東寺の立体曼荼羅を想起 イエスの塔完成 サクラダファミリア
番組を見ながらの走り書きメモ書きです。
思考をまとめた記事はこちら
NHKの番組を見ました
6/13 23時現在配信中なのは以下の番組です 上から順に
クローズアップ現代
現地からの生中継
歴史探偵
解剖マスターピース
国際報道2026
キャッチ!世界のトップニュース
NHKアカデミア
https://www.web.nhk/tv/pl/editorial-tep-N7E5M9K1N7/ep/D153VQ3NQW
https://www.web.nhk/tv/pl/editorial-tep-N7E5M9K1N7/ep/LPKV24W58V
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ガウディのサグラダ ファミリアは、
①まるで立体曼荼羅
これをいうととても怒られそうなのですが,第一印象の感想を言います。
『ことばがわからない人たちにもキリスト教の教え,世界観がわかる彫刻をそこかしこに配置』というテレビ画面からの解説フレーズを聞いて
『1200年前に空海が作った東寺の立体曼荼羅』を、わたしは想起しました。
その中にいるだけで、その宗教の真髄を体感できる空間
宗教は全く異なりますし、専門家の方には怒られてしまいそうですが,私は共通点を感じました。
②サグラダ ファミリア基本情報
正式名称 聖家族贖罪教会
1882年3月建設開始
2035年完成予定
生前のガウディが完成させたのは全体の1/4未満。
北側のファザード
東のイエス降誕のファザード 受胎告知や生誕
西のイエス受難のファザード 最後の晩餐、磔、昇天
南のイエス栄光のファザード
31歳でガウディがサグラダファミリアに関わる 建築家として就任
41歳で降誕のファサードつくりはじめる
この間逆さ吊り構造実験
62歳 サグラダファミリア建設に専念
70歳 樹木柱 最終案
73歳 降誕のファサード 完成間近
サグラダファミリアの塔がパイプオルガンに見えてきた
晩年のガウディ 仕事が終わると中心地の教会に歩いて通うのが日課。
1926年6月7日 路面電車に轢かれて亡くなる。さらに、報酬を全て建設費に寄付していたため、身なりが貧しげで、タクシーを乗車拒否されて,助からなかった。
1936年スペイン内戦
工房が放火され、ガウディが手がけた貴重な模型や図面が焼失してしまう。
ガウディが職人たちに残した言葉
みな、明日はもっといいものを作ろう
かけらを集める職人たち
ガウディが未来に託したメッセージ
聖具室 が複雑に見えて実は法則性を持った12面体とわかる。これはかけらを集めてどうにかわかったガウディの模型
イエスの塔 模型も設計図もなかった 聖具室に似てるという古い記述をヒントに構造計算した。法則性、自分がいなくなっても後の人が完成させてくれると信じていたガウディ。
1990年代に入ると喜捨と拝観収入などで,収支が改善して進捗状況がよくなったそう。
2005年には未完成のまま世界文化遺産となる。
18基の塔は、12使徒、4つの福音書記者、聖母マリアをそれぞれ表し。中央の1番背の高い塔が イエスの塔
③なぜこんなにも魅きつけるのか
未完成
アートとして
建築として
キリスト教建築の最高傑作として
世界遺産として
中に入ると光に包まれる感覚
④光の世界
⑤異教徒すら惹きつける
そして,異教徒を拒まない,誰にでも門戸を開いている教会。いつでもドアは開いている。
実際、アフリカからの移民を招待するプログラムなども継続的に行われている。
⑥外尾先生の番組感想
外尾悦郎氏は、大学の彫刻科を卒業後に中学や高校の美術教師を勤めたのち、多忙な仕事の中「石が好き」と自覚した外尾氏は、「石を掘りたい」と25歳でヨーロッパに渡りました。現在は、サグラダ ファミリアの彫刻部門の主任彫刻家として、45年間ガウディと向き合ってきた日本人です。私は彼のテレビのインタビューも度々拝見しております。
彼はサグラダファミリアに関わることになった理由を、プロビデンシア🟰神意 だといいます。キリスト教の世界を言葉がわからない人々にもわかりやすく伝えるためにガウディが意図したサグラダ ファミリアの彫刻を作り続けてきた外尾さんの言葉は、時に宗教的でもあると感じます。
サグラダ ファミリアで作業にとりかかる前の石を見かけて「石を彫りたい,この石は僕を待っている」と感じ、志願し、試験に合格したそうです。そして最大の敵は自分自身と語る外尾氏。
なかなかきつかった。人種的なあれこれも乗り越えて、今ではガウディより長くサグラダ ファミリアにいる,1番の古株だそうです。
フィレンツェのドゥォーモの伝統的な教会の聖者台をもコンペを経て新しく作成したそうです。東洋人で,巨匠でもない外尾さんが選ばれたことは現地でもとても驚かれたようです。
芸術は真実を求める一つの道
と外尾さんは言います。
最大の敵は自分 とも言います。
なぜ外国人の外尾さんがここでこんなにも重宝されているのか、その理由を外尾さんが外国人だから、むしろ見えてくるものがあると言います。しかし、その意見を言うには、外尾さんは膨大な文献を読むことを始め、たくさん勉強し、日々努力し、きちんと裏付けをとるようです。また現在は主任として彫刻家たちを率いています。
彼らが楽しく自信を持って仕事ができるよう していくのがリーダーだと言います。ガウディは職人たちに充分な給料を払えなかった、しかし、未来,希望という光を提示して、職人たちに頑張ってもらっていた,と言います。
外尾さんは現地に行ったら「完成するしない、いつ?」というのは一旦忘れて欲しいと言います。完成品とはそもそも何か、と外尾さんは問いかけます。
何が大事か、と。
⑦ガウディの人生とスペイン内戦
⑧イエスの塔完成 現地生中継の感想
タクシードライバーの「生きているうちに完成するとは思わなかった」というのが、バルセロナ市民のおおむねの感想のような気がします。
1990年代以降,観光客が増え、拝観料収入が増え、進捗状況は好転。しかし、世界遺産登録もあり、観光客が増えたことで、地元の人が気軽にふらりと立ち寄れる教会ではなくなってしまったそうです。
これと似たようなことは、京都でも言われていますね。京都はお寺がたくんあるから、まだ少しはましなのかもしれません。
⑨海外メディアの放送の感想
アフリカからの移民問題,ウクライナからの避難民にスポットをあてて、サグラダファミリアのイエスの塔完成のニュースをつたえていました。
これは、欧米の他の諸国の方が見ても,共感できる,あるいは移民問題や長期化するウクライナ問題を改めて考える内容になったのでは?と感じました。
⑩歴史探偵の感想
現地取材したサグラダファミリア
近づくと見えてくる壁一面の彫刻
たくさんある意味は?
聖堂内部は、光の空間
ステンドグラス
東のガラスは青や緑🟦🟩
西のガラスは黄色や赤🟥🟨
そして毎日変わる光
見上げる天井
柱は上の方で枝分かれしていて、まるで木々のよう。森に木漏れ日
森に行くと神様がいる
神の創造物である自然を建築にとり入れた
なんと、若い頃は無神論者
教会建築に携わることでキリスト教を学んだ。
降誕のファサード
生前のガウディが直接手がけた部分。
聖書の世界観を多数の彫刻で再現
なんとドローン8Kカメラで塔の上部の彫刻も仔細に調べた。
鳥居得敏さん。専門家。
受胎告知の彫刻
救世主イエスの誕生と成長の物語。
なんと彫刻のモデルにバルセロナ市民を多数起用したそう。おばあちゃんがモデル,おじいさんがモデルというバルセロナ市民も結構いるらしい。
ファサードの向かって左にあると言われている カエルの彫刻 はこの専門家もNHKの8Kカメラで初めて見れたそう。次に蜘蛛の彫刻。なかなか見つからない。とても小さい蜘蛛の彫刻。ここに蜘蛛がある意味。
イエスの家族 聖家族は決して豊かでない暮らしをしていた、という象徴で蜘蛛を表現。
イエスと同年代の子が虐殺された、という聖書の物語。この幼き子たちが惨殺される残忍さをリアルに描いた。近くに虐殺から逃れたイエスと聖母マリアの明るい顔。エジプト避難という物語。
それは希望?
サグラダファミリアの建築場所は、当時バルセロナ郊外で周りには何もなかった。昔の写真、高さの低いサグラダファミリアだけがポツンとある。
産業革命からの社会構造の変化。貧富の差拡大、格差社会。
富裕層を狙った無差別テロもあった。
そんな中、サクラダ ファミリア 贖罪教会として、市民の教会として発願(キリスト教用語でなんというとのだろう)された。資金も富裕層でなく、市民が少しづつお金を出し合った。
誰でも集える教会
彫刻 悪魔の囁きで爆弾を手に取る若者、でも爆弾をちゃんと受け取るのも躊躇うような,微妙な手の形。
計画当初の世の中を反映。
サグラダファミリア 収容人員10,000人。
たくさんの柱,重量物、構造的には?どのように??
サグラダファミリアの前にガウディの実験
コロニア グエル教会
ガウディの建築物。そして模型。
逆さ吊り模型
サグラダファミリア 逆さ吊り実験
柱を紐で表現
垂れ下がった曲線
重い塔を支える構造
ガウディの作った模型
柱、天井、壁
重量計算
最も安定する構造は?
逆さにした形が最も安定した形と。
そこで生まれる曲線の美
10年近く実験に費やしたそう。
さすがNHK、逆さ吊り実験をガウディと同じ規模で再現。広いスタジオで行う。錘をつけてバランスが取れて、かつ美しい構造を探す。とてもとても根気のいる作業。
今ならパソコンで簡単に計算できるが、ガウディは手作業で計算した。枝分かれした柱。このガウディの試行は世界で初めての試み。
そして生まれる唯一無二の美しい聖堂。宗教を超えて人々の心を掴む構造物。
⑪解剖!マスターピースの感想
城田優さんが詳しく解説する内容でした。幼少期にはバルセロナ在住だったそうで、外から中から何度もサグラダ ファミリアを訪れているそうです。
世界でただ一つの建設中の世界遺産
生誕のファサード(東側の入口)
聖書の世界観を埋め尽くすほどの多数の彫刻で表現
イエスの塔 中央の塔 高さ172m
ガウディは、全体の1/4もできていない73歳の時に交通事故で亡くなりました。工事が始まってすでに140年。
未完成という尊さ
次は田中裕也 バルセロナ在住の建築家
ガウディは作るものに乗せるメッセージがあると。26歳の時から長さ3メートルの実測図を現地で作成した。彫刻もひとつひとつ手で書き写したそう。
ガウディの基本単位。170センチの身長。目の高さは地面から160センチ。そこから30度の角度で見上げて、自然に見えるように計算されているそう。これは実測図を作ることで判明したそう。
塔に掘り込まれた文字は、高さ100mの塔から173m離れた場所に立つと、1番綺麗に見えるように計算されて作られたそう。なんと!
数々の動物の彫刻は、地球の生命体を表現しているそう。
ガウディが最初に手がけた彫刻は,出入り口の近くに横たわる 亀
建物を支える,という意味があるそう。この亀は吐水口になっている。他に吐水口には、カエルや貝など水にまつわるものが彫刻されている。
倫理観のシンボル 爬虫類 カメレオンも彫刻
それぞれの生き物にそれぞれの意味
この建築家は読み解くことを喜びとしている。つまり、建物自体は完成しても、解釈の旅はどこまででも続く未完成状態と。
次の専門家。建築史家 米山勇さん
サグラダ ファミリアは、360度どこから見ても美しいと。正面がない、と。構造を体感する建築体操って?
細部の緻密な彫刻。ガウディが生きた時代は,装飾が削ぎ落とされていた。
正面がひとつのゴシック様式を超えた装飾。建築の魅力。
次の専門家 建築家 隈研吾
ガウディ設計の、七つの世界遺産
なんと、ガウディ建築 カサ バトリョ の非常階段を手がけたそう
サグラダファミリア
中に入ると包まれる光の美しさ
石で作られてるのに重くない
光の計算が緻密 時間と色の計算
人の心を動かす光の演出
東の西でそれぞれの演出
ガラスと色を変えている
森の出現のような柱と光
まるで結界と。
ガウディは病弱だったため,静かに過ごすことが多く、自然をよく観察していたといわれている。
構造としての柱というより、まるで森の中にいるかのように感じる配置。
サグラダファミリアは、森であり,楽器であると。
多くの塔に鐘がある。バルセロナ中に響く予定。
ガウディの鐘は?どんな音色を奏でる?地下からコントロールする予定とか。改めてなんとも壮大な。
次の専門家 大野和士 指揮者
2015年サグラダファミリアの大聖堂で初めての音楽会でタクトを振った。
独特の音響空間に関して
音がよく響く。
あまりき響きが良すぎて、大野和士さんは苦戦したそう。オルガニストとガチガチのやり取りをして協力してもらい、残響を計算して、綺麗に仕上げたそう。
響き方もとても独特
大聖堂のオーケストラなら、音が螺旋状に回りながら上に上がるイメージ、まるで人間が神のもとに行くイメージを感じたそう。
え?なんとびっくり‼️
音はもともと上にあがりますが、大聖堂の中を回転しながらとは!
自分を信じてやり遂げたガウディの素晴らしさ。人々の心を動かすガウディ。
⑫国際報道2026 現地取材 感想
2026年6月10日イエスの塔完成 ローマ教皇を招いてのミサ
高さ172.5m
塔の上の十字架は高さ10m どこから見ても十字架に見えるそう。
ガウディは途中から参加。
贖罪の塔
観光客に説明する地元タクシー運転手
数十年ほど前から工事のスピードが上がったそう。「生きてるうちに見られるとは思わなかった」
観光客増加、物価上昇、騒音、治安、地元民の不安。観光公害。
サグラダファミリアは地元の人から遠い存在に?このタクシー運転手は、教会の前で地元の人たちが参加するイベントを企画。人間の塔の練習に励んでいる。
栄光のファサード 門もまだ建設中
⑬クローズアップ現代 感想
着工から144年 ガウディの死去から100年
18本の塔 聖書にまつわる人物を象徴
真ん中の一番高い塔がイエスの塔
石の聖書 とも
聖書の内容を彫刻で再現
光の聖堂
天井から降り注ぐ光
東西南北それぞれの方向からのステンドグラス越しの光
全ての人を包み込む
祖母がサグラダファミリアの聖母マリアの彫刻のモデルと語る現地の女性
ガウディは自分のもとで働く職人に、虫を飼え,よく観察しろ,言ったそう。
専門家 鳥居徳敏さんが説明する、局面の美
天井からの光が、影を作らずに広がる仕組み
神の象徴
建築用語,造形
双極放物線面
三位一体
キリスト教と繋がる
話変わってサグラダファミリアのメッセージ
サグラダファミリアの企画
アフリカなどか急増するバルセロナの移民難民を特別招待するプログラム
誰でもうけいれる
民衆のための教会
ガウディの理念
今につながる。受け継がれている
移民を支援するバルセロナ市民
分断ではなく共存
光に包まれ言葉を失うアフリカ移民の青年。現地で高学歴でもまったく仕事が無く、陸路に船にと命からがらバルセロナに辿り着いたそう。
ガウディのことば
サグラダファミリアには
どこからきたかに関係なく
誰に対しても
それぞれのメッセージがある
最近色々調べている仏教の話にも通じるものを感じました。
専門家 鳥居徳敏さんの語るガウディが若い時の言葉 26歳
教会というのは全ての人 高貴な人,貧しい人,金持ち 全ての人にに開かれている
道路に面したところに建てろ
常にドアは開けておけ
と、ガウディは書き残しているそう。
6月10日のガウディ没後100年の日に行われるイエスの塔完成のミサに列席するローマ教皇レオ14世。彼が2026年6月8日 スペイン🇪🇸マドリードの国会でスピーチした内容の一部
武器は一時的な沈黙をもたらすことはできるかもしれないが、真の永続的な平和を築くことは決してできない
移民について
地域や多国間で協力し、支援を強化する必要がある
と訴えたそう。イエスの塔での教皇スピーチにも注目です。
サグラダファミリアの建設責任者コメント
教会の役割は平和を説き、
分断ではなく合意点を見出すことだ。
教会は平和を守るあらゆる活動に門戸を開いている。
教会はすべての宗教に開かれている
とも語ったそうです。
サグラダファミリアの理念
⑭キャッチ世界のトップニュース 感想
フランス🇫🇷ドゥdoux 2の放送
全体の完成までさらに10年
ローマ教皇はバルセロナの街をパレード、国王夫妻が出迎える
なんとガラス張りのエレベーターも内部に設置するとか
きっと構造が見えるのでしょうね
教皇のミサには4000人が参列
このミサには他の宗教の代表者も招いたとのこと。
NHKの現地取材は、バルセロナ在住のウクライナ🇺🇦移民にインタビュー
サグラダファミリアの建設が始まった頃
産業革命で貧富の差が拡大
仏教用語だが、ガウディの理念は衆生救済につながるのか?
移民支援団体のバルセロナ市民のコメント
