見出し画像

そよぎの1ヶ月に、いくらかかっているのか。ぜんぶ公開します

はじめまして、介護と支援の相談どころ そよぎの代表、ヒロです。

今日は、お金の話をします。ふだんあまり表に出ることのない、無料アプリと無料相談の「裏側の家計」の話です。
そよぎのアプリは22本、すべて無料です。広告もありません。課金もありません。夜の相談窓口も無料で開けています。ただ、「無料で届けること」と「無料で動いていること」は、違います。そよぎを動かすのに毎月いくらかかっていて、いくら入ってきていて、差し引きどうなっているのか。今日は、それを包み隠さず書きます。
支えてくださる方に対して、これがいちばん誠実な形だと思ったからです。

■ 毎月かかっているお金

まず、毎月の固定費です。
①メタバース「そよぎ」のサーバー代 変動があり、月平均およそ15ドル(日本円でおよそ2,300円)
②発信用のXプレミアム(3アカウント分) 月およそ3,000円
③AIチーム「そよぎラボ」の利用料(9割だけ計上) 月およそ25,000円
④確定申告のための会計ソフト2つ 月およそ5,400円
⑤PCなど、大きな買い物の分割払い(無金利・半分だけ計上) 月およそ7,500円
⑥ネット回線と、スマホ・タブレットの費用(半分だけ計上) 月およそ20,000円

あわせて、月およそ6万3千円。1年でおよそ76万円になります。

いちばん大きいのは、AIチームの利用料です。実際には月およそ28,000円(ボランティアさんに貸し出す有料プランを含みます)かかっていますが、私用が全くないとは言い切れないので、9割だけを数えました。これは、ふつうの団体でいえば人件費にあたるものです。22本のアプリの開発も、12言語への翻訳も、深夜の作業の相棒も、この費用で成り立っています。人を雇うことを思えば、桁がいくつも違う小ささです。

会計ソフトが2つあるのは、ふつうの帳簿のためのものと、暗号資産で頂いたご寄付をきちんと申告するための計算用です。無料で受け取ったご支援でも、申告はきちんとする。そこにも費用はかかります。

⑤と⑥は、どちらも実際にかかっている額の半分だけを数えています。PCもスマホも回線も、活動と暮らしの両方で使っているからです。PCの分割払いは実際には月およそ15,000円。回線とスマホ・タブレット(Android端末とiOS端末、タブレットの3台。メタバースやアプリが実際の画面できちんと動くかの確認に使っています)は、あわせて月4万円ほど。そこから、活動の分として半分だけを計上しました。

■ 一度きりでかかったお金

毎月の費用とは別に、立ち上げと広報にかかったお金もあります。
開発と検証のためのPC2台で、およそ60万円。こちらも半分は私用と考えて、活動の分のおよそ30万円だけを数えます(無金利の分割払いで、いまも毎月支払っています。さきほどの毎月の⑤が、これです)。新聞やプレスリリース、ネット広告といった広報・掲載の費用が、あわせておよそ19万円。
それから、アプリの審査のための費用があります。Google Playでアプリを公開するには、決められた人数のテスターに一定期間使ってもらう審査の仕組みがあり、審査に落ちて差し戻されると、その費用はやり直しになります。差し戻しの分も含めると、これまでの平均で1本あたり5,000円ほどの協力費がかかっています。22本で、およそ11万円です。ほかに、Google Playの開発者登録料が4,000円、Chromeウェブストアの開発者登録料が5ドル(1回の登録で、いま公開している4本の拡張機能を出せています)。手伝ってくださったボランティアさんへの謝礼が、あわせて1万円ほど。
ぜんぶあわせて、およそ61万円です。

■ 入ってきたお金

正直に書きます。これまでにそよぎに入ってきたお金は、クラウドファンディングでおよそ4万円、ご縁のあった方から有料でお受けした相談でおよそ1万円、マイの抽象画NFTの売上が2年間でおよそ4万5千円。あわせて、およそ9万5千円です。
毎月の支払いの、1ヶ月と半分にも届きません。足りない分はすべて、私個人の持ち出しです。

■ 差し引きは、大きな赤字です

一度きりの費用だけで、およそ61万円。そこに毎月の支払いが積み重なって、累計の赤字は100万円を超えています。
これは愚痴ではありません。むしろ、この数字は22本のアプリと毎晩の窓口が実際に動いてきた証拠だと思っています。この間に、無料の枠を含めて50件以上のご相談をお受けしてきました。ただ、個人の持ち出しだけで支える形に限界があることも、また事実です。だからこそ、数字を隠さずお見せすることにしました。

正直に言えば、私個人の持ち出しにも、もう余力がありません。いまは身内に借りながら続けているのが実情です。それでも、やめる理由にはなりません。

■ 数字に入っていないお金

もうひとつ、この収支のどこにも入っていない数字があります。私自身の労働です。
2025年6月15日から今日まで、およそ400日。休みなく、毎日およそ10時間。あわせて4,000時間ほどの働きが、すべて0円です。仮に最低賃金で計算しても400万円を超えますが、そもそも誰かに請求できる性質のお金ではないので、これはこのまま0円にしておきます。
ただ、「無料のアプリ」がタダで生まれているわけではないことだけ、知っておいてもらえたらうれしいです。

■ それでも、無料をやめない理由

そよぎが向き合っているのは、既存の福祉からこぼれ落ちてしまう人たちです。ヤングケアラー、重度の引きこもりの方、DVから逃げている方、生活に困窮している方。共通しているのは、「助けて」と言うためのお金も、余力も、残っていないことです。
お金がない人が支援を受けられない。そういう形には、そよぎは決してしません。ここは、何があっても曲げません。
無料のアプリは、誰かに届いて初めて役割を果たします。届けるための費用を、支援を受ける人から取るのではなく、応援してくださる方から預かる。それがそよぎの形です。

■ 数字でいうと、こうなります

たとえば、およそ2,300円のご支援で、メタバース「そよぎ」のサーバーが1ヶ月動きます。およそ5,000円で、新しいアプリを1本、審査に出せます。そして月およそ6万3千円が集まる月は、そよぎが持ち出しなしで回ります。
1回きりでも、少額でも、本当に力になります。そして、頂いたお金がどう使われたかは、これからも同じ形でご報告していきます。

■ 最後に

数字を出すのは、少し勇気が要りました。それでも、そよぎは「私が死んだあとも自律的に回る、優しい福祉の仕組みを残す」ことを目指しています。仕組みとして残るためには、お金の流れも仕組みの一部として、見える形にしておくべきだと考えました。

これからも、かかるお金の中身が大きく変わったときは、同じ形でご報告します。




【3つの支援の窓口】
私たちの挑戦を応援してくださる方へ、3つの窓口を用意しています。

LEAFプロジェクト(白杖だけで盲導犬の役割を果たせるアタッチメントの開発)への寄付や、活動全般の支援(Giveth)☆暗号通貨支援⇩

活動全般への応援。私たちが日々行っている社会的弱者支援の活動そのものを支えてくださる方は、こちらのリンクから少額で結構ですのでご支援お願いいたします。☆クレカや電子マネー支援⇩

☆JPYC(ステーブルコイン)での支援⇩※JPYCはPolygon・Kaiaの両チェーンに自動対応

各種無料アプリや拡張機能はこちらです⇩


いいなと思ったら応援しよう!