なぜ古米をヴィンテージ米と呼ぶのか」「この商品にはどんな良い点があるのか」といった背景や目的を、研修や説明会を通じて丁寧に伝える。
スタッフが商品に愛着を持ち、自信を持って顧客に説明できるように、成功事例を共有したり、質問しやすい雰囲気を作ったりする。
🔎「3. 情報管理」の解決策
「ヴィンテージ米」という名前を使う意図や、それが政府の備蓄米であるという事実を、ウェブサイトや店頭のポップなどで正直かつ分かりやすく説明する。
消費者が持つかもしれない疑問点(例えば「本当に美味しいの?」「安全性は大丈夫?」など)をあらかじめ想定し、それに対するQ&Aを公開することで、透明性を高め、誤解や不信感を防ぐ。
🔎「4. 安全管理」の解決策
「ヴィンテージ」という言葉から消費者が期待する品質と、実際の商品の品質に大きな差が出ないように、商品の特徴(例えば「あっさりとした味わいです」など)を具体的に表示する。
また、備蓄米であっても衛生管理や品質管理はしっかり行われていることを伝え、消費者が安心して購入できるようにする。
🔎「5. 社会環境管理」の解決策
この「ヴィンテージ米」の取り組みが、食品ロス削減という社会的な課題解決に貢献し、3R(リデュース・リユース・リサイクル)の精神にも合致するものであることを、積極的に広報する。
商品パッケージや広告などで、この商品を選ぶことがSDGs(持続可能な開発目標)の達成、特に目標12「つくる責任 つかう責任」に繋がるというメッセージを発信し、消費者の環境意識に訴えかけることで、企業の社会的価値を高める。
📚 トレードオフ|各解決策の矛盾
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👨🎓総監技術士的日記🧐 #114 ~
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