61.雑記⑨∶アメリカの光と影
今日は、少し霞がかっている。
霞がかった中では、車のヘッドライトの光が揺らめく。揺らめく光の中、霧の街サンフランシスコ、そしてアメリカ時代を思い出しました。
アメリカに住んでいた頃、サンフランシスコが近い事もあり、週末になると、少し綺麗な格好をし、ダウンタウンに出掛けSFMOMA(サンフランシスコ近代美術館)やUCバークレー大学の併設美術館、画廊、アンティーク店に通いました。
多くの画廊の壁には、無造作に幾つもピカソやシャガールのサイン入りのリトグラフが飾られ、販売されてました。そんな立派な画廊が、街には何軒も連なっておりました。そして、それらの絵を観る事が、私の愉しみでした。

19歳の私には、サンフランシスコ、そしてアメリカという国の余裕や豊かさという光の部分を強烈に肌で感じたのを覚えてます。
それと併せて、観光やビジネスエリアから少し外れると、途端に空気感も澱み、物乞、ギャングも多く、同時にアメリカの陰の部分も強く感じたのを覚えてます。
私自身、強烈な光と陰に触れた分、一時期は、陰(貧困)を恐れ、光(成功)を強く求めました。
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