フィリピン親子留学─【#3】親子留学の目的とは?
こんにちは、サチです。
今回は、私たち親子が2026年2月に挑戦しようとしている
フィリピン親子留学の目的について書いていきます。
2025年2月、私たちは親子3人でニュージーランドへ親子留学に行きました。
そして2026年2月には、フィリピンへの親子留学を予定しています。
この流れだけを見ると、
「前回うまくいったから、また行く」
「成功体験を積み重ねている」
そんなふうに見えるかもしれません。
でも、実際の私たちの留学は、「きれいな成功体験」とは少し違いました。
期待して、信じて、それでも思うようにはいかなかった。
それでもなお、「行ってよかった」と言えるものが、確かに残った。
今回は、そんな親子留学のきれいじゃない部分も含めて、私がこの留学に何を求めているのか、正直に書いてみようと思います。
※スクール選びや航空券の準備については、
フィリピン親子留学シリーズ【#1】からまとめて読めます。
気になる方は、ぜひそちらからご覧ください。
日本でも、海外でも、不登校だった
親子留学に行くことを決めた当初、私は心のどこかで期待していました。
「日本で不登校でも、海外の学校なら通えるはず」
「環境を変えればきっと大丈夫」
そしてニュージーランド行きの航空券を購入完了した時には、
「これで、長男の不登校が解決する!!」とまで期待が膨らんでしまっていました。
学校に笑顔で通っている姿、
外国人のお友達と英語で仲良くコミュニケーションを取っている姿…
明るい未来しか見えませんでした。
今振り返ると、それは子どものためというより、母としての希望だったのだと思います。
でも現実は…
海外でも不登校。
校外へ脱走したり、教室での態度が原因で、学校から「通学拒否」を受けてしまいました。
海外に来ても、長男は学校に居場所はありませんでした。
「ここまで来てもダメなの?」という感情
ニュージーランドでその状況に直面した時、目の前が真っ暗になり、絶望しかありませんでした。
「ここまで来てもダメなの!?」
「海外なら絶対に変わると思ってたのに」
頭では、
「学校に行くことがすべてじゃない」
「この子のペースがある」
と理解しているつもりでした。
それでも、期待が大きく裏切られたような感覚は簡単には消えてくれませんでした。
ショックを受けていたのは、私だけだった
不思議なことに、ショックを受けていたのは私だけでした。
本人は、海外で学校に行かないことをほとんど気にしていませんでした。
「行きたくないから行かない」
ただ、それだけ。
その姿を見て、私は戸惑いました。
「なんでそんなに平気なの!?」
「この状況、つらくないの!?」
でも、本当に苦しかったのは、私だけだったんだと思います。

留学は、思い描いていた形とは違った
留学は、私が思い描いていた形とは全く違いました。
留学前に思い描いていた、
・語学力がグンと伸びること
・学校の中に居場所ができること
・自信に満ちた表情で帰国すること
そうした分かりやすい成果は、正直ほとんどありませんでした。
結果的に私たちは「学校に通う留学」ではなく、予想外に長くなった夏休みの中、ニュージーランドの豊かな自然やゆったりとした空気を味わうことになりました。
星が降るような夜、子どもたちと並んで空を見上げながら、
「今、この時間を一緒に味わえている」
そんな感覚に、胸が静かに満たされていったことを覚えています。

子どもたちは世界の広さや美しさを、体で受け取ってくれたと思います。
「学校に行けたかどうか」では測れない体験がそこにありました。
あの夜の星空を思い出すたびに、私は今でも、
「この留学は、失敗じゃなかった」とはっきり思えるんです。
そして、確実に残ったもの
帰国してしばらく経った頃、少しずつ気づいたことがあります。
英語は「勉強しなきゃいけない授業科目」ではなく、世界では普通に使われている言葉として、子どもたちの中に残っていました。
外国人と話すことも、
海外で生活することも、
「特別」や「怖いこと」ではなくなっていました。
YouTubeで海外の動画が流れると、
「次はここ行ってみたい」
と、自然に口にするようにもなりました。
成果としては見えにくいけれど、世界との境界線は確実に薄れたと思います。
親の思惑は外れた。でも、目的は変わった
私が密かに期待していた
「学校で英語力やコミュニケーション力を身につけてほしい」
という思惑は完全に外れてしまったので、
次に親子留学に行くなら目的を変えようと思いました。
・学校に通わせることをゴールにしない
・英語を「勉強」ではなく「使うもの」にする
・地球を感じ、味わうこと
・そして、私自身も英語を学ぶ
そう考えるようになりました。
7年前に一度諦めた場所へ
そこで思い出したのが、7年前に一度検討していたフィリピンの DETi というスクールでした。

英語を学ぶ環境としてとても魅力的に感じましたが、当時は次男がまだ0歳で、飛行機の乗り換えがあるスクールへの留学はあまりにもハードルが高かった。
でも今なら、子どもたちも成長し、私自身も「失敗してもいい」と思える。そう感じて、満を持して申し込みました。
ありがたいことに、子どもたち2人とも今回のフィリピン留学を楽しみにしています。
親子留学は、子どもだけの挑戦じゃない
今回の親子留学の目的は、
子どもたちにさらに広い世界を知る機会を渡すこと。
それは、間違いありません。
でも同時に、「私自身が海外で英語を使いながら学びたい」という気持ちも、はっきりあります。
正直に言えば、子どもたちには「付き合ってもらっている」部分もあります。でも、それでもいいと思っています。
迷いながら進む姿を見せたい
完璧な母でいることよりも、迷いながらでも、自分で考え選び続ける姿を見せたい。
3歩進んで3歩戻ったとしても、それでも立ち止まりながらまた一歩進む。
「思い通りにならなくても、生きていける」
「正解じゃなくても、世界は続いていく」
親子留学を通して、私自身がまず、その感覚を体で理解したように思います。
だからこそ、この先も迷うことはきっとあるけれど、迷うこと自体を「失敗」だとは思わなくなりました。
それは、この経験がくれた、一番大きな変化かもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
次の#4では、どんな時間を過ごしたいのか、そして、あえて期待しないと決めたことについて、もう少し具体的に書いています。
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