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フィリピン親子留学─【#13】親子留学をただの「思い出」にしないために

こんにちは、サチです。

我が家は、2026年2月に3週間、フィリピンへ親子留学に行ってきました。
正直に言うと、帰国してからもしばらく頭の中が南国でした。

天井にシーリングファンが回っていて、窓の外には風に揺れるココナッツの木、そして絶え間なく聞こえる波の音。。。南国だわぁ。。。

でも、日本での日常は容赦無く再開します。
長男の学校だよりをチェックし、PTA役員の承認メールを返信。
次男の幼稚園の発表会があるので、集合時間の確認とビデオの充電。

そしてふと気づきました。
このまま何もしなければ、留学が「楽しかった思い出」で終わるな、と。

それだけは、なんか違う。

写真を眺めて「楽しかったね」で終わらせるには、あまりにも意味のある3週間でした。


留学は、放っておくと消える

日本は、やっぱり快適です。
水道水を警戒する必要はないし、ごはんは最高に美味しいし、買い物はピッ!で済むし、番犬飼わないで済むし、何より言葉が通じる。

生活は、驚くほどすぐに元通りになります。
英語に触れなくても困らないし、海外の話をしなくても毎日はちゃんと回る。

だからこそ、怖い。

あの経験は、意識しなければ「ちょっと特別な春休み」に回収されてしまう。
それはそれで悪くないけれど、私はあの3週間を、ただの思い出にはしたくなかった。


「楽しかったね」で終わらせない4つの裏作業

親子留学を、感動の思い出ではなく「資産」にする。
ちょっと大げさかもしれないけれど、私はそう決めました。

ニュージーランドの親子留学の時には、Facebookで繋がっている友達限定で毎日ストーリーズを公開していましたが、振り返ってみると「ただの日記」で終わっていた気がします。
なので今回は、意識的にやったことがあります。


① 体験を言語化する

留学が決まった時から始めたnoteでの「フィリピン親子留学シリーズ」。

ただの旅行記ではなく、これから親子留学を考える人が「具体的にイメージできる」「考えるきっかけになる」記録として残したいと思いました。
書いていると、自分でも「ああ、あれはこういう意味だったんだ」と整理されていく。

言語化って、本当にすごい。

書かなければ、体験はただの記憶で終わるけれど、書くことで「考え」に変わる。

これはもう、私の性格的にもやらないと気が済まない(笑)。


② 英語を“教科”ではなく“道具”として伝える

長男にこう言いました。
「もっと英語が話せたら、先生とのおしゃべりも、買い物も、もっと楽しめたかもしれないよね」
責めるつもりは一切なくて、むしろ逆。
フィリピンでの“惜しい感覚”を、未来の動機に変えたかった。

英語はテストのための科目じゃなくて、世界を広げるツール。

本人が体験しているからこそ、その言葉はちゃんと届いたような気がします。

「勉強しなさい」より、何倍も強い。
そもそも、うちの長男に「勉強しなさい」と言ったところで右から左でしょうし…

次男も、ひらがなを完璧に読めるわけではないのに、お菓子のパッケージの「NeRds」を読もうとしていたあの姿は、今も忘れられません。

体験は、学びのスイッチを押す。


③ 年1海外を前提に、お金を設計する

ここが一番現実的で、一番大事なところ。

親子留学は、間違いなく価値があった。
だったら、年1回は海外へ行く前提で人生を組み立てる。
夢として語るのではなく、前提にする。

そうなると当然、お金の話になる(シビア〜)。

ビジネスの設計を見直す。
出費の優先順位を考える。
無駄なモノを手放す。
「なんとなく使っているお金」を問い直す。
留学を“特別な出費”にしない。
未来の選択肢を広げるための投資として扱う。

「海外に行けたらいいな」ではなく、「行く前提で稼ぐ・貯める」。


④ 環境を動かす

夫や両親にも伝えました。
「親子留学、本当に有意義だった。また行きたいと思ってる」

宣言って、大事です。

言うと、自分も本気になるし、周りも心づもりできる。
次の候補国を探し始め、各国に住むnoterさんをフォロー。
そしてパッキング動画まで見ている私。(気が早すぎ?笑)


私が残したいのは、「世界は選べる」という感覚

英語力そのものも大事だけれど、私が一番残したいのは、「世界は日本だけじゃない」という実感。

自分が生きやすい場所を探していいという許可。
違いを怖がるのではなく、面白がれる視点。
そして、日本の素晴らしさをちゃんと認められる目。

親が挑戦する姿を見せ続けることも、そのひとつ。

教育って、結局、言葉より行動だと思うから。


思い出で終わらせないために

思い出にするのは、簡単です。
写真を見返して、「楽しかったね」と言えば、それで完結する。

でも私は、あの3週間を、子どもたちの未来の選択肢に変えたい。
そして、私自身の人生の続きに、ちゃんと組み込みたい。

親子留学は、ゴールではなく通過点。

あの体験を次の一歩に変えるかどうかで、「思い出」か「資産」かが決まる。

私は、資産にします。

少なくとも、年1海外を前提に✌️


最後まで読んでいただきありがとうございます。

今回書いたことは、いわば「留学を思い出で終わらせないために、帰国後にやったこと」。でも実は、やってみて分かった「これはやらかしたな…」と思うこともいくつかありました。

次の【#14】では、そんなリアルな反省ポイントを書いてみようと思います。

👇「フィリピン親子留学」シリーズをマガジンで読めます

このフィリピン親子留学の記録をもとに、Kindle本『フィリピン親子留学のリアル〜3週間で起きた子どもたちと母の変化〜』を出版しました。
noteでは断片的に書いてきたことを、「思い出」で終わらせず、一冊の流れとして残したいと思い、書き下ろしの「はじめに」「あとがき」「まとめ」「Q&A」も加えてまとめています。

シリーズをまとまった形で読みたい方は、こちらもどうぞ。


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