三カ国中心の人生
小生はアメリカで生まれ育ち、人生の半分を日本で過ごしてきました。そして、フランスからも強い影響を受けています。
これらの影響を一つに結びつける場所の一つが、カリフォルニア州サンマリノにあるハンティントン・ライブラリーです。
初めてハンティントン・ライブラリーを訪れたのは、中学校の遠足でした。ほとんどの生徒は絵画や古書の展示、庭園に興味がなく、クラスメイトも若き小生も例外ではありませんでした。予想通り、美術館のガイド付きツアーは皆退屈でしたが、少なくとも何人かは大人の監視なしで庭園を散策するのを楽しんでいました。
16歳になって運転免許試験に合格し、それ以来、実家から車で20分かけてハンティントン・ライブラリーまで月に一度ほど通い、砂漠庭園、シェイクスピア庭園、バラ園、とりわけ日本庭園を巡るのを楽しんでいました。
日本庭園が醸し出す異国情緒に魅了されました。茶室、反橋、仏像、禅庭、そして毎年秋に咲く金木犀 (スイートオリーブ) の香り。それらすべてが、小生が育った世界とは全く異なる世界を彷彿とさせてくれました。
庭園を散策しながら、よく読んだ本のことを反芻していました。10代の頃、特にこちらの想像力を掻き立てた一冊の本が、ジャン=ジャック・ルソーの『告白』でした。
今振り返ってみると、なぜルソーの自伝がそれほど興味深いものだったのか、よく分かりません。理由を推測することはできますが、それはまた別の機会に譲りたいと思います。
ここで言えることは、ルソーと当時の作家、哲学者、そして他の変革の担い手たちとの交流を描いた他の本を読むよう刺激されたということです。それがきっかけで、ヴォルテールの書簡集を読んだり、ドゥニ・ディドロが編纂した有名な百科全書の編纂、出版、そして流通の歴史を探究したり、革命前のフランスの文学界のアンダーグラウンドに存在した癖の強い人物たちに親しんだりするようになりました。
庭園をぶらぶら歩きながら、しばしば物思いにふけり、ヴォルテールの Écrasez l'infâme! (邪悪を粉砕せよ!;邪悪=迷信、狂信、宗教、カトリック教会、など) という呼びかけに対する同時代の人々の反応や、アンシャン・レジームの最後の世紀を特徴づけるあらゆる社会変動などについて思いを巡らせました。
フランス史への関心が、高校時代にフランス語を学ぶきっかけとなり、それが以下のシリーズで紹介するホームステイ交換の機会へとつながりました。
このホームステイ体験が、フランス史とフランス語をさらに深く学ぶきっかけとなりました。
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