ソフトバンクは「AI帝国の持株会社」へ:OpenAI・Ampere・ロボティクス買収で見える“ASI戦略”の全体図
2026年1月1日を迎えた今、世界のテクノロジー産業地図は、わずか1年前には想像もし得なかった形で塗り替えられました。その震源地にいるのが、日本のソフトバンクグループ(SBG)です。かつて「インターネット企業」としてブロードバンドを普及させ、「投資会社」としてユニコーン企業を乱立させた同社は、2025年を通じて全く異なる形態へと進化を遂げました。それは、孫正義会長兼社長が長年提唱してきた「ASI(Artificial Super Intelligence:人工超知能)」を実現するための、垂直統合型の「産業設計者(Industrial Architect)」としての姿です。
なぜ今、SBGの動きを詳細に読み解く必要があるのでしょうか。それは、同社が2025年に行った一連の資本配分が、単なるポートフォリオの組み換えではなく、AI産業における「川上(半導体・エネルギー)」から「中流(基盤モデル・インフラ)」、そして「川下(ロボティクス・サービス)」までを一気通貫で支配する、巨大なエコシステムの構築を意図しているからです。
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